メテオ・ドラゴンとは (メテオドラゴンとは) [単語記事]

メテオ・ドラゴンとは、

である。

概要

通常モンスター
 星6/地属性/ドラゴン族/ATK 1800/DEF 2000
宇宙の果てから地球におちてきた、流星のドラゴン。
※遊戯王カードWiki より引用

攻守バランス型により、レベルが高く上級モンスターになってしまっている通常モンスター。
それだけならば初期の頃に多く存在するが、このカードは《真紅眼の黒竜》と融合し、攻撃力の高い《メテオ・ブラック・ドラゴン》となる事ができる特徴を持つ。

《真紅眼の黒竜》を融合素材とするライバルとしては、《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》の素材となりステータスの高い《デーモンの召喚》が存在する。
また《メテオ・ブラック・ドラゴン》の融合召喚を行うならば、融合素材代用モンスターを使用すると言う選択肢もある。
このカードならではの利点としては《一族の結束》を妨害せず、《未来融合－フューチャー･フュージョン》で《Ｆ・Ｇ・Ｄ》を指定する事で一気に墓地へ送る事が可能である（2012年から3年以上、未来融合が禁止カードとなっていたため、長い間このような運用はできなくなっていたが、エラッタされたうえで復帰してからは、一応可能となった）。
《デーモンの召喚》にも言える事だが、《闇の量産工場》により回収が容易なのも嬉しい。
《一族の結束》を採用しないならば、上記のカードを併用する事で《真紅眼の黒竜》の可能性を引き出しやすくするのも良いだろう。《融合準備》など、相性の悪くない新規サポートカードも増えている。

ちなみにこのカードは遊戯王OCGが初出では無く、1999年に公開された劇場版アニメ「遊☆戯☆王」および過去にバンダイから販売されていた遊戯王カードとして登場していた。
そちらでのカード名は《メテオドラゴン》であり、「・」が存在しない。

現在では、「ドラゴン族の通常モンスター」として聖刻の効果により特殊召喚可能と言う利点も生まれた。
《エレキテルドラゴン》や《エメラルド・ドラゴン》等、より攻撃力が高いレベル６も存在するが、同条件の中では《ラブラドライドラゴン》に次いで守備力が高い。ラブラドライの場合、《おもちゃ箱》の対象になる代わりに《融合準備》の恩恵を受けない点、チューナーである点など、このカードとの相違点が複数みられ、差別化も難しくない。

現在は絶版である所が残念だが……2016年に発売されたパック「インベイジョン・オブ・ヴェノム」にて、このモンスターのデュアル版である《真紅眼の凶星竜−メテオ・ドラゴン》が登場している。そのほかにも《メテオ・ブラック・ドラゴン》のリメイク版となる融合モンスターも登場しているため、こちらを代わりに使用するのもいいだろう。

火文明　(7)
クリーチャー：アーマード・ドラゴン　6000+
パワーアタッカー+4000
W・ブレイカー

フレイバー・テキスト
全身の武器ひとつひとつが、国すらも滅ぼす力を秘めている。

※DuelMasters Wiki より引用

デュエル・マスターズ第１弾に登場した、火文明のスーパーレア。
レアリティは高いものの、性能は初期のスーパーレアに良く見られる準バニラのファッティでしか無い。
特に能力を持たない準バニラは戦術的価値に乏しく、デュエル・マスターズ界では遊戯王の同名カードより悲惨な境遇と言える。

……初登場時点ですらこの有様なので、未来での扱いも想像に難くない。
しかし不遇扱いの最大の要因は、デュエル・マスターズ(漫画)にて活躍した同弾のベリーレア《ボルシャック・ドラゴン》の存在であろう。
そちらは上記の様に１マナ軽く、基礎パワー6000のＷ・ブレイカー持ちであり多少は（《メテオ・ドラゴン》よりは」程度であるものの）マシであった。
さらには主人公の切り札として抜擢され、その後もボルシャックの名がカテゴリ化する等大きく優遇されている。
背景ストーリーでも、初登場時は目立った活躍が無かったものの「覚醒編」で《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》となる活躍を見せた。
一方このカードは当の昔に絶版であり、完全上位互換はこのカードと特に縁も無い《アルティメット・影虎・ドラゴン》……

一応活躍が存在しない訳では無く、デュエル・ジャック！！では主人公をデュエル・マスターズに目覚めさせるきっかけとなったカードとして登場した。
しかしこの漫画は実物のカード準拠のため力不足な《メテオ・ドラゴン》は１話でリストラ、さらにギャグ要素の強い4コマでは何度も酷い目に会う事に。
（´・ω・）ｶﾜｲｿｽ