ラッキーストライク 単語

19件

ラッキーストライク

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ラッキーストライク(Lucky Strike)とは、タバコの銘柄である。

概要

アメリカ西部開拓時代の1871年、ブリティッシュアメリカン・タバコ社(略称BAT社)が発売した銘柄。当初はパイ煙草だったが、1916年に巻きタバコとして販売。人気を博していたキャメルの対抗となった。ラッキーストライクとは「大当たり」の意味で、ゴールドラッシュで湧いていた当時のアメリカ物語っている。緑色背景い丸がトレードマークである。現代に至るまで発売が続けられており、非常に息の長いブランドと言える。

1940年レイモンドローウィによって現在地にい丸のデザインが考案。明るい色で女性の顧客を獲得する狙いがあった。1942年に変更された。当時は第二次世界大戦で、インクに用いられる金属(軍需品)の節約が必要だったのだ。「ラッキーストライクの戦場に行った」という戦意高揚を兼ねた宣伝もなされている。第一次、第二次世界大戦ともにアメリカ軍の支給品となっており、多くの兵がラッキーストライクを握り締めて戦地へと赴いた。日本で撃沈された潜水艦アルバコアから乗組員の遺品とされるラッキーストライクが回収されている。各戦線に派遣された兵たちによってラッキーストライクの名は徐々に広がり、いつしか世界的な銘柄となった。一方で「大当たり」(自分に弾が当たる)というネーミングから忌み嫌う兵士も多かったとか。ベトナム戦争でもキャメルウィントンマールボロ等とともに支給されたが、アクセサリーパケットからラッキーストライクが出ると縁起が悪いとされた。このように軍隊の支給品になっていた事から、戦争映画ではよくラッキーストライクが兵士の持ち物として使われている。

元々はアメリカが製造だったが、2011年マレーシアに移管。現在は全て韓国製になっている。

日本ではよく流布している都市伝説として、広島原爆を落としたB-29搭乗員が「ラッキーストライク!」と叫んだ事が名の由来、あるいは原爆投下を反映したデザイン等のものがある。だがデザインの変更は1942年原爆投下が1945年と時代が前後逆になっており、この俗説は間違いとするのが一般的である。

関連動画

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
[単語]

提供: ジュースのストロー

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/19(金) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/19(金) 10:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP