ユーシス・アルバレアとは (ユーシスアルバレアとは) [単語記事]

ユーシス・アルバレアとは、英雄伝説閃の軌跡に登場するキャラクターである。CVは立花慎之介。

阿呆が。少しは概要を読むがいい。（閃の軌跡）

リィンと同じく斬属性持ちで、スキルもリィンと似た性質を持つ。ただし、EPは多少多めでHPが低め。アーツ寄りになった魔法剣士という使い方が有効。

公式ページの一言や、OPムービーの一匹狼な描写、また人を選ぶ気難しそうなイメージ、そして四大名門という貴族サマサマな設定に、発売前は何かとトラブル要因ではないかと心配されたのだが…。

発売後は、そんなイメージを撤回するかのような展開が目白押しであった。

ふん、ならば教えてやらんでもない。

超名門貴族の御曹司であるものの、それを鼻にかけるような言動は一切なし
冷静沈着で、事あるごとに激高するマキアスに世話を焼くような態度で説得を試み、落ち着かせる
※ただしマキアスとは仲が悪い。しかし、犬猿の仲というかは喧嘩するほど仲がいいというレベル
なんだかんだ言いつつも、絆イベントでは甲斐甲斐しくリィンに優しい
乗馬部では馬に対する並々ならぬ愛情を注ぎ、勝ち気な女子部員も一目置くほど
兄、ルーファスとは腹違いであるが、それを気にするような素振りはなく、むしろ畏敬の念を抱いている
なんだかんだ言いつつも、マキアスとのデュエットはノリノリであった
三章ではノルド原産の馬をべた褒め。ガイウスも満足気味
なんだかんだ言いつつも、ミリアムのわがままに付き合ってあげている
マキアスにアイテムを使う時は専用のセリフが用意されている
「べそをかいてる姿が見たい」というツンデレな理由でマキアスを積極的に助けに行こうとする

…とまぁ、蓋を開けて見ればかなり情に厚い男であった。第一印象がぶっきらぼうなのが玉に瑕か。

新たな概要なら任せるがいい。（閃の軌跡II）

今回は貴族連合と敵対することもあってか、侯爵家の子息であるユーシスも例外でなく、使命の袂を分かつことになる。発売前の公式ページの一言台詞にも如実にそれを示唆させるようなものが載っており、これは最早決別不可避とになると思われていた。
もちろん、参入するまでは「帝国貴族」という肩書を背負う身として、リィンの説得には耳を貸さず、兄ルーファスの傘下で行動すると自分の中では決めつけていた。しかし、リィンの「自分自身の意志」の重要さを言及され、ユーシスは本当の自分の気持ちをリィンの心によって曝け出した。その結果…

競争（ユーシスは馬、リィンはバイク）で勝負する
競争で勝った方が、サシの決闘での位置取りを優先していい
前述通りリィンと一対一の決闘
勝利すると、握手をして同行する決意の口上を述べる
親父に反発してリィン側へ参入

上記以外にバリアハート寄航日にはかつての決闘の地で互いの体力が尽きるまで剣劇を繰り広げその場で大の字になって笑い合うと…青春ドラマも真っ青なテンプレ展開を繰り広げるのであった…。だがそれがいい。
ユーシスの見せ場はここがピークではあるがVII組の中でも結構見せ場が多く、対峙する領邦軍兵を戒めたり、兄のルーファスとの対立や親父の幾たびの暴走（ケルディック焼き討ちなど）で心を痛めたり心象描写も豊富なので、ヘタなヒロインよりも出番が多い。

性能に関しては前作での万能性はそのままだが、前作で高性能だった「ノーブルオーダー」だが、クレア大尉の「パーフェクトオーダー」という性能も名前も上位になったクラフトが登場し、前作ほど有効ではなくなった。ただ消費CP差が20もありパーフェクトオーダーは速度に関しては1回きりの加速のため、継戦能力を重視するのであればSPDが上昇するノーブルオーダーも十分有用である。なによりクレア大尉とユーシスが同時にいるパーティを組めるのが最後のみで直接的な競合期間が短いのも大きい。
新たなクラフトとして物理攻撃を1回完全防御効果を得る「プラチナムシールド」を習得し、パーティ補助役が高くなった。
前衛能力は今作では命中を強化しないと攻撃が当たらないことが多々あるため相対的に弱体化している。イメージ的にも前線に立つ兵士より後方より指揮する司令官の方が似合うと言うことか。

新しいSクラフトとして馬を召喚し敵陣を駆け抜けるアルティオンナイツが追加。威力、範囲ともそこそこだが真価は封技100%。ボスでも封技になると1ターンは物理攻撃ができなくなるので狙う価値は一応だがある。とはいえクラフトに便利なものがそろっているため前作同様SクラフトはAT ボーナス封じかボスにとどめを刺す時程度。召喚系Sクラフトであるためネタ枠になるか一部では心配されたが基本性能がいいため杞憂で済んだ。