ラブコメディとは (ラブコメディとは) [単語記事]

ラブコメディとは、和製英語である。略称は「ラブコメ」。

ラブコメディ

ラブコメディとは和製英語の一種であり、「登場人物の恋愛描写(=ラブ)を主体に置いた喜劇・笑劇(=コメディ)作品」を指す。娯楽作品の分野として扱われる。
また、略称のラブコメの方が多用される。

いつ頃使われ出した日本語かは定かで無いが、1970年代にはテレビドラマや映画などで使われていた。

基本的に笑いを誘う展開が主体となるところはギャグ漫画と共通しているが、原則的にストーリーラインが作品全体を通じて一本で繋がっているところが、ストーリー性無視のギャグ漫画と区別される最大の相違点であると言える。→詳細は「コメディ」の項を参照。
スラップスティック・コメディをベースとしたギャグシーンの多い作品から、青春活劇をベースとしたギャグシーンの少ない作品まで幅広く存在するが、ジャンル分けの際にはあくまで「恋愛要素があるかどうか」が重視されるため、ギャグシーンの多寡についてはあまり考慮されない。ただしギャグシーンが皆無あるいはほとんど無い作品はラブコメではなくラブストーリーに分類される。

最初から「ラブコメ」をジャンルをしているものは、お色気要素に重点を置く作品が多く、大抵はハーレム状態。
また、「○○ラブコメ」と前にいろいろと要素を付け足すものも多い。（例：残念系青春ラブコメ）

逆に少年漫画など、たまに恋愛描写が描かれているものは、その部分を「ラブコメ」と呼ぶ。