モルド・ゲイラとは、任天堂GCソフト「ゼルダの伝説 風のタクト」に登場するボスモンスターである。
ゲーム後半のダンジョンである「風の神殿」の最後に待ち構えるボス。公式での二つ名はジャイ・ハーラと同じく「封印の守護者 モルド・ゲイラ」だが、どっちかというと封印している側。最終ダンジョンの「ガノン城」でもボスラッシュエリアの一体として登場。
横に開く口を携えた異形の頭部とエイやマンタのような胴体、そして作中屈指の巨体が小さく見えるほどの長大な尾を持つ。「モルド」の名を持つ通り砂に潜るキャラ。
戦闘時には頭だけを砂から出しつつ地形をくぼませ、落ちてきたリンクをアリジゴクのように捕食(?)し砂の中に引きずり込んでくる。が、この時弱点である舌もチロチロさせているので、捕食を恐れずある程度近づいた後、フックショットで引っ張っては切り刻もう。
ちなみに引っ張った舌を更に引っ張ることもできる。延々と伸ばし続けるとモデリング構造が丸わかりになってしまったり。
ダメージを与えると幼体らしき雑魚を放出し、邪魔をするよう仕向けてくる。頭部が弱点なので早めにフックショットで引きずり出して処理しよう。剣だと2ヒット必要だがハンマーだと一撃。回復用のハート補充要員でもある。
開幕ムービーの他、ダメージを与えた時に砂から飛び出して空中を飛翔することがある。L注目でいい感じのアングルを維持できるが、砂に戻る時はリンクに向かって突進してくるし当たれば当然ダメージも受けるので注意。
この時も舌を引きずり出して攻撃できるのだが、成功すると空中で身もだえする。バグ制限RTAでは禁止テクニックになっているらしい。
見事HPを削りきると悲鳴をあげながら飛び出し、砂と化した末に尻尾から爆発して消滅する。イヤヤモウの幻聴が聞こえる。しかしこの時、稀にフリーズバグが発生する。撃破BGMが聞こえなかったら腹をくくろう。
フィギュア用の写真だが、アリジゴク状態の時に頭と舌が収まるように撮影すればOK。飛んでいる姿を撮らなくてもしっかり全身を作成してくれる。幼体もオマケでついてくる。
万が一撮り逃してしまっても、ガノン城の再戦時にもう一度撮影チャンスが巡ってくる。
戦闘中に流れるBGMはシリーズ屈指の名曲と言われている。作曲は若井淑氏。ゼル伝では割と珍しく和風な笛の主旋律と、イントロの「チキチキチキチキチキ……」という音が印象的。ガノン城で再戦する際はエレキオルガンが異彩を放つ怪しげな曲調になっている。
後に風のタクトのリンクが『トゥーンリンク』として参戦した、大乱闘スマッシュブラザーズXでも原曲仕様でBGMが採用されており、トゥーンリンクのホームステージ『海賊船』で流れることがある。
スマブラforでは『海賊船』ステージ自体はWiiU版の追加DLCとして復活したが、残念ながらBGMは復活せず。
スマブラSPでは新規アレンジとして登場。こちらは打って変わって、ループ後半で大胆に転調を挟む壮大なオーケストラVer.となっている。チキチキ音はシェイカーになっているが大分主張は控えめに。
ゼルダ無双 ハイラルオールスターズにもアレンジしたBGMが登場。笛とギターを前面に出した、無双らしいロックアレンジとなっている。トゥーンリンクの紹介PVにも使用されているのだが、トゥーンリンクのテーマ曲扱いなのだろうか……。
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最終更新:2024/04/19(金) 19:00
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