ヤードバーズ(The Yardbirds)とは、英国のロック・バンドである。
1960年代に活躍したブールース・ロックバンドである。エリック・クラプトン(2代目)、ジェフ・ベック(3代目)、ジミー・ペイジ(4代目)という世界3大ギタリストを輩出したことでも有名。
ビートルズやローリング・ストーンズほどの商業的成功は得られなかったが、60年代最高のギターロックバンドとして常に旋風を巻き起こす存在であった。
ギタリストたちに注目が集まるが他のメンバーにも卓越したプレイヤーが結集し、ブルースハープの達人で甘いハンサムなマスクのキース・レルフは、女性ファンたちを虜にしていた。クリス・ドレヤもマルチプレイヤーとしてバンドの重要な存在であった。ジム・マッカーティーは60年代に凄腕のドラマーとして知られており、後任のジョン・ボーナムのプレイにも意識された存在であった。ポール・サミュエル=スミスは脱退後プロデューサーとして活躍を見せた。
1962年に結成され、初代リードギタリスト、トニー・トップ・トーパムが脱退すると、63年、エリック・クラプトンを迎え本格的に活動を開始。
その後65年、ポップソング的な「For Your Love」の収録に嫌気を感じたことが切っ掛けでクラプトンが脱退。
マネージャーのジョルジオ・ゴメルスキーは、ジミー・ペイジに加入を求めるが、ペイジはジェフ・ベックを薦め、ベックがリードギタリストとなる。
66年、バンド内の不和からバンドの創設メンバーでプロデューサーを務め、殆の曲を作曲していたベーシストであったポール・サミュエル・スミスが脱退すると、ベックはペイジを誘いベーシストとしてペイジが加入。
間もなくリズムギターのクリス・ドレヤと楽器を交代し、ペイジもギターを担当。ツイン・リード・ギター体制となる。
その後同年、ベックが脱退し、ペイジ体制となる。マネージャーにミッキー・モストが就任、後にピーター・グラントに交代。
68年7月、キース・レルフとジム・マッカーティが脱退、ペイジとドレヤは後任のメンバーを探し、ジョン・ポール・ジョーンズ、ロバート・プラント、ジョン・ボーナムを加入させたが、ドレヤは写真家を志望して脱退。オリジナルメンバーの居なくなったヤードバースは実質解散となった。
ペイジの新バンドはニュー・ヤードバーズを名乗りツアーに出るが同年9月、名称をレッド・ツェッペリンに改めた。
1992年、クリス・ドレヤとジム・マッカーティを中心に再結成し活動中。2003年にニューアルバム「BIRDLAND」を発表。2018年にジミー・ペイジ期のライヴ、スタジオ音源を収録したアルバム「Yardbirds68」を発表。
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最終更新:2024/12/11(水) 23:00
最終更新:2024/12/11(水) 22:00
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