モナーク(アズールレーン)とは (モナークとは) [単語記事]

「お初にお目にかかる。私は戦艦・モナークだ。ふん、この一度捨てられた身にまで助けを求めるとは…ロイヤルはもうそこまで落ちぶれているのか？」

モナーク(アズールレーン)とは、STG アプリ『アズールレーン』の登場キャラクター、KAN-SENである。
イギリス海軍において、キング・ジョージⅤ世級戦艦（2代目）の設計案の一つであった戦艦モナーク(Monarch)をモチーフにしている。

指揮官、私の概要は必要か

ロイヤル所属の戦艦。レアリティはPR。CV:沢城みゆき

WoWs コラボに伴って実装された新システム「開発ドック」により建造することができるKAN-SEN。彼女の他にも重桜戦艦「出雲」やアイリス重巡洋艦「サン・ルイ」など、WoWsで計画艦として位置付けられている艦船が同システムで建造できる。

「開発ドック」で開発を始めるためには指定された条件を満たす艦船を事前に集める必要があり、彼女の場合の条件は「図鑑のロイヤル主力艦登録数が10以上」であること。2018年 5月14日現在におけるイベント限定を除いたロイヤル主力艦の総数は14人であり、そのうち海域ドロップ艦は10人であるため、建造せずとも通常海域を攻略しているだけで必要な分の艦種は集まるようになっている。^[1]主力艦に属する計画艦はステージクリアボーナスの関係で任務達成に必要な経験値が集まりやすいため、入手自体は比較的容易。2020年 7月からは空母も含めた主力艦隊全てで経験値を集められるため、さらに容易になった。ただしブリを使った強化ができないため、育成には時間がかかる。

オレンジ色の長髪に軍帽を被った騎士然とした女性。白地の軍服の上に黒のコートを羽織り、手には指揮杖らしき銀色の杖を持っている。装備している艤装は同型艦のものよりも一回り大きく、モナーク（君主）の名に恥じない威容を醸し出している。更に黒のニーソックスと白のスカートに挟まれた絶対領域がすばらしい。声優がFGOのモードレッドと同じなため、中の人繋がりで一部の指揮官に「モーさん」と呼ばれているとかいないとか。

そんな彼女の内面は、毅然とした容姿通りに勝気で向上心が強く、自らこそ「最優」のキング・ジョージV世級戦艦と信じて疑わない。しかしその反面、ことあるごとに自身の必要性をアピールしたり、失敗ボイスで捨てられるのではないかと心配したりと、自身が無価値と思われることに強い恐怖を抱いているらしい。強気な女性が弱味を見せる展開は大好物です。

計画の途中で破棄された恨み辛みを持っており、特に史実で建造された同型艦（PoWとDoY）に対しては愛憎混じったコンプレックスを抱いている。拗ねているとも言う。ただし王家に対しては自身への仕打ちに思うことはあるものの、忠誠を失ったというわけではないようだ。

一方で指揮官に対しては「自分に初めて期待を寄せてくれた人間」として感謝し、「私にとって、この世界のたった一つの特異点」として特別視している。好感度が上がると共に親愛も深まっていき、更にケッコンにまで至ると……その先は是非とも自分の目で確かめてみてほしい。

2018年 9月14日のアップデートで、着せ替えスキン「ホワイト・ウォリック」が実装された。特別計画艦としては初の着せ替えである。同時期にアズールレーンは1周年記念イベントが行われ、多くのKAN-SENに記念のパーティーシリーズの着せ替えが実装されたが、なぜかこのモナークだけはそれらのシリーズからは除外されている。

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 https://twitter.com/azurlane_staff/status/1038372796076711936

いずれにしても、通常販売であるのでいつでもショップに行けば買えるにゃ。

2019年 1月31日のアップデートで、旧正月の着せ替えスキン「ブラック・ジェラード」が実装された。名前の通り、上記の白いドレスとは対象的な黒系のチャイナドレスである。スリットから覗くおみ足がフェチ度抜群。

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こちらは旧正月期間の限定販売なので、欲しい指揮官は急ぐことにゃ。

性能に関する項目だ。指揮官、確認するがいい

エンドコンテンツによる入手とあって、ステータス・スキル共に非常に優秀。特にロイヤル所属艦のため、クイーン・エリザベスを基軸にしたロイヤル艦隊に組み込みやすい。一方でスキルの一部が耐久依存のため、短期決戦を強いられる演習は不得手。

スキル1:帝王の威圧
主砲発射時40%（70%）で特殊弾幕を発動し（威力はスキルレベルによる）、命中した敵を6秒間、20%（40%）減速させる

スキル2:力戦奮闘
耐久が1%下がるごとに装填が0.6(1)アップ；耐久が20%以下になった時、8秒間、2秒ごと上限の3%回復する。一度の戦闘では一回しか発動できない

スキル3:対セイレーン特化改修Ⅰ
自身のセイレーンへのダメージが5%アップ

スキル1「帝王の威圧」は相手艦の速度を低下させるデバフスキル。似たものにDoYの「血煙の協奏曲」がある。確率での発動ではあるものの、弾幕がフッドの「グローリー・オブ・ロイヤル」に似た挙動をするため相手艦に命中させやすい。重桜爆撃機を搭載した空母や雷撃に特化した前衛艦などを手動で操作すれば、足が遅くなった相手に対して大ダメージを叩き出すことができる。

スキル2「力戦奮闘」は自己バフと回復を兼ね備えたスキル。フェニックスの「真紅の不死鳥」に近い効果を持つ。バフしながら耐久戦ができるため土俵際に強い。特に高難度の通常海域においてはかなりの生存率を期待できる。装填の上昇はスキル1の発動のしやすさにも直結するため、優先的にレベルを上げるといいだろう。

私を選ばなかったことがどこまで愚かなのか……
この世界に知らしめてやる（史実）

モナークはキング・ジョージⅤ世級戦艦の暫定版の一つである。従来の戦艦よりも速力があり、分厚い水平装甲を備え、更には両用砲を採用しているなど、次世代戦艦としての特徴を有していたようだ。仮に建造されていればPoWやDoYの先輩にあたる艦になっていたかもしれないことから、ゲーム内でも二人のことを妹のようなものとして認識しているらしい。