「優しいひと。優しいサーヴァント。そんなにも優しいと、私」
「困ります」
ランサー(蒼銀のフラグメンツ)とは、小説「Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ」に登場するサーヴァントの一騎である。
現在、彼女に関して多く用いられているタグは、真名に(Fate)が付けられたもの。なので、検索する際は、こちらでかける方が望ましい。
華奢な体躯に似つかわしくない、“大盾”と形容されるほどの穂先を持つ大槍を獲物とする女戦士の英霊。
サーヴァント階位は第四位。マスターは、心や感情に関する魔術に長けた、封印指定一歩手前の魔術師であるナイジェル・セイワード。
戦いにおいては戦術の巨槍を荒々しく振るうものの、上品な口調と物腰が特徴的な女性。その一方で、儚げな印象の中に危うい雰囲気を孕んでいる。早い話が、ヤンデレ。場合によっては、とある人物と誤認することも。この特徴は“Grand Order”にて顕著に現れている。つまり、みんな大好ききよひーと同類項。しかも同ゲームにて、贋作とはいえ百合属性もゲット。やったね(?)!
真名は、(ネタバレにつき反転)北欧神話において名高き戦乙女ワルキューレが一人、ブリュンヒルデ。主に、英雄シグルド(“Apocrypha”に登場したジークフリートとは別人。ただし、よく似ているらしい)との悲恋やその後の復讐譚にて、その名が広く知られている悲劇と薄幸の乙女である。
“EXTRA CCC”では、戦の女神ブリュンヒルトとして、パッションリップを構成する女神となっていたと同時に、自身の宝具が彼女の切り札ともなっていた。なので、両者のそのヤンデレ的性格にも納得。
ちなみに、作中における描写などから、真名、宝具共に特定しやすかった人物。というか、本作におけるサーヴァントの真名特定の難易度が両極端すぎるだけなのだろうが・・・・
聖杯戦争序盤においては、ナイジェルの命により、各陣営のサーヴァントと一度前哨戦を行うことに。その上で、令呪にて、最大の難敵と認めた相手の前でとある霊薬を飲むように命じられてもいる。結果、セイバーとの戦いにおいてこれを実行することに。
その後、玲瓏館でのバーサーカー戦や東京湾におけるライダー戦においても、その戦火に身を投じている。
本来であれば、彼女は神霊であるため召喚は不可能。しかし、セイバーの悲願たるブリテン救済を成そうとする沙条愛歌の行いが人理定礎の破壊に繋がるため、これに対する抑止力として召喚が可能となった模様。
だが、そんな彼女でも根源接続者たる愛歌には歯が立たず、逆に彼女によって操られてしまい、半ば正気を失った状態でセイバーをシグルドと誤認しつつ戦う羽目に(それでも、戦乙女としての本分と誇りは失われてはいない)。
そうして、彼女は戦いに敗れ、セイバーに聖杯に潜む者の存在を伝え、彼に世界を託しながら消滅していった・・・・
登場自体は第一部からではあるものの、本格的に登場することとなったのは第四部から。
また、その第四部開始前に“Grand Order”参戦が発表されると同時に、そのビジュアルもようやくお披露目となった。なお、同じく第四部でメインを貼ることになったアーチャーも、彼女と同様に、ゲームにて先行登場からの本編登場となった。
筋力:B+ | 耐久:A | 敏捷:A | 魔力:C | 幸運:E | 宝具:A |
魔力放出(炎):B | 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。炎に包まれた館の中で眠りに就いたという逸話から取得。情念が深まるごとに炎は強くなり、魔力を元にして燃え盛る。 |
原初のルーン | 父オーディンから授かったオリジナルのルーン魔術を使用可能。恋人でもあるシグルドにも手ほどきしたという。力を制限されており神性がA以下の現在で真価を発揮した場合霊核に深刻なダメージを負い消滅する。 |
英雄の介添:C | Fate/Grand Orderでの追加スキル。 英雄を勝利へ導くワルキューレとしての性質。魔力を同調させ対象の行うあらゆる判定にプラス効果をもたらす。 |
騎乗:A | 乗り物を乗りこなす能力。天馬に騎乗した逸話からAランクで所持。ライダークラスで召喚されればA+になる。 |
神性:E | 神霊適正。最期にオーディンによって神性を剥奪されたためランクは低い。 |
対魔力:B | Fate/Grand Orderでの追加スキル。 魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。 |
ランサーのサーヴァントらしく、得物である槍を豪快に振るいつつ、凄まじい絶技を繰り出す。また、魔力放出による炎は攻防一体の優れもの。そして安定の幸運:E。
また、彼女の操るルーン魔術は原初のルーンであり、その威力は第三の宝具と称されるほどのもの。ただし、使用には諸々の制約があるらしい。というのも、これは彼女の第二宝具の使用制限により初めて行使可能となる上に、最大稼働をした場合、自我崩壊による暴走状態に至り、そのまま自滅してしまうからである。
ランク:B / 種別:対人宝具 / レンジ:2~40 / 最大捕捉:1人
好き
嫌い
好き
嫌い
好き
好き
