ヨメガ・ブレイン 単語


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ブレイン

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ブレイン(Brain)とは、ヨメガが発売するヨーヨーの名である。

ハイパーヨーヨーでの名前「ハイパーブレイン」「ワイルドクロー」

概要

1985年発売。ヨメガが初めて世に送り出したヨーヨーである。
正式名称はYo-Yo with a Brain
後述の改良と区別する意味でクラシックブレインとも呼ばれる。

史上初のオートリターン機種。
内蔵された遠心クラッチにより、ヨーヨー回転数が落ちると自動的に戻ってくる
まさに「頭を持ったヨーヨー」である。

また、スリープするまでベアリング空転しないため、ストリングを巻くのも簡単である。
そのため、ストリングの巻き上げやヨーヨーの引き戻しができない、初心者子どもに向くとされる。

ある程度上達すると、オートリターンは「コンボ中に勝手に戻ってくる」存在として邪魔になってくる。
そうしたら内蔵のOリング抜くことでクラッチを働かなくすることができる(後継機種「パワーブレインXP」には、クラッチON/OFFスイッチがついた)。

見たにわかりやすいハイテクさが子供たちの心をがっちり掴み、ブレインシステム90年代ヨーヨーを代表する仕組みとして迎えられ、ヨメガトップシェアメーカーとなった。

2012年にはクラッチの形状が少し改良されたが、基本的な仕組みはほぼ変わらず販売が継続されている。

日本での展開

第1期ハイパーヨーヨーでは、ヨメガヨーヨー第1弾「ハイパーブレイン」として発売。
それまでのダンカン固定軸機種を大きく引き離すスリープ時間と、クラッチ機構が外から見えるクールさなどが受け、現在でも「ハイパーヨーヨーといえば遠心クラッチ」というイメージを決定づけた機種である。

当時、ハイパーヨーヨーを模したパチモノヨーヨーには、ほぼ例外なく遠心クラッチがついていたほどである。

第2期ハイパーヨーヨーでは、オートリターン機は「メガブレイン」に交代したため販売されなかった。

第3期ハイパーヨーヨーでは、当初「クロスドラゴン」の方が販売されていたが、後期になってクラシックブレインの方も「ワイルドクロー」の名で発売された。

遠心クラッチ

ブレインの片面には、遠心クラッチというバネとおもりによるしかけが搭載されている。

ヨーヨーが止まっているときは、バネがプラスティックベアリングを押さえており、空転しないようになっている。
ヨーヨーを投げ出すと、おもりに遠心力がかかることで、クラッチが開き、ヨーヨースリープする。
時間と共に回転数が落ち、遠心力がバネの力を下回るようになると、クラッチが閉じ、ベアリングを押さえ込んでスリープしなくなり、ヨーヨー手元に戻ってくる。

セミオートマチックのバイク(スーパーカブなど)にも使われている技術。
バイククラッチは、回転数が上がったときにつながるのに対し、ヨーヨークラッチは、回転数が下がったときにつながる。

バリエーション

派生機種

セイバーウイングブレイン / ステルスブレイン

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

ヨメガ・セイバーウイングブレイン

ブレインストリングプレイ機種。
バタフライ形状になっており、ストリングプレイがやりやすいとされる。

しかしながら「勝手に戻ってくる」という仕様ストリングプレイと相性が悪くアトミックファイヤーをしているうちに勝手に戻ってきてしまうこともしばしば。
これでやりやすいトリックといえば、「エレベーター」や「トラピーズ」のような一で終わるトリックぐらいである。
ルーピングがやりやすいというオートリターンメリットを活かし、「リーチ・フォー・ザ・ムーン」のようなヨーヨー反転を伴わないルーピングの練習にも使えるかもしれない。

米国版のフェイスプリントは、「ヨメガ・セイバーウイングファイヤーボール」と同一(周囲の文字が異なる)。
しかしハイパーヨーヨー版は、ステルスファイヤーのV字マークブレインの楕円を3つ組み合わせたマーク合成された、凝ったものになっている。

X-ブレイン / クロスドラゴン

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

ヨメガ・X-ブレイン

ストレートの遠心クラッチが4つ搭載された機種。

いわゆるヨメガの「チャイナラインシリーズのひとつとして、第1期ハイパーヨーヨー末期に発売された。
クラシックブレイン行して販売され、パワーブレイン発売後になぜか復活するなど紆余曲折を経た末に、第3期ハイパーヨーヨーではクロスドラゴンの名で発売された。

バタフライ形状機種は「X-ブレインウイング」。

パワーブレイン / メガブレイン

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

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ヨメガ・パワーブレイン

4つのクラッチを互いに連結させ、クラッチの噛み合いをより高めた機種。
第2期ハイパーヨーヨーではメガブレインとして発売された。

クラッチON/OFFを切り替えられるパワーブレインXPもある。

ガンマブレイン

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

パワーブレインウイングXPボールベアリング機種。
ボールベアリングの外側にプラスチックスリーブを被せることで、オートリターンに対応している。

これ以前にも、サードパーティより同コンセプトブレイン対応ベアリング「ブレイダー」が発売されたことがあったが、精度が非常に悪く、使いものにならなかった。

キャラブレイン

ブレインは、ボディの片方に遠心クラッチが入っているが、もう片方には何もない
この部分にキャラクターフィギュアを入れたブレイン
クラッチ形状はパワーブレインのもの。

ガンビー・パラッパラッパーセサミストリートなどのキャラクターが発売された。
当時ハイパーヨーヨーの展開は終了していたが、別会社より少数輸入されている。

関連機種

遠心クラッチシステムは当初ヨメガ特許だったため、特許が切れるまでは仕組みを微妙に変えて制作されていた。
現在特許が切れたため、他社からも同様の仕組みのオートリターン機種が発売されている。

日本アジア各地では、ハイパーヨーヨー全盛期から現在に至るまで多数のパチモノヨーヨーが作られており、その多くがブレインをパクったものである。
100円ショップでまで売られているが、理してクラッチを搭載したために強度に問題があり、ひどいときには振り下ろした途端分解するものもあるため注意が必要である。

関連動画

関連商品

初期

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第1期ハイパーヨーヨー

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第3期ハイパーヨーヨー

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