ユウキ(野球) 単語

ユウキ

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一億円で故障しない肩があったらローンを組んでも絶対に買った。
そのお金を返せる自信があった。

2010年10月10日引退試合にて

ユウキ1979年6月12日-)とは、愛知県出身の元プロ野球選手投手)である。本名「田中祐貴」。

概要

高等学校を経て1997年ドラフト5位で近鉄バファローズに入団。登録名を「ユウキ」にした。

1999年(2年)は5勝を挙げ期待されたが、2000年は不振に終わり、2001年は一軍登板し。同年オフFA移籍してきた加藤伸一人的補償としてオリックス・ブルーウェーブに移籍した。このときオリックス入団会見でボロボロのギッタンギッタンにして見返してやりますよ」と発言。

移籍1年2002年は、場から先発ローテに入って土曜日に7連勝し、「サタデーユウキ」と呼ばれる。

2003年以降は度重なる肩の故障に苦しめられることになる。2004年、選手分配ドラフトオリックス・バファローズへ。毎年復活を期待されながらも苦しいシーズンが続く。

2006年、ようやく復活。4年ぶりに勝ち投手になるなどリリーフとして34試合に登板、5勝2敗1セーブ6ホールド防御率3.71の成績を残す。

2007年先発に戻り、シーズン勝利から3連勝するなど2002年きを取り戻したかに見えたが、最終的には16試合で4勝4敗に留まる。

2008年、開幕前に再び右肩を痛めて内視手術を受け、1年をリハビリに費やし、登板がなかった。オフ戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトを経て、東京ヤクルトスワローズ育成選手として契約した。

2009年5月に支配下登録され、先発ローテーションの一人として活躍。19試合で5勝6敗、防御率3.40とまずまずの成績を残す。また超スローボールを披露した。

2010年は長年苦しめられた右肩の故障を再発し、一軍登板はなく、オフに現役を引退。記事冒頭に記した本人の言葉が示す通り、高いを持ちながらも常に肩の故障に苦しめられ続けたプロ人生だった。

引退後は地元の豊田市に戻り、スポーツ用品店勤務と並行して2011年から野球塾を開校していたが、その後閉校。現在豊田市の加圧トレーニングサロン「BODY SMILE」でトレーナーを務める傍ら、スワローズOBとして野球教室コーチもしている。

通算成績

通算:8年 登板 先発 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
NPB 119 63 5 2 28 22 1 7 .560 462.0 200 367 209 191 3.72

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