モーレツ★世直しギルティ！とは (モーレツヨナオシギルティとは) [単語記事]

モーレツ★世直しギルティ！とは、「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」（デレステ）のオリジナル楽曲である。

概要

楽曲情報
曲名	モーレツ★世直しギルティ！	初出	「モーレツ★世直しギルティ！」（2017年 5月19日～5月28日）
作詞	fumi	曲タイプ	パッション
作曲	小野貴光	BPM	162
編曲	玉木千尋	BPM	162
ユニット名	セクシーギルティ	難易度	DEBUT	REGULAR	PRO	MASTER	MASTER+
タグ	モーレツ★世直しギルティ！	難易度	7	13	18	26	29

2017年 5月19日～5月28日開催のイベント「モーレツ★世直しギルティ！」でお披露目された楽曲。同イベントの報酬は、10000 ポイント達成報酬が「SR[モーレツ★世直しギルティ！]及川雫」、20000ポイント達成及びランキング上位報酬が「SR[モーレツ★世直しギルティ！]堀裕子」。

片桐早苗（CV：和氣あず未）、堀裕子（CV：鈴木絵理）、及川雫（CV：のぐちゆり）のパッション属性アイドル3人で構成される、「セクシーを以て悪を征する」愛と正義のセクシーユニット・セクシーギルティによる新曲。

激烈なキャラの濃さと、名前の通りギルティ＝有罪レベルのセクシーなプロポーションを（過半数が）誇るこの3人でしか歌いこなせない、徹底的に「セクシー」を強調しまくった、デレステ屈指のコミカルな電波ソング。まるで昭和時代のアニメ主題歌のようなコテコテの曲調、何を言っているのかまるで分からないがとにかくインパクトは凄まじいセクシーな歌詞、そしてその中にもしっかり込められた「ギルティは許さない」という正義のメッセージ性、どれをとっても一度聞いたら忘れられない、超濃厚な一曲に仕上がっている。

作詞のfumiはこれがアイマス初参加。誰かの変名っぽい名前なこともあり、過去の仕事が判然としない謎の人物だが、いきなりこんなとんでもない歌詞をぶつけてくるあたり明らかにただ者ではない。
作曲はシンデレラおなじみの小野貴光氏。編曲の玉木千尋氏ともども、早苗さんへの楽曲提供は「Can't Stop!!」に続いて2曲目となる。
この曲はセクシーギルティの冠番組「セクシーギルティの世直しギルティ！」の主題歌という設定であり、イベントコミュでは番組収録に奔走する3人の姿が描かれる。世の中にはびこるマナー違反のギルティ星人たちを、正義のセクシー攻撃で撃退するのだ！　何を言ってるのかわからないと思うが（ry
ちなみにこのイベントコミュにはゲストとして千川ちひろが登場する。チュートリアルやストーリー第1話、エイプリルフールコミュなどに登場したことはあったが、イベントコミュに声つきで登場するのはこれが初めてである。
イベント終了後に放送されたテレビアニメ「シンデレラガールズ劇場」第9話では、セクシーギルティを中心にしたアニメオリジナルストーリーが展開され、エンディングテーマとして何とこの曲が使用された。デレステ楽曲初のアニメ主題歌デビューである。
2023年 6月8日放送のアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ U149」第9話では、米内Pが企画書を書きながら作業用BGMとしてこの曲を聴いていた。確かに米内Pの推している早苗さんの楽曲だけどさ…。

2021年 4月27日、音源が「うたいわけ」機能に対応した。

演出の特徴

左から2番めに早苗、センターにユッコ、右から2番めに雫が正規配置（3人ユニット曲のため、両端に配置した2人は表示されない）。モバマスに登場する際は早苗さんがセンターを務めることが多いセクギルだが、この曲ではユッコが堂々のセンターを張る。^[1]

周囲を高層ビルに囲まれた雑居ビルの屋上からMVは始まり、ネオンの輝く酒場「クラブ・ギルティ」の前、更にクラブの中と、目まぐるしく歌う舞台が変わる。一つの曲に3つも全く違う背景が用意されているのはこの曲が初めて。背景以外にも、セクシー攻撃で撃ち抜かれる背景の指名手配書、ユッコが放つ「さいきっく・おいろけビーム」、最終的に乗っ取られる「クラブ・ギルティ」の看板と、とにかくいろんなことが起きる贅沢なMVになっている。

譜面の特徴

MASTERはスローフリックや変則的な配置がかなり多く盛り込まれており、レベル26にしてはかなり癖が強い。27に近い難度詐称気味の曲であり、慣れないうちは苦労するかもしれない。「おいろけビーム」の箇所では本当にビーム状のロングノーツが降ってきたり、サイキック絡みのフレーズに「ミラクルテレパシー」と共通する配置が使われたりと、遊びも随所に盛り込まれている。

MASTER+の方は、MASTER以上に歌詞の内容を譜面に落とし込みまくった、非常にユーモラスな譜面。

冒頭の「私たち、セクシーギルティ！」という名乗りで、「SG」をかたどった譜面
「おいろけビーム」の部分では、単なるロングノーツだったMASTERと違い、凄まじく細かいジグザグのスライドによる波状のビームが降ってくる。^[2]
「セクシー即ちジャスティス」の歌詞では、ジャスティスの「J」の形の譜面
「ムムムムーン」の歌詞では、「ムーン」に合わせて三日月型のスライド
「決めろ正義のボンキュッボーン！」では、外→内→外の「ボンキュッボーン」な形になぞるスライド（これはMASTERでもフリックで似たようなことをさせる）
最後の「ギルティ！」でもう一度「G」の形の譜面

と、本当にいたるところにネタが盛り込まれているため、クリアできない人も一度は挑戦して楽しんでみてほしい。

もっともこの曲の場合、最大の難関は譜面自体より、歌詞とMVのあまりの面白さの方かもしれない。「笑ってしまってコンボが切れた」という声多数。

脚注

*ただし、楽曲冒頭に入る「私たち、セクシーギルティ！」という名乗りのシーンでは、リーダーの貫禄か早苗さん（の位置に配置したキャラ）がセンターに立つ
*ただしこの部分、見た目のインパクトは凄まじいが、ジグザグなのは補助線だけで判定のノーツは中央にしか存在せず、ただ中央を長押ししているだけで普通に繋がる。この辺りも遊び心重視の譜面である