私が幼い日々を過ごした、第二のふるさと
「惑星ゼーベス」・・・今や魔の巣くつと化した
この星への、私のファーストアタックとなった、
通称「ZERO MISSION」
その戦いの全てを、今ここに語ろう・・・
― サムス・アラン ―
メトロイド ゼロミッションとは、任天堂からゲームボーイアドバンス向けに発売された2Dアクションゲームである。
Wii Uのバーチャルコンソールで配信されている。
メトロイド ゼロミッション | |
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 2Dアクション |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス Wii U(VC) |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2004年5月27日 |
価格 | 4,571円(税別) VC:715円(税込) |
対象年齢 | CERO:A |
その他 | |
|
|
ゲームソフトテンプレート |
1986年にディスクシステム向けに発売された初代『メトロイド』のリメイク作品。リメイクといえど内容はかなり変わっており、新作と言っても差し支えない出来となっている。
前作『フュージョン』はテキストによる指示が多く、行動ルートがほぼ固定されていたのに対し、今作は自由度が高めで、装備アイテムをほとんど取らなくてもクリアできるようになっている。入手アイテムを限定してクリアするのも今作の醍醐味の一つ。公式もアイテム低入手率クリアを推しており、入手率15%以下でエンディングが変化する仕様となっている。
リメイクするにあたって、様々な便利機能が追加されている。『スーパー』から追加されたオートマッピング機能はもちろんのこと、鳥人像の上に乗ると次に行くべき場所が分かるヒント機能が搭載されているため、かなり迷いにくくなった。難易度も選べるため、『フュージョン』と並んで初心者にオススメの作品である。
また、今作にはリメイク元にはない第2部が新たに収録されている。ミッション終了後、スターシップで飛び立ったサムスは、パワードスーツを脱いで一息ついたのも束の間、スペースパイレーツの残党によってスターシップが撃墜されてしまう。辛くも脱出に成功するものの、残されたのはパワードスーツの下に着込んでいた保護スーツと、護身用の麻痺銃だけだった。ミッションで疲弊した彼女の精神は、強靭な精神力を必要とするパワードスーツ装着を維持できなかったのである。
スターシップとパワードスーツを失い、いわゆる「ゼロスーツサムス」の状態となった彼女は、活路を求め敵の母艦に潜入を試みる。ゼロスーツサムスは、機敏ではあるものの戦闘力は皆無であり、敵に発見されると逃げるしかない。対SA-X戦を発展させたような鬼ごっこゲームは、2D版メタルギアと表現することもできるだろう。どう頑張ってもバレる時はバレるけど。
ゲームをクリアすると、NES版(海外版)の初代メトロイドがプレイできるようになるお得な特典が付いている。また、『フュージョン』と通信ケーブルを介して通信すると、フュージョンのギャラリーにある全てのイラストを閲覧できるようになる。
コスモ歴2003年、銀河系では各惑星の代表者からなる「銀河連邦」が設立された。異文化間の交流が盛んに行われ、多くの星間連絡船が行き来する繁栄の時代を迎えていた。しかしその一方で、連絡船を襲うスペースパイレーツ(宇宙海賊)の登場が、銀河の平和を脅かし始めていた。銀河連邦軍および連邦警察が、その制圧にあたっていたが、神出鬼没かつ凶暴なスペースパイレーツを、この広大な宇宙において確実に取り締まることは、事実上不可能であった。そこで連邦当局は、腕利きのバウンティハンター(賞金稼ぎ)を雇い、スペースパイレーツと戦わせたのだ。
コスモ歴20X5年、深刻な事件が起きた。「惑星SR388」で捕獲された、未知の生命体を搬送中の銀河連邦の調査船が、スペースパイレーツに襲われたのだ。彼らの目的は、生命体の略奪だった。「メトロイド」という名を持つ、その浮遊生命体は、他の生物に取り付き、生態エネルギーを吸い尽くすという危険な生物であった。しかもβ線の照射により爆発的に増殖させることが可能だという。銀河の謎とされている惑星SR388の滅亡に、この「メトロイド」が起因したであろうという推測は、ほぼ確実視されていた。
「メトロイド」がスペースパイレーツの手によって増殖され、生物兵器として使われるようなことになれば、銀河文明壊滅の危機は避けがたい。連邦警察は必死の捜索の末、スペースパイレーツの本拠地「要塞惑星ゼーベス」を発見、銀河連邦軍が総攻撃を行ったが、スペースパイレーツの激しい抵抗にあい、攻め落とすことはできなかった。地下要塞の中心部では、メトロイドを増殖させる準備が着々と進められているらしい。
連邦当局は最後の手段として、一人のバウンティハンターをゼーベスの内部に侵入させ、要塞を集中管理している機械生命体「マザーブレイン」を破壊する作戦を決定した。選ばれた宇宙戦士の名は「サムス・アラン」。銀河最強のバウンティハンターと呼ばれ、不可能と思われる数多くの事件を解決してきた人物ではあるが、その正体は、まったく謎に包まれていた。
単身ゼーベスへの潜入に成功したサムス・アラン。実はこの惑星ゼーベスは、幼き日のサムスが育った場所であった。様々な想いを秘めて、任務を遂行するサムスを待ちうける、マザーブレインの罠。サムスは無事任務を全うし銀河の秩序と平和を守ることができるのだろうか?