好き好き好き
ランサーの得物である大槍。その実態は、ロケットパンチからの圧殺運命の相手への深い愛憎の情が、魔銀(ミスリル)の槍となったもの。
その効果は、彼女の中の愛情が高まれば高まるほど、その威力や性能を増していくという代物。しかも、攻撃対象が自身の深い愛情を向けている相手であれば、よりその威力も跳ね上がるのみならず、その重量もサイズも増大することに。つまり、相手がシグルドやそれに近い人物などが相手だと、威力や性能が桁違いのものに。
前述のセイバーとの戦いの際に飲み干した霊薬は、ナイジェルによる“精神を操作する霊薬”。早い話が惚れ薬であるが、このために狂気じみた愛情を発露させる結果をもたらしている。
この霊薬と彼女と宝具の性質により、結果、セイバー戦で100kg以上の重量を持つ槍が4m3tまで強化されるまでに至った。
故に、究極まで高まれば神殺しをも可能とする宝具だが、自分が嫌っている相手に対しては威力が半減する、という致命的な欠点を持つ。それでも、アサシンやキャスターを退けるぐらいの威力は保っていたが、彼女が悪しき竜(ドラッヘン)と呼び、忌み嫌う愛歌相手では威力を発揮できなかったどころか、逆に指一本で止められてしまった。
なお、死が“二人”を分断つまで、ではないのでご注意あれ。
広域破壊能力を持つ、原初のルーン行使時には使用制限がかかる、ということ以外は一切不明の宝具。
ブリュンヒルデ体験クエストにて初登場。ルーンによる認識操作で主人公にマシュであると誤認させ接触する。不安定な性格は相変わらずであり、イベントなどで時折暴走しがち。またジークフリートのことをシグルドだと認識し追いかけていた。2部2章にてようやくシグルド本人との再会が叶い、2020年に行われた5周年記念企画「under the same sky」でもシグルドと共に宮崎県都井岬を訪れていた。新婚旅行かな?
500万ダウンロード記念ガチャにて実装。限定星5ランサー。QuickとBuster2枚編成のクリティカル援護系ランサー。サポーターとして起用するなら「英雄の介添」の強化は必須。
2部2章実装時にモーション変更。
HP | (Lv1/Lv90/Lv100) 2174/14825/16241 |
ATK | (Lv1/Lv90/Lv100) 1766/11432/12514 |
COST | 16 |
コマンドカード | Quick/Quick/Arts/Buster/Buster |
所持属性 | サーヴァント、天属性、中立属性、善属性、人型、女性 騎乗、神性、ワルキューレ |
保有スキル | |
---|---|
魔力放出(炎):B (CT7→5) |
自身のBusterカード性能をアップ[Lv.](1T) &宝具威力をアップ[Lv.](1T) |
原初のルーン (CT8→6) |
敵単体のクリティカル発生率をダウン[Lv.](3T) &宝具威力をダウン[Lv.](1T) |
自身のNPを増やす[Lv.](20→30%)▲ +敵単体のクリティカル発生率をダウン[Lv.](3T) &宝具威力をダウン[Lv.](1T) |
|
英雄の介添:C 英雄の介添:C++ (CT7→5) |
味方単体にスター集中状態を付与[Lv.](3T) &HPを回復[Lv.](1000→3000) |
味方単体にスター集中状態を付与[Lv.](3T) &クリティカル威力をアップ[Lv.](3T)▲ &HPを回復[Lv.](1000→3000) |
|
クラススキル | |
対魔力:B | 自身の弱体耐性をアップ |
騎乗:A | 自身のQuickカードの性能をアップ |
神性:E | 自身に与ダメージプラス状態を付与 |
アペンドスキル | |
EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対ランサー特攻[Lv.] |
死がふたりを分断つまで(ブリュンヒルデ・ロマンシア) | |
---|---|
カード種別:Buster | ランク:B B+ |
敵単体に超強力な〔愛する者〕特攻攻撃[Lv.]〈OCで特攻威力アップ〉 +味方全体のスター発生率をアップ(3T) |
|
敵単体に超強力な〔愛する者〕特攻攻撃[Lv.]▲〈OCで特攻威力アップ〉 +味方全体のスター発生率をアップ(3T)▲ |
特攻を抜きにしても、魔力放出(炎)の効果中は高火力の出るBuster単体宝具。
セイバー | アーチャー | ランサー |
---|---|---|
ライダー | アサシン | キャスター |
バーサーカー | EX | その他 |
「愛する者」かどうかについては彼女なりの判断基準があるようで、マテリアルや原作者インタビューなどでは「ブリュンヒルデが真の英雄と認めた相手」「ブリュンヒルデから見た正義の人」と言及されている。
シグルドやジークフリート等はわかりやすいが、女性サーヴァントが混ざっていたり、同一人物でも通常版とオルタで対象が変化したり(例えばエミヤは特攻対象だがエミヤ〔オルタ〕は対象外)、何故かUMAなどが入っていたりするのでちょっとややこしい。
「愛する者」特性を持つかどうかを調べるためには長らく宝具を当てるか敵対する彼女の宝具を食らうしか方法がなかったが、後述の水着霊基が持つスキル「サマータイムラバーズ」によって(プレイアブル実装サーヴァントについては)手軽に調べられるようになった
