メドーサボールとは (メドーサボールとは) [単語記事]

メドーサボールとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。

ドラゴンクエストII

DQ2に登場したモンスターで、無数の蛇でできた球体状の中央に目が一つがある。上位種にゴーゴンヘッドがいる。

ドラゴンの角などに出現。メドゥーサというと石化をイメージするが、ドラクエに石化なんて状態異常はないので、かわりにラリホーを唱えて眠らせてくる。その他、FC版では2回攻撃を、スーパーファミコン版ではルカナンを唱えてくる。

DQ2当時は能力こそ厄介で、至って普通の雑魚敵だったのだが…

ゲームボーイ版時代の作品（テリーのワンダーランド、マルタの不思議な鍵）では悪魔系×ドラゴン系で作ることができる。習得技は「マヌーサ」、「ルカニ」、「えだはらい」。
配合素材から分かる通り、これらの作品では作り出すのがえらく簡単なモンスターなのだが、そんなポジションにも関わらず、更にアンドレアルやグレイトドラゴンを血統にした上で配合を行うと、多数の首繋がりなのか、何故かDQ3の中ボスであるやまたのおろちを作り出す事が出来てしまう。
なお、やまたのおろちはステータス面も言わずもがな。ドラゴン系モンスターの中でもなかなかの強者である。

なぜ、簡単に作り出せる上に元々は普通の雑魚だった彼がやまたのおろちの素材になるのかツッコミはさておき、そのやまたのおろちは更にスカイドラゴンを血統にして配合すると、「テリー」における最強クラスのドラゴン族モンスターであるしんりゅうを作り出す事が出来る。
そして、そのしんりゅうもオリハルゴンやりゅうおう（変身）、デスピサロといった様に、実に様々なレアかつ超強力なモンスターへと派生していく事になる。
そういった意味でも、彼はモンスターズ出演の際に大出世を果たしたと言っても良いだろうか？

その様な点や劇場版ダイの大冒険での活躍を反映しているのか、後にニンテンドー3DSにて発売されたテリーのワンダーランドのリメイク版で久々のモンスターズシリーズに再登場した際には、どういうわけか、何と3枠使用の巨大モンスターへと変貌を遂げている。どうしてこうなった。
極端な変貌ぶり故に、事情を全く知らない当時のプレイヤーが事前にスマホなどでDQ2を一度遊んでから初めてリメイク版テリワンをプレーした際には「?」と思ってしまいがち。

詳細

地震の元凶　石化をあやつる乙女

ハーゴン教団に所属し、オッカムル教区の総督を担当。

かつてゴルドンに愛していた乙女だったが、片思いでゴルドンに相手されなかったため、それに怒りゴルドンと鉱石を石化させ、オッカムル島の地に地震を発生させていた。

ゴルドンはビルダーと荒くれたちの頑張りでゴールドマンに戻れたが、ゴルドンよりも輝いていたペロを石化させ、地下深くに潜り込んだ。

戦闘の際は石化光線で攻撃してくるが、ゴルドンにつけさせたみかがみのこてで跳ね返すことで石化し、攻撃することができる。