ライダー(Fate/Prototype)とは (ライダーとは) [単語記事]

ライダー(Fate/Prototype)とは『Fate/Prototype』の登場人物の一人である。　CV:宮野真守

……幸福な概要を望んだ彼の為に───君たちを皆殺しにする

サーヴァント階位は第五位。その正体はギリシア神話の英雄ペルセウス（キャラマテではテセウスと表記されていた）。一人称は僕。七騎のサーヴァント内で唯一悲愴な終末を迎えなかった英霊。だが非業の死を遂げながらも最期まで人々の安寧を望んだマスターの姿がライダーに内在する狂気を凶行に走らせる。普段は学徒に扮装していて沙条綾香と同級生だったりする。
チャラ男っぽい外見のハンサムボーイのうえ優しくて涙もろく人当たりがいいのでライダーはクラスの人気者である。しかし感じ入ったものにはのめり込みすぎる欠点があり、一度悪に徹すると決めたら優しい心と笑顔のまま罪の無い人達を殺傷するという非情な側面もある。なおサーヴァントとして活動する際はマントと疑似的なマスター相である仮面を装備している。

空を駆ける羽のサンダル、被ったものの姿を変えるマント（神話では兜）、アテナより贈られた青銅鏡の盾、蛇狩りの鎌・ハルペー、魔物の首をおさめる袋キビシス、ペガサスを駆る手綱等幾多の宝具を保有しているが一度に使えるのは一つまでという制限がある。マスターは沙条愛歌にビーストを埋めこまれたため衰微してしまい、ライダーを召喚した七日後の聖杯戦争開始前に散華するが今際の刻みに令呪を使ってライダーを受肉させる。それ以降ライダーはマスター不在のはぐれサーヴァントとして暗躍する事となる。