|
ヨーヨー > ヨーヨーの機種一覧 > ヨメガ > ヨメガ・ブレイン |
ブレイン(Brain)とは、ヨメガが発売するヨーヨーの名である。
ハイパーヨーヨーでの名前は「ハイパーブレイン」「ワイルドクロー」。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/KAMON_Yammani/status/1285160512175476741
1985年発売。ヨメガが初めて世に送り出したヨーヨーである。
正式名称は「Yo-Yo with a Brain」。
後述の改良型と区別する意味で「クラシックブレイン」とも呼ばれる。
史上初のオートリターン機種。
内蔵された遠心クラッチにより、ヨーヨーの回転数が落ちると自動的に戻ってくる。
まさに「頭脳を持ったヨーヨー」である。
また、スリープするまでベアリングが空転しないため、ストリングを巻くのも簡単である。
そのため、ストリングの巻き上げやヨーヨーの引き戻しができない、超初心者や子どもに向くとされる。
ある程度上達すると、オートリターンは「コンボ中に勝手に戻ってくる」存在として邪魔になってくる。
そうしたら内蔵のOリングを抜くことでクラッチ機能を働かなくすることができる(後継機種「パワーブレインXP」には、クラッチのON/OFFスイッチがついた)。
見た目にわかりやすいハイテクさが子供たちの心をがっちり掴み、ブレインのシステムは90年代のヨーヨーを代表する仕組みとして迎えられ、ヨメガはトップシェアメーカーとなった。
2012年にはクラッチの形状が少し改良されたが、基本的な仕組みはほぼ変わらず販売が継続されている。
第1期ハイパーヨーヨーでは、ヨメガヨーヨー第1弾「ハイパーブレイン」として発売。
それまでのダンカン固定軸機種を大きく引き離すスリープ時間と、クラッチ機構が外から見えるクールさなどが受け、現在でも「ハイパーヨーヨーといえば遠心クラッチ」というイメージを決定づけた機種である。
当時、ハイパーヨーヨーを模したパチモノヨーヨーには、ほぼ例外なく遠心クラッチがついていたほどである。
第2期ハイパーヨーヨーでは、オートリターン機は「メガブレイン」に交代したため販売されなかった。
第3期ハイパーヨーヨーでは、当初「クロスドラゴン」の方が販売されていたが、後期になってクラシックブレインの方も「ワイルドクロー」の名で発売された。
ブレインの片面には、遠心クラッチというバネとおもりによるしかけが搭載されている。
ヨーヨーが止まっているときは、バネがプラスティックベアリングを押さえており、空転しないようになっている。
ヨーヨーを投げ出すと、おもりに遠心力がかかることで、クラッチが開き、ヨーヨーはスリープする。
時間と共に回転数が落ち、遠心力がバネの力を下回るようになると、クラッチが閉じ、ベアリングを押さえ込んでスリープしなくなり、ヨーヨーは手元に戻ってくる。
セミオートマチックのバイク(スーパーカブなど)にも使われている技術。
バイクのクラッチは、回転数が上がったときにつながるのに対し、ヨーヨーのクラッチは、回転数が下がったときにつながる。
ブレインのストリングプレイ機種。
バタフライ形状になっており、ストリングプレイがやりやすいとされる。
しかしながら、「勝手に戻ってくる」という仕様はストリングプレイと相性が悪く、アトミックファイヤーをしているうちに勝手に戻ってきてしまうこともしばしば。
これでやりやすいトリックといえば、「エレベーター」や「トラピーズ」のような一瞬で終わるトリックぐらいである。
ルーピングがやりやすいというオートリターンのメリットを活かし、「リーチ・フォー・ザ・ムーン」のようなヨーヨーの反転を伴わないルーピングの練習にも使えるかもしれない。
米国版のフェイスプリントは、「ヨメガ・セイバーウイングファイヤーボール」と同一(周囲の文字が異なる)。
しかしハイパーヨーヨー版は、ステルスファイヤーのV字マークとブレインの楕円を3つ組み合わせたマークが合成された、凝ったものになっている。
いわゆるヨメガの「チャイナライン」シリーズのひとつとして、第1期ハイパーヨーヨー末期に発売された。
クラシックブレインと平行して販売され、パワーブレイン発売後になぜか復活するなど紆余曲折を経た末に、第3期ハイパーヨーヨーでは「クロスドラゴン」の名で発売された。
4つのクラッチを互いに連結させ、クラッチの噛み合いをより高めた機種。
第2期ハイパーヨーヨーでは「メガブレイン」として発売された。
クラッチのON/OFFを切り替えられる「パワーブレインXP」もある。
パワーブレインウイングXPのボールベアリング機種。
ボールベアリングの外側にプラスチックのスリーブを被せることで、オートリターンに対応している。
これ以前にも、サードパーティより同コンセプトのブレイン対応ベアリング「ブレイダー」が発売されたことがあったが、精度が非常に悪く、使いものにならなかった。
ブレインは、ボディの片方に遠心クラッチが入っているが、もう片方には何もない。
この部分にキャラクターフィギュアを入れたブレイン。
クラッチ形状はパワーブレインのもの。
ガンビー・パラッパラッパー・セサミストリートなどのキャラクターが発売された。
当時ハイパーヨーヨーの展開は終了していたが、別会社より少数輸入されている。
遠心クラッチシステムは当初ヨメガの特許だったため、特許が切れるまでは仕組みを微妙に変えて制作されていた。
現在は特許が切れたため、他社からも同様の仕組みのオートリターン機種が発売されている。
日本やアジア各地では、ハイパーヨーヨー全盛期から現在に至るまで多数のパチモノヨーヨーが作られており、その多くがブレインをパクったものである。
100円ショップでまで売られているが、無理してクラッチを搭載したために強度に問題があり、ひどいときには振り下ろした途端分解するものもあるため注意が必要である。
初期型。
掲示板
2 ななしのよっしん
2020/07/19(日) 10:38:30 ID: lf6VC1URFC
はじめて買ったハイパーヨーヨー
ネットも普及してなかったからコロコロしか情報はなかった
ある日、友達からOリングを抜く事を教えてもらってからは無双!
3 ななしのよっしん
2021/01/13(水) 07:58:42 ID: N4BT8IcvLB
コロコログロウブレインは2、3回懸賞があっただけだよ。総数はたぶん200程度
応募者全員サービスはミニチュアキーホルダーその方。ただしデザインはそのままだが大人の事情で?文字が違う(1997 MADE IN USA)→(1998 HYPER YO-YO)
4 ななしのよっしん
2021/09/12(日) 20:06:30 ID: ulp3BQPchu
当時の子供たちにはギミックのあるブレインが人気だったなぁ
でも慣れてくるとギミックが邪魔になってファイヤーボールとかステルスファイヤーの方がやりやすくなるんだよねw
懐かしいなぁ
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/09(火) 15:00
最終更新:2025/12/09(火) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。