ヤバい方のアグネスとは (ヤバイホウノアグネスとは) [単語記事]

「おい！アグネス見なかったか！？」

「どっち？」

「ヤバい方のアグネスだ！」

「・・・いやどっち？」

ヤバい方のアグネスとは、『ウマ娘プリティーダービー』に登場する2人の「アグネス」のうち、ヤバい方のアグネスのことである。

※表記揺れとして「アグネスのヤバい方」「アグネスのやべー方」など。pixiv百科事典ではすでに「アグネスのやべー方」という記事があるが、ニコニコ静画では本記事タイトルのタグが多いのでそちらを採用。

※元アイドルでタレントのアグネス・チャンとは無関係の記事です。紛らわしくてスミマセン。^[1]

概要

Cygamesによるコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』には、「アグネス」という冠がつけられたキャラクターが2名いる。

アグネスタキオン （CV:上坂すみれ）

アグネスデジタル （CV:鈴木みのり）

寮生活でも同室という設定であり、親交がある。

アグネスタキオン

科学力を駆使し、速度の限界を追い求める研究者肌のウマ娘。目的のためなら言語道断な生体実験をも辞さず、危うい行動を取る際にも誰の許可も取らない。しかしそれも全て純粋にスピードを追求するがゆえである。研究一筋ゆえ、誰かが支えないと生活が破綻する。

アグネスタキオン｜ウマ娘プリティーダービー公式ポータルサイトより

いわゆる「マッドサイエンティスト」として描かれている。トレーナーを「モルモット君」と呼び、爆発レベルの実験を実施したり、トレーナーに試薬を飲ませて副作用で黄緑色に発光させたりする。

ヤバい。

アグネスデジタル

ウマ娘オタク。大好きなウマ娘にお近づきになり、御姿を愛で、幸せな日々を送るためにトレセン学園にやってきた。とはいえ礼節は弁えており、迷惑行為を働いたりしない。あらゆるウマ娘を近くに拝みたい一心で、芝ダート問わぬ万能な走力を見せる。

※アグネスデジタル｜ウマ娘プリティダービー公式ポータルサイトより

いわゆる「重度のウマ娘オタク」として描かれている。ウマ娘を目当てにトレセン学園に入学するほどの真性のウマ娘オタクで、周りの尊いウマ娘を見て叫んだり悶絶したり昇天したりしている。

ヤバい。

で、どっちのことなの？

片やマッドサイエンティスト、片やすぐ尊死する限界オタクと、共になかなかに強烈な個性を持つ2人。同じ冠名を持ち、寮でも同室に割り振られているということで並んで登場することもある。

そのような関係性もあり、ウマ娘ユーザーから「このアグネスやばい」「いやこっちのアグネスの方がやばい」という意見が出始めた。しかし、上記のキャラクター設定を見てもらえばわかると思うが、

結局どっちもヤバいのである。

ということで、「ヤバい方のアグネス」と言われても、どっちのアグネスなのか断定できないというネタフレーズである。

また、昨今ではもう一方を「すぐ死ぬ方のアグネス」と呼んで区別しようという試みがみられるが、こちらもトレーナーの手作り弁当が無くて飢死する方のアグネスとウマ娘ちゃんの尊みに耐えかねて尊死する方のアグネスとの区別がつかないため、完全に二の舞である。^[2]

トレーナーは

なおこの二人のトレーナーについてだが

アグネスタキオンのトレーナー・・・タキオンをして自分より狂気的な目をしていると評価し、彼女を引き留めるためタキオン謹製の試薬を3本一気飲みして光る。その後もたびたび光っているのが目撃されているらしく「なんか光ってる人」扱いされてる(公式)。ヤバい。

アグネスデジタル・・・新人でありながら芝・ダート二刀流を提案し的確なトレーニングを行いデジタルにGⅠを勝利させる。さらにオタク趣味に対する理解がない一般人でありながら彼女の趣味嗜好に肯定的という聖人メンタルの持ち主。ヤバい。

ということで、アグネスはトレーナーの方もヤバい奴らであった。

史実では

ところで実際のモデルとなった馬はというと、

アグネスタキオン・・・わずか四度の戦いで神話になった「超光速の粒子」の異名を持ち、種牡馬としても最強牝馬の一角として名高いダイワスカーレット等を輩出した名馬。ヤバい。

アグネスデジタル・・・芝・ダート両方のGIで勝利、さらに地方・中央・海外のGI全てに勝利。「変態オールラウンダー」とも呼ばれた名馬。ヤバい。

ということで、こちらも両方ヤバい奴らであった。

類語

賢い方のエア、目つきが怖い方のエア、ファインに振り回されてる方のエア
気性難の方のゴルシ、外見美人な方のゴルシ
群れない方のナリタ、無愛想な方のナリタ、ハヤヒデと仲がいい方のナリタ
お嬢様な方のメジロ、CV 大西な方のメジロ
不運な方のマチカネ、奇声を発する方のマチカネ
緑茶が好きそうな方のワンダー
写真好きな方のチャン
純粋な方のサクラ
トリプルティアラの方のティル
重い方のミラクル

脚注

*元ネタとなる競走馬2頭の冠名である「アグネス」の由来なので（馬主の娘がアグネス・チャンのファンだったことから）、一概に無関係とは言い切れないのが厄介なところだが…。
*ここで言う「死」とは勿論、「生活が成りゆかない」だとか「思考が停止する」といった意味の比喩表現である。文字通りの死ネタは公式の二次創作ガイドラインにしっかりと抵触するため控えましょう。