RX-0 ユニコーンガンダム2号機(バンシィ)とは、小説/アニメ「機動戦士ガンダムUC」に登場するMSである。
バンシィ(あるいはバンシー)とはスコットランド伝承に登場する女性の妖精の名称。
死人の出る家の前で泣き、人の死を告げるとされている。
UNICORN GUNDAM 02 BANSHEE ユニコーンガンダム2号機“バンシィ” |
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型番 | RX-0 |
全高 | 19.7m(通常) 21.7m(デストロイモード) |
重量 | 42.7t |
出力 | 3,480kW(デストロイモード:計測不能) |
推力 | 142,600kg(デストロイモード:計測不能) |
搭乗者 | マリーダ・クルス リディ・マーセナス |
装甲 | ガンダリウム合金 |
武器 |
宇宙空間で試験運用を行なっていた1号機に対し、2号機は重力下での試験運用を地球で行い、1号機の空間機動データを元に調整された。
そのため、大気圏内において1号機を上回る機動性を持つ。
NT-Dの搭載は1号機と共通しているが、漆黒の装甲色、サイコフレームの発光色が金色、頭部アンテナが鶏冠状、La+プログラム未搭載など、様々な相違点がある。
デストロイモード時のアンテナが開いた形状はライオンの鬣を意識しており、「貴婦人と一角獣」のタペストリーでユニコーンと対になっている獅子をモチーフとしている。
バンシィと言う名は上記の伝承の「バンシー」に由来する。
伝承のバンシーは直接人を殺めたりはしないが、 姿が見えたら死ぬと思わせる戦闘力は、まさに「死を告げる者」である。
作中での立ち位置や基本的な仕様は小説版にほぼ準ずる。
デザインが若干変更され、サイコフレーム製の複合武装「アームド・アーマー」を新たに装備した。
UNICORN GUNDAM 02 BANSHEE ユニコーンガンダム2号機“バンシィ” |
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型番 | RX-0 |
全高 | 19.7m(通常) 21.7m(デストロイモード) |
重量 | 46.7t |
搭乗者 | マリーダ・クルス |
武器 |
ビーム・マグナムに代わる射撃武装として、右腕部に高精度センサーを兼ねる可変型の射撃兵装「アームド・アーマーBS」を装備。BSはビーム・スマートガンの略称。
展開時の形状はνガンダムのフィン・ファンネルを手持ちの固定武装にしたような形をしている。
内蔵センサーユニットから得た情報をサイコミュにより伝達し、そのデータを2枚のフィン型ビーム偏光板と連動させて高精度の射撃を実現する。
左腕にはシールドではなく、サイコフレームの強靭さを利用した、接近戦用の超振動破壊兵器であるアームド・アーマーVNを装備。VNはヴァイブレーション・ネイルの略称。
ユニコーンモードにおいてはナックル型の打撃武器として機能し、デストロイモードに変形した後は獣の顎のような形状のクローが上下に4本展開される。 また、熊手のような形状に変形させる事も可能である。
威力は一振りでガンダリウム製の装甲を軽々と引き裂く程で、更には超振動による副次効果で内部構造をズタボロにすることも可能な超兵器である。
BANSHEE NORN バンシィ・ノルン |
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型番 | RX-0[N] |
全高 | 19.7m(通常) 21.7m(デストロイモード) |
重量 | 48.8t |
出力 | 4,520kW(デストロイモード:計測不能) |
推力 | 185,380kg(デストロイモード:計測不能) |
搭乗者 | リディ・マーセナス |
装甲 | ガンダリウム合金 |
武器 |
高性能ではあるがマニピュレーターを含む上腕部が覆われるために手持ち武装やシールドが使用不可能になるアームド・アーマーBS及びVNを撤去し、ビーム・マグナムとアームド・アーマーDE、アームドアーマーXCを装備している。
ビーム・マグナム自体は1号機と同一のものだが、銃身下部に複数種の火器を搭載可能な4連装のリボルビング・ランチャーを装備する。
このランチャーは用途に応じて使用する火器を使い分けることが出来るもので、ep6で使用されたものにはビームジュッテ、ボップミサイル、MGaAP(瞬光式徹甲榴弾)が装填されている。また、リアスカートに予備のEパックとランチャーを備える。
ちなみにMGaAPはその演出(着弾後一拍置いてから閃光を放ち、爆発する)も含め、『機甲界ガリアン』の瞬光弾(マグネシウムアロー)が元ネタである。
アームド・アーマーDEはシールド用の増加装備であり、メガ粒子砲とブースターの機能を併せ持つ。元々は漫画版『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』が初出であり、リゼルディフェンサーユニット装備型と同様OVA版に逆輸入された。
