「むう、あれぞまさしくヤガランデ。噂には聞いていたがこの目で見ることになろうとは…!」
「知っているのか、ライデン!?」
ヤガランデとは、電脳戦機バーチャロンシリーズに登場する中ボス機体である。初登場時に理不尽な強さは多くのプレイヤーにトラウマとして残っているだろう。
O.M.G.の前半となるシミュレーションパートの最後に出現する中ボスとして初登場した。
適正シミュレーション終了後、突如としてハッキングをかけて襲いかかってくるバーチャロイド。
本来は存在しない機体で、適正シミュレーションプログラム内にのみ存在する。
DN社特務機関内で適正シミュレータ構築の際に使用した「少年」の精神パターンが影響している。
サンプル採集時のシミュレーションプログラム内に残った少年の記憶と精神状態が、何らかの拍子にヤガランデという架空の機体を生み出してしまった。
もし少年に原因があるとするのならば、何故これほどの力を望むのだろうか・・・。
(ファミ通 電脳戦機バーチャロン パイロットマニュアル フォーサターンより)
オリジナルのフェイ・イェン、エンジェランの製作者、プラジナー博士はこのヤガランデの実体化を予見しており、これの制御のためにオリジナルのガラヤカ、「アプリコット・ジャム」を製造したのだが、このアプリコット・ジャムの影響でより幻影の実体化が促進され、その地域が“シバルバー”と呼ばれ閉鎖されることとなった。
また、実体化させないために定期的にVポジティブの高い人間を生贄にしたり、幻影の段階での討伐が行われるようになった。
攻撃力と防御力が凄まじく高く、特にその攻撃力は異常の一言。全ての武装が脅威だが、中でも10WAYレーザーは即死級の威力と圧倒的攻撃範囲を併せ持ち、くらってしまえばどんな機体であろうとただでは済まない。唯一機動力は並だが、機体サイズが自キャラの3倍近くあるため、対峙すると相対的に素早く感じる。コンティニューを繰り返すとサイズが小さくなり防御力が下がるのでヤガランデが自機よりも小さくなる頃には倒せるだろう。基本的にプレイヤーキャラクターとして選択できないが、コンシューマーでは隠しコマンドで使えることもある。
出現条件は「5面までのクリア時間の合計がある値を超えること」であり、つまりそれまでの敵をさっさと倒せる腕前になれば出合わずに済む。ヤガランデと戦わずにノーコンティニューで6面(対アファームド戦)まで進めるようになれば初心者卒業と言えるだろう。
フォースではペナルティでもなんでもなく中ボスとして登場する。
通常発射のレーザーの威力は標準的な装甲ならば3割程度に落ち着いた(というかバーチャロイドが硬くなった)のだが、武器封印の状態異常にするLWのボム、もっと判定がデカくなり、連射まで効くようになったRWの他、近接攻撃も可能となっている。
とはいえ、見た目のインパクトはもちろん、ダッシュよりもジャンプの方が避けやすい性質上、タイミングがズレたら即被弾の割とシビアな弾幕を張ってくる。
火力こそ圧倒的だが、近接攻撃は振りが遅くガードリバーサルで返しやすい、通常モードでは2対1の状況なので、タゲ取りと攻撃役を分担すれば着実なダメージが与えられる性質からOMGの頃よりは脅威度は下がった。
ある意味で相手が隙を見せるまで手を出さず、隙を狙って攻撃するというバーチャロンの基本をスパルタで教える先生ポジションとも言えるだろう。
……が、逆にヤガランデ2体を自分単機で捌く最終鬼畜ミッションもチャレンジ要素として用意されている →多重ヤガランデ
プラモ化されるといいね。
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最終更新:2024/04/20(土) 11:00
最終更新:2024/04/20(土) 11:00
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