メチャリッチとは (メチャリッチとは) [単語記事]

概要

物語序盤、オーレ地方の港町・アイオポートにて初登場。主人公一行と荒くれ者・ザクスカとの喧嘩を仲裁すべく、割って入ってきた。忠告を聞かないザクスカに対し、彼の用心棒・アルドスが一撃でポケモンバトルに勝利。バトルが終わるやいなや颯爽と去っていってしまう。

名前のとおり、めちゃくちゃお金持ち。アイオポートに寄ったのも、豪華クルーザー旅行の一環だという。坊主頭のメガネ、福耳、ニコニコした表情、紫のマントなど、好々爺らしい雰囲気を醸し出しており、実際に出会った人たちからの印象もかなり良い。

用心棒のアルドスとエルデスを引き連れている。先述のとおりかなりの実力者だが、その正体は一体……？

この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

その正体は、悪の組織・シャドーの総帥であるデスゴルド。前作で壊滅したシャドーを復活させた上で、リライブできないダークポケモンの創造、ダークポケモン部隊による世界征服を目論んでいた。物語序盤に主人公たちを助けたのも、道のど真ん中でダークポケモンを見せびらかしたザクスカへの制裁が目的だった。

名前の由来は「death（死）」「gold（金）」という物騒なもの。ニコニコしていた糸目も開眼し、金色の瞳をギラギラとさせている。ゲームのポケモンシリーズにおいて、初めて「死ねい！！」という暴言を吐いた人物でもあるらしい（初代の「しねしねこうせん」などを除く）。

所持しているポケモンは6体（直前のダーク・ルギア戦を含めると7体）で、そのすべてがダークポケモンという陣容。また伝説の三鳥を始めポケモン自体の種族値も高く、彼らの高火力のダーク技に多くのプレイヤーが苦戦を強いられる。ただし前作のラスボスがほぼレベル60以上のポケモンで揃えられていたのに対し、本作はレベル50以下と抑えめになっている。

ポケモン	レベル	技
ルギア（ダークポケモン）	Lv.50+	ダークブラスト	ダークダウン	ダークウェザー	ダークストーム

本作のタイトル・パッケージデザインにも採用されているポケモン。「リライブ不可能」と謳われており、外見も通常のルギアとは異なっている。命中率100の個体技「ダークブラスト」も非常に強力。捕捉率も低く、普通に捕まえようとすると苦戦を強いられる。……のだが、大半のプレイヤーがここでマスターボールを使うため、大して話題にならない。

多くのプレイヤーにとってはここからが本番。6体すべてがダークポケモンという、シリーズ初めての離れ業を披露する。高種族値のポケモンを多く採用しており、彼らが放つダーク技はかなり強力。しかもスナッチしようとすると、捕捉率の低い伝説の三鳥が立ちふさがる。

普通に倒すなら、ある程度リライブゲージを減らしたダークポケモンを引き連れ、相手のダーク技を半減&通常技で殴るのが筋か。ただここまでたどり着いたプレイヤーなら、正攻法でも比較的楽にクリアできるかもしれない。スナッチをするのであれば、直前の戦闘で捕まえたダーク・ルギアを盾にしてターン数を稼ぎ、タイマーボールを投げるのが得策。また1度倒してしまえば何度でも再戦できるので、1戦1体コツコツ捕まえていくのもアリ。

1回倒した後、再戦したときの所持ポケモン。サイドン→ライボルト、ファイヤー→オオスバメといった具合に、スナッチしたポケモンは通常のポケモンと入れ替わる（スナッチしていないポケモンはそのまま）。

メンバーの半数がでんきタイプを苦手としているが、ライボルトの特性「ひらいしん」で直撃を回避する守り、「じしん」+ひこうタイプで相手にだけダメージを与える攻めが強力。ただし技構成がほぼ攻撃技だけなので、その分相手の行動は読みやすい。またでんきタイプだけではなくこおりタイプも半数が苦手としているため、そちらで攻めるのもアリ。