ヤマグチノボルとは、日本を代表する印刷工である。
都内某所に位置する、「虎の穴」と呼ばれる印刷所に勤務していた。
鎖に繋がれた牛が回すのが通常の輪転機であるが、彼はなんと、人間の手で輪転機を日々作動させるという困難な行為を生業としているのであった。
…というのは冗談で、ヤマグチノボルとは、日本を代表するツンデレキャラを生み出した小説家、ゲームシナリオライターである。(上記ネタはゼロの使い魔の氏のあとがきから)
1972年2月11日、茨城県日立市に生まれる。大学は名門、明治大学政治経済学部政治学科(二部)を卒業する。
2000年頃に小説を書き始め、元々エロゲであった『カナリア~この想いを歌に乗せて~』をノベライズ。これが氏最初の作品である。代表作の『ゼロの使い魔』が大ヒットし、『灼眼のシャナ』などと共にアニメ界にツンデレブームを巻き起こす切っ掛けの1つにもなった。また、『ゼロの使い魔』のスピンオフ作品も2作品出版した。
また、自身の本名である山口昇一名義で出版している作品が一部存在する。
2011年7月15日に自らがガンであることを公表、同年8月に手術を実施し、闘病生活を送っていたが、
治療も空しく2013年4月4日死去。41歳没。
「ゼロの使い魔」を刊行していたメディアファクトリー・MF文庫Jのサイトより、訃報と三坂泰二編集長からの言葉
【訃報】ヤマグチノボル先生
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/20130411/index.html
また、氏の訃報を受けて、「ゼロの使い魔」ルイズ役の釘宮理恵、平賀才人役の日野聡、挿絵担当の兎塚エイジがそれぞれコメントをよせている。
アイムエンタープライズ Informationページより引用
http://www.imenterprise.jp/info.php
先生のお話を伺ってから、実感があるような、ないような、ふわふわした時間を過ごしています。
ふとした時に、先生のはにかんだような笑顔ばかり心に浮かんできます。
『ゼロの使い魔』シリーズが始まってアニメの収録はもちろん、ラジオやイベント、打ち上げのパーティ等、
機会がある度に顔を出して下さり「頑張ってください!」と、応援して下さった笑顔ばかり思い出します。その度に心が気合いで充たされ、熱い気持ちになったのを思い出します。
先生、いつもいつも笑顔でいて下さって、ありがとうございました。
先生には感謝してもしきれません。
『ルイズ』というキャラクターは私を形作る大切なピースです。
『ゼロの使い魔』でルイズとして過ごした時間、切なくて甘い恋は、一つの確かな青春として、
私の中でいつまでもキラキラ輝いていくことと思います。
日野聡 オフィシャルブログ 『ひとりで晩酌かい?』
2013年4月11日更新 山口先生へ
http://ameblo.jp/satoshi-hino/entry-11509625007.html
兎塚エイジ オフィシャルブログ『DO-RAKU7 ~道楽っぽいブログ的な何か~』
2013年5月3日更新 ヤマグチさんへ
http://do-raku7.blog.so-net.ne.jp/2013-05-03
2013年5月13日、一般のファンも参加できる
【ヤマグチノボル先生 お別れ会】がセルリアンタワー東急にて行われた。
【ヤマグチノボル先生 お別れ会】のお知らせ
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/20130501/index.html
シリーズ作品
単巻作品
山口昇一名義
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