2020夏イベ「サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~」にて実装。普段の不安定ぶりが嘘のように安定しているように見える。愛するシグルドと共に夏のキャンプへ出発するが・・・。毎夜血の海に沈むシグルド、慌てふためくブリュンヒルデ、その手には血まみれの新宝具、一体何が起きたというのか。当然のようにガッツで復活するシグルドは犯人について何も語らないのであった・・・。
イベントのモチーフとなっていた「ホラー映画」に出てくるバカップルといえば大抵真っ先に犠牲者になりがちな役割だが、二人揃って血まみれになりながらも愛とガッツによって無事?にキャンプを終えることができた。
ちなみに通常攻撃で使う大剣には柄についた紐を引っ張ると刀身のギザ刃が回転するギミックが。チェーンソーだ コレ。
筋力:C | 耐久:C | 敏捷:A | 魔力:B | 幸運:EX | 宝具:B |
せめて、死の刹那までは(ブリュンヒルデ・シグルテイン)
ランク:B / 種別:対人宝具・対軍宝具 / レンジ:1~50 / 最大捕捉:1人・50人
ブリュンヒルデが巨大な剣を召喚し、シグルドの膂力で振りぬく合体宝具。宝具演出ではシグルドも召喚される。ケーキ入刀。
ちなみにこの大剣は大神オーディンが戦神テュールに与えた剣の模造品。
限定☆4バーサーカー。
バーサーカーでありながら「白鳥礼装(夏)」の回避&ダメージカットと「真夏の叡智」でNP&スター獲得スキルを持ち、宝具には無敵貫通もついているため取り回しがよい。「サマータイムラバーズ」で自身と(対象は限られるが)味方のサポートもできる。
なお、現在はイベントの復刻開催が済んでいるため、なにかしらの機会で復刻ピックアップされるのを待つしかない。
HP | (Lv1/Lv80/Lv100) 1603/10023/12153 |
ATK | (Lv1/Lv80/Lv100) 1699/10197/12346 |
COST | 12 |
コマンドカード | Quick/Arts/Buster/Buster/Buster |
所持属性 | サーヴァント、天属性、中立属性、善属性、人型、女性 神性、ワルキューレ、夏モードのサーヴァント |
保有スキル | |
---|---|
白鳥礼装(夏):A+ (CT7→5) |
自身に回避状態を付与(2回・3T) &被ダメージカット状態を付与[Lv.](3回・3T) |
真夏の叡智:B (CT8→6) |
自身に毎ターンNP獲得状態を付与[Lv.](3T・10→20%) &毎ターンスター獲得状態を付与[Lv.](3T・5→10個) |
サマータイムラバーズ:EX (CT8→6) |
自身のArtsカード性能をアップ[Lv.](3T) &Busterカード性能をアップ[Lv.](3T) +自身をのぞく味方全体の[愛する者]のArtsカード性能をアップ[Lv.](3T) &Busterカード性能をアップ[Lv.](3T) |
クラススキル | |
狂化:D- | 自身のBusterカードの性能を少しアップ |
神性:E | 自身にダメージプラス状態を付与 |
アペンドスキル | |
EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対ランサークリティカル発生耐性[Lv.] |
せめて、死の刹那までは(ブリュンヒルデ・シグルテイン) | |
---|---|
カード種別:Buster | ランク:B |
自身のBusterカード性能をアップ(1T)<OCで効果アップ> &無敵貫通状態を付与(1T) +敵全体に強力な攻撃[Lv.] |
水着Ver
掲示板
24 ななしのよっしん
2020/08/21(金) 17:08:02 ID: 8B2iMN7/SU
そも蒼銀では影も形もなかったシグルド殺しの概念がどうしてFGOで実装された折に追加されたのか
普通の聖杯戦争ではそんなもの発動しないんだがな……
25 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 02:40:42 ID: Mo7cm0dXni
FGOの特攻の括りの中で一番本人の主観に寄ってるやつ。
シグルドとジークフリートは当然入るけど、他にもイケメンは割と入るし渋メンも守備範囲だし、カワイ子ちゃんもチラホラ混じる。
だが、円卓のトリ野郎と花の魔術師、テメーらはダメだ。
幕間で、こう……精神的イケメンを指しているんだよ(要約)的なタマモちゃんみたいなことを言っていたけど、どっちみち主観に寄るものではある。
26 ななしのよっしん
2021/09/18(土) 02:23:10 ID: AB4O5gfoqX
本人の主観もあるだろうが、ワルキューレとしての本能で勇士を求めてるんだろう
急上昇ワード改
最終更新:2023/12/11(月) 10:00
最終更新:2023/12/11(月) 10:00
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