取扱説明書より
全部で8種類。
種類 | プレイ時間 | アイテム回収率 | 難易度 |
---|---|---|---|
1 | 4時間以上 | 16%~99% | ノーマル/ハード |
2 | 2時間~4時間未満 | 16%~99% | ノーマル/ハード |
3 | 2時間未満 | 16%~99% | ノーマル/ハード |
4 | 2時間以上 | 100% | ノーマル/ハード |
5 | 2時間未満 | 100% | ノーマル |
6 | 2時間未満 | 100% | ハード |
7 | 制限なし | 15%以下 | ノーマル |
8 | 制限なし | 15%以下 | ハード |
掲示板
5 ななしのよっしん
2021/11/27(土) 17:26:27 ID: M51S9OW+eu
アザーMやプライム3のプロローグでスーツONに出来たのってサムスのメンタルが充電完了状態だったからって解釈で良いんだよね?
記事にも書いてあるけどミッションで疲弊して精神面がバッテリー切れ状態だったからスーツ着れなかったと
6 ななしのよっしん
2023/10/13(金) 15:11:15 ID: i5T49BYBgt
無敵の永久機関と思われがちだけど、サイコガンと同じで精神力を消耗しているからね。
サムス自身も決してスーツの性能を頼りに正面突破するような脳筋ではなく、ゼーべスには海賊本隊の不在を突いて潜入している。
今後ゼロミッションのように、長期間にわたる作戦の開始ポイントまで戦闘と高エネルギー反応の検知を避けて生身で潜入するようなシチュエーションがあっても今更驚かないな。
連邦時代~ゼロミッションまでのサムスを描いたっても良いしね。
精神面が未熟で伝説のパワードスーツも持っていない反面、連邦製の兵器は豊富に扱えるからゼロミ以降のサムスとは切り分けて共存できる。
7 ななしのよっしん
2023/11/10(金) 11:45:25 ID: i5T49BYBgt
さらにメタい話をするなら、もしサムスのために鳥人族が遺したとされるアイテムの初出がゼーベスである場合、駆け出し時代のサムスには戦闘のスーツ/潜入の非スーツを変身ヒーローのように切り替えるだけの理由がある。
冗談のように聞こえるけど、合理性はあるんよね。実際サムスのバイオスーツは"変身"だし。
ゼーベス突入時点のスーツだと、戦闘面では格納庫前の黒ゼーベス星人2体ですら手強いボスになる。(タンク類が最大でも。このゲーム内バランスは、海賊本隊との交戦は避ける予定だった当初のプランとも整合する。)
移動面ではジャンプが低い・自重で崖に捕まれない・狭い地形に入っていけないという戦闘志向の漢設計なので、海賊本隊がひしめく場所への潜入には向かない。
残党ではない宇宙海賊とバチバチにやり合ってた戦争の時代も実はゼロミ前なんだよね。その頃には海賊に占拠された有人惑星での任務(マガジンZ漫画版)も多かっただろうから、生命維持装置がない生身で活動する機会も少なくなかったろうな、と。
これは単なる妄想…ではなく、アザ
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最終更新:2024/04/26(金) 00:00
最終更新:2024/04/26(金) 00:00
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