この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
ランサーとは、虚淵玄の小説『Fate/Zero』に登場するサーヴァントの一騎である。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)を参照。
タグとしては、後述の『Fate/unlimited codes』に登場した際に使われた名称「Zeroランサー」が用いられていることが多い。→「Zeroランサー」でタグ検索
ウェイバー・ベルベットにイスカンダル召喚のための遺物を盗まれてしまったケイネス・エルメロイ・アーチボルトが予備の遺物を使って召喚した槍兵のサーヴァント。朱色と黄色の二本の槍を同時に使う二刀流ならぬ二槍流の槍使い。また、本人の意思とは関係なく常時異性を魅了せずにはいられない魔貌の持ち主でもある。 派手さは無いが、第四次トップクラスの白兵戦能力と、優位に立った敵の足元を掬うことに長けたサーヴァント。
真名はディルムッド・オディナ。ケルト神話に登場するフィアナ騎士団の随一の戦士で「輝く貌」の異名を持ち、名誉を重んじ、忠誠を捧げた主のために戦うことを何よりの喜びとする根っからの騎士。妖精王にして愛の神オインガスと海神マナナンの間に生まれた。イケメンかつ中身もナイスガイ。伝承では二振りの槍に加えて二振りの剣(モラルタ、ベガルタ)を持ちセイバー適性も持ち合わせるが、今回はランサーとして顕現したため剣は持っていない。ケイネスとしてはディルムッドをランサークラスとしてではなく、セイバークラスとして召喚したかったが、セイバークラスが既に召喚されてしまっていたので、第四次聖杯戦争ではランサークラスで召喚される事となった。
生前は騎士団の首領、大英雄フィン・マックールを敬愛して仕えよく働いたが、その魔貌と己に科した聖誓(ゲッシュ)「女性の命令を断らない」のために望まずもフィンの妻となるはずだった女性(グラニア)を連れて騎士団を抜け、フィンの憎悪と嫉妬を一身に受ける羽目になる。戦いの果てに和睦を得るものの最後はかつての嫉妬を忘れられなかった主により謀殺される。妻となったグラニアのことも、フィンのことも全く恨んでおらず、例え悲劇で終わったとしても精一杯に前向きに生きた生前に後悔はないが、かつて果たせなかった「主への忠節を果たし、勝利を捧げる名誉を」という願いを叶えるために、召喚者でありマスターであるケイネスを新たな主として第四次聖杯戦争に参戦する。
「stay night」より「ランサーのクラスはマスターとその思惑に恵まれない」というジンクスがあったが、彼もその傾向にある。特にディルムッドの願いを理解できないケイネスの猜疑心や、その婚約者であるソラウ・ヌァザレ・ソフィアリを魅了してしまったことで生まれた奇妙な三角関係によって、最期までマスターたちの思惑に振り回されることになる。尤も、彼自身もマスターを「主への忠節」を果たす為の存在としか見ておらず、その内面を理解しようとしなかったと言う致命的な問題点があるため、お互い様ではある。
セイバーとは同じ騎士同士通じ合うところが多く、当初は聖杯戦争そのものや敵には騎士道を期待していなかったディルムッドも、清廉な彼女との戦いを通じて騎士道が燃え上がり、両者とも正々堂々の決着を願った。が、それぞれのマスターたちはそれを許さず、最後には衛宮切嗣の脅迫に屈したケイネスの令呪により自害させられてしまう。たった一つの望みすら踏みにじられ生前と同じように騎士として戦って死ねなかったことを恨み、顔芸憤怒の表情と慟哭と共に聖杯とその願望への呪詛を吐きながら消滅した。
筋力:B | 耐久:C | 敏捷:A+ | 魔力:D | 幸運:E | 宝具:B |
対魔力:B
詠唱が三節以下の魔術の無効化。それ以上の魔術でも傷つけるのは難しい。
心眼(真):B
修行・鍛錬により得た戦闘論理。窮地において活路を導きだす。
愛の黒子:C
異性にディルムッドへの強烈な恋愛感情を懷かせる魅惑。対魔力や抗魔力で回避可能。
騎士の武略:B
戦いの流れを把握し、相手のミスを誘発させる戦闘法。一瞬の勝機に賭ける冷静な観察力。
穂先に触れた物の魔力循環を絶ち無効化する槍。常時発動型の宝具でこの槍と打ち合う場合、魔力による防御や武具へのエンチャントは一切意味をなさない。既に完了した呪いや魔術に対しては効果が無いものの、例えランクが上の宝具であろうと触れさえすれば魔力を断ち一時的に機能を失わせるため、『宝具殺し』の槍とも称される。
治癒不能な傷を負わせる呪いの槍。この槍による傷はHPの上限を削るため、「傷を負った状態」が全快状態になり、いかなる回復手段でも治癒不能。破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)同様に常時発動型であり、槍