ヤンバルテナガコガネとは、甲虫目コガネムシ科に分類される甲虫である。
沖縄県北部に生息する固有種で、成虫は6cm前後の大きさとなり、その名の通り長大な前肢を持つ。
1983年に発見されたが、その時点で絶滅寸前であり、天然記念物に指定され採集等は禁止された。この大きさの生物が長らく発見されなかった理由は、甲虫種がよく出現する夏ではなく秋に出現するため採集家達の盲点になっていたこと、また、生息地が米軍基地となっており、さらにハブの生息地でもあるため、気軽に入れる場所ではなかった点が挙げられる。
ウラジロガシやスダジイといった樹木に生息しており、幼虫はノグチゲラが放棄した巣穴などの樹洞の中で育つ。成虫はカシやシイの樹液を餌とする。その長大な腕は餌場の確保や雌の取り合いの際に武器となる。
ヤンバルに生息する生物達の例にもれず絶滅の危機に瀕しており、個体数の全容も不明。保護対策として繁殖のためのプログラムや密猟防止のパトロールなどが行われている。
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の一編「エンドレスエイト」にて、長門有希が昆虫を捕えるシーンの一つとしてヤンバルテナガコガネが登場する。
また、トレーディングカードゲーム『蟲神器』に登場している。
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最終更新:2026/07/21(火) 13:00
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