ライチョウ(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノライチョウとは) [単語記事]

ライチョウ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。

概要

北極海沿岸や高山帯など寒冷地帯に生息する鳥・ライチョウのフレンズ。日本にも棲息し、和名は雷が落ちるような悪天候に活動する性質から付けられたと言うが定かではない。かつては「らいの鳥」と呼ばれていた。

ジャパリパークにおいて「あざとい」事で広く知られるぶりっこ娘。かわいい言動やポーズを普段から使い、狙ったような萌えリアクションを度々かましてくる。プレイヤーに対しても腕組みなど積極的に物理手段も含めた触れ合いを図り、壱年中傍に居る事を望み(渡りをしない留鳥という生態を表現した設定か)、引き剥がされても直ぐにくっつくらしい。

天下一品クラスの妙技ですり寄れば落ちない者はいない。

甘え上手頼み上手なため、絶妙な喋り具合と行動で相手の心を掴み頼み事を受け入れさせてしまう。そのテクニックはトムソンガゼル(ルル)が思わず驚嘆し「やっぱりただものじゃない」「女の子として少しくらいは見習わないといけないかも」と唸るほど。

基本的に自らを「よわい女の子」と定義しているようで、バトルなんてとても出来ないと公言し、セルリアンに襲われると悲鳴を上げプレイヤーの背中に隠れたりと積極的に戦おうとしない。しかし、身体能力は高く「よわい」とは程遠いレベルなため普通に戦えるし、ゲーム中でもスカウトしていればパーティーに入れて戦闘で使える。本人も自分の戦闘ポテンシャルには気付いているようで、非常事態には本気を出し強烈な一撃を加える。

なお、本人は無意識・自然体で意図せずやっているとしている。ただ、ルルの反応を見る限り意識して実行しているようだ。やはりあざとい。

外見

髪型は白髪のセミロングヘアーで、前髪部分に黒色斑点模様と嘴を模した前髪パーツがある。頭部側面からは翼が付属。瞳の色は薄い青色。

白色のカーディガンと青色のミニスカートを着た、女子学生風の格好。首回りと袖部分にはモフモフしたファーを装備。スカートの下にはドロワーズが見えている。脚にはルーズソックスという一昔前のアイテムを装着(ライチョウの足先まで羽毛で覆われた特徴を再現したデザインと思われる)。お尻からはボリューム大な尾羽が生えている。

メイン画像では見事なてへぺろ顔を披露。あざとい。

那須どうぶつ王国とのコラボでリデザ版が公開された。
こちらは恐らくは夏毛をイメージしたデザインで黒髪・半袖シャツと涼しげな装いになっている。

ゲームでの扱い

ピュア属性(緑)のレアリティレベル5(ゲーム中最高レア)として登場。コストは400・攻撃タイプは遠距離・サイズはM。留鳥系フレンズが集まるグループ「まったり浮遊部」に加入している。固有スキル「キュートホットスタイル」は30秒間味方フレンズの攻撃力を20%上昇させる効果。得意のあざといかわいさで応援するのだろうか。

プレイヤーに対してもあざといアピールを繰り返し、ショッピングで欲しかった服とアクセサリーを買わせたり・戦闘後におんぶしてもらったり・プレイヤーが楽しみとして取っておいた「ジャパリプリン」なるデザートを御馳走になったりと、その可愛さで至れり尽くせりな扱いを受けていた。

そんな中同行していたルルの足元からいきなりセルリアンが出現し、ルルとプレイヤーに襲い掛かる。その緊急事態にライチョウは迅速に敵の前に立ち塞がり、仲間を襲い今まで何度も楽しい時間を邪魔してきたセルリアンへの怒りが爆発(ただし、怒っていても可愛い言葉遣いと仕草は忘れない)。怒りの一撃で敵を倒し仲間の危機を救った。

戦闘後、早速元の「か弱い女の子」に戻り「本当は弱い・怖かった」アピールを展開。「さっきは必死だったから戦えた」とアピールし、もう1人じゃ怖いからとプレイヤーをこれからも頼る事を宣言していた。

ぱびりおんでの扱い

「寒いのは好きなんですが、暑いのは苦手なので木陰で休んでます。あ、雷は平気です！怖がって隠れちゃう子もいるけど、普通に散歩しちゃいます（笑）。でもあんまり遠出はしないですね。住むところの雰囲気が変わると、体調崩しちゃうんです。繊細なんですかねぇ……。守ってくれますか？」

けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用

「寒いのは大好きです。」

2021年 2月24日から観察可能になった。　けもトークアイコンの背景色は緑。
一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは「～さん」で呼ぶ。
例外としてはパフィンとエトピリカのことを「～ちゃん」と呼んでいるのを確認している。

口調は丁寧な「です・ます」口調になっているが、甘え上手な様子もたまに垣間見える。
外見はリデザイン版が採用されているのだが、とあるけもトークの中で、
「今はこの体が気に入っている、気が向いたら白い体になってみようと思う」と意味深な発言がある。
もしかしたらフレンズ的にはけものプラズムをちょいちょいすれば変化するのかもしれない。

寒冷な気候を好み、雪を踏みしめながら歩くのが大好きな一方で、暑いのは苦手^[1]である。
ただし、極端に寒いのもダメらしく、豪雪になる時などはこうざんの方へと移動しているようだ。
また登場時に「（……ヒョコ）」という擬音で登場することがたまにある。

珍しい行動は「休んでいいですか？（トリのおきあがりこぼし）」