バックパックにはアームド・アーマーXCを装備。これは直接的な攻撃に用いられるものではなく、パイロットと機体の親和性を高めるためのもの。サブジェネレーターを内蔵する他、アームド・アーマーDEのマウント機構も備える。
ユニコーンガンダム(光の結晶体)と共に、〈メガラニカ〉をコロニーレーザーから守り通した後は、リディによって地球連邦軍に戻された。
最終的に、ミネバ派が所有するユニコーンガンダム1号機解体の交換条件として、バンシィ・ノルンも解体封印の措置を受けている。
GFTドーム映像「機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two」で登場。
U.C.0095年での評価試験で「リバウ」や「ユニコーンガンダム3号機」と対峙した時のバンシィ。
OVA版との違いは襟が1号機と同形状になり右腕にアームド・アーマーVNを、左腕にビーム・マグナムを装備した小説版とOVA版の中間的な姿になっている。
第二作FULL BOOSTにて初参戦。
4/26のアップデートでの追加機体として参戦したのだが…
バンナムクオリティといっても過言でもない「調整?なにそれおいしいの?」的なまま参戦し、「2500コストの機体じゃなくてコスト4000だろ」、「バンバンババンバンシィ!」、「台バンシィ」等と酷い言われっぷりだった、そのため追加された次のアップデートで調整が入ったが調整が入った後も普通に強い。もう一度調整が入ってようやく落ち着いた機体になった。でも強い。
基本的なコンセプトは、弱いユニコーンモードで耐え忍び、強いデストロイモードで暴れるという近距離向け万能機体。
本家ユニコーンとNT-Dの仕様が異なる(通常形態の完全上位互換)上、しかもNT-D状態の回転率がよく、耐久が一定量以下になると常時NT-Dだったり、攻めも自衛もこなせるので先落ち、後落ち、どちらでも立ち回れる。2回目の調整が入るまでは、あまりの凶悪っぷりに本家のユニコーンが「白いバンシィ」「試作型バンシィ」「劣化バンシィ」等と酷い言われようであった。
一部店舗ではこの機体の選択を禁止するという異例の措置が行われ、調整が入った現在でも禁止措置は続いている。その後何度か修正され、稼働後期には上述のようなバンシィ叩きもほとんどなくなった。とはいえもともとの機体のコンセプトが対戦環境に合っていることもあり、最後まで同コスト最強の評価は揺るがずFULL BOOSTを完走することになる。家庭用版においても2500コスト筆頭として猛威を振るったが、タイムリリースのDLCでトールギスIIが解禁されてからは、同機の余りにもエレガント過ぎる性能に使用率が大きく流れて二番手に甘んじている。
第三作MAXI BOOSTでは常時NT-Dの発動条件が耐久4割未満(280未満(解禁当初は320未満))となり、常時NT-Dは発動したもののワンミスで落とされるのでミスが許されない状況が多くなった。しかし新システム「オーバードライブ」との相性は抜群で、ライバルも次々と強化される中、前作から相も変わらず「2500といえばバンシィ」という状況が続き、二度目の下方修正後である2014年6月時点でコスト2500帯では使用率No.1であった。
しかし、2014年11月の三度目の下方修正により、凶悪武装だったサーベル投げ(こちらも解禁当初は避けるのが非常に困難だった上に高火力、弾数2発でリロードも早かった)の縮小化やNT-Dの機動性の低下などの調整でかなりマイルドな性能になり、ゼイドラや百式など他の強力な2500機が台頭し始めたこともあって、環境から退くことになる。
後期MAXI BOOSTの環境では、ウイングゼロなどの近距離型ではなく後述するバンシィ・ノルンなどの中遠距離型の射撃機が猛威を振るっている。クロスレンジで力を発揮するバンシィは環境から嫌われているといってもよく、NT-Dはともかく非NT-D時は自衛・援護ともに厳しい。それでも固有の強みは健在であるため、諸々を加味して中の上程度の評価は受けている。
第四作MAXI BOOST ONではユニコーンモード時のビームマグナムが1号機と同様に手動リロードになり弾幕性能が向上。ユニコーンモード時の援護力には難があったので、使い手には嬉しい強化といえる。
また、OVA改修機のバンシィ・ノルンが3000コストで2014/8/19のアップデートで解禁。また、フルブースト家庭用版でも解禁された。こちらはリディ・マーセナスが登場しており、暗黒面に落ちた時期のため表情が険しく、さながら入社三年目の社員である。発言も荒んでおり、敵側にニュータイプがいると「ニュータイプなんて全て抹殺すればいいんだ」などと危険な発言をしたり、味方に対しても「あぁ・・・?居たのか、どうでもいい」などと冷たく当たる。バナージが居るときの態度は推して知るべし。
