モルモット
モルモットというと、「ねずみ」や「ハムスター」というイメージが強いのだが、実際にはねずみとは異なった動物で、モルモットという一動物である。また、ハムスターと並べられていることも多いが、異なる生き物である。
学名では「テンジクネズミ(天竺鼠)」と記されているが、インド(天竺)から伝わったネズミのような姿の生き物、ということで「テンジクネズミ」とされたという話がある。(ちなみにカピバラは大きいモルモットという意味で「鬼天竺鼠」と称されている。)
日本に伝来した時期としては1843年に長崎にオランダ人が持ち込んだというものが一般的である。
実際海外では日本より昔から愛玩として飼育されていて、海外のモルモット愛好家たちは親しみを込めて「cavy」や「pig(手乗りブタ)」などと呼んでいる。
大きな分類として、「短毛種(イングリッシュモルモット)」と「巻き毛種(アビシニアンモルモット)」に分かれる。
実際のモルモットの飼育法は、ネズミというよりフェレットやウサギ、カピバラなどと似たような扱いで飼育する。
上述の特徴の中で「ビタミンCを体内で生成できない」ところがヒトと同じ要素である。
また、薬物に対する反応も高いため、かつては病理学における実験動物として扱われていた。
現在はより小型のげっ歯類が利用されているが、その経緯のせいか、「実験対象」を指す言葉として、モルモットという単語が間接的な表現として利用されることがある。
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最終更新:2022/05/21(土) 03:00
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