そのバンシィ・ノルンの性能だが、常時デストロイモードであり、手動リロードになり実質弾数無限になったビーム・マグナムと複数の武装を兼ね備えるリボルビングランチャーを用いた射撃戦を得意とする。バンシィと異なり一気呵成に攻めるような性能ではないが、軽快な足回りと特殊移動、落下テクニックを活かした堅実な射撃戦でダメージを取る機体である。他の強力な3000機と比較すると近距離での押し付けに乏しく、押し付けへの対抗策も優れていないという欠点があるものの、射撃機戦が得意でかつ中距離維持の立ち回りがし易いというノルンの強みがゲームシステムにマッチしており、解禁当初は(バンシィのようにぶっ壊れではないものの)強豪揃いの3000コストの中でも頭ひとつ抜けて強かった。流石バンシィの系譜というべきか。ちなみにノルン解禁当初のユニコーン1号機は前作からかなり弱くなっており、またしても「白いバンシィ」呼ばわりされることに・・・
そんなこんなでマキシブーストでは実装から二ヶ月で耐久値や各種武装が弱体化され、その一ヶ月後に再度下方修正を受けており徐々に落ち着いてはいる…のだがそれでもなお最上位。全国大会では大幅強化を受けたストライクフリーダムに使用率は押されたものの、ドレッドノートガンダムとのコンビで見事優勝を飾ることとなる。現在は修正を受けており、トップグループには入るが抜きん出た強さは鳴りを潜めている。
家庭用版は未修正なので今日も元気に暴れまわっている。ついに家庭用版でも修正を受けたが、こちらはアーケード版と比べて調整が緩く、強力なDLCが跋扈する中でも最強の座は譲らなかった。ただし同じく最強格のウイングガンダムゼロとどちらが強いかは意見が分かれるため、一強というわけではない。
第四作MAXI BOOST ONでは主力であった徹甲榴弾(Nサブ)を中心に下方修正を受け、遂に上位落ちすることになった。元々アウトレンジでビームマグナムとNサブで刺す戦いが強力であったが、Nサブに射程限界が設けられたことで、特に敵後衛へのプレッシャーが激減した。更にビーム・マグナムの共通修正として銃口補正が若干弱くなり、元々得意でなかった至近距離の戦闘が辛くなってしまい、クアンタフルセイバーやエピオンなどに張りつかれて何もできず落されることが多くなった。当初は元々のスペックの高さから「そこまで弱くないだろう」という声が多かったが、結局の所は3000コストの中では弱いという評価を下される。ただし、2017/8のアップデートで火力・耐久・Nサブの射程などに上方修正がかり、かなりダメージ勝ちし易くなった。それでも根本的な弱さはそのままなので良くて中堅といった評価であるものの、上位に対し露骨に不利はつかなくなり、少しの腕の差や機運で巻き返せる程度に改善された。
「邪魔する奴は、俺の前から…いなくなれぇェェッ!」「バナァァァァァァジィィィィィィィィ」「何野乗るん?バンシィ・ノルン!!」
「第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇」で初登場。
最初はプルトゥエルブと共に敵として登場。その後、リディと共にバンシィ・ノルンとして再登場し、後に味方に。
なお、ユニコーンガンダムと違い、何と他のパイロットが乗り換えが可能(つまり、かつて本機(原型)に乗っていたマリーダ(隠し)も乗れる)。ただし、リディ以外ではユニコーンとの合体攻撃は不可能。
掲示板
209 ななしのよっしん
2024/02/11(日) 15:51:36 ID: U3if6Ab1Ik
>>208
ギラドーガのシュツルムファウストは炸薬方式が現実のHEATなら端的に言うと一点にとんでのもない圧力をかけるし榴弾なら満遍なく圧力をかけ、どっちにしろ瞬間的にはMAのアームで握るより遥かに高いエネルギー与えるだろうからアームで潰せなくてもファンネルミサイルは効くというのはあり得るだろう。
ネェル・アーガマに運び込まれたギラズールの弾頭なら96年最新鋭で当たればクッソ強いだろうし、バンシィはその強いだろう弾頭をファンネルミサイルの高性能誘導でメタクソ当てられてたし(ていうかあそここそサイコミュジャックの出番なのに、アレも感応波足りんと難しいのか)
もしそうでなくても非活性化時に素手でアンクシャやリゼルをフレームごと握り潰せるのはフラッグシップ機のフレームに採用されるに恥じん硬さよ
210 ななしのよっしん
2024/02/11(日) 17:38:55 ID: nIgVXoue9F
サイコフレームが無いマシュマーのザク3改もマシュマーのオカルトパワーでドーベンウルフのビームを弾きつつウルフの頭を握り潰していたし、サイコフレームもパイロットのオカルトパワー無しでは硬くはならんだろう。
211 ななしのよっしん
2024/02/14(水) 15:48:04 ID: U3if6Ab1Ik
>>210
いやだからサイコフレーム光ってなくても他の最新連邦機よりは遥かに硬いんだって
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最終更新:2025/03/22(土) 03:00
最終更新:2025/03/22(土) 03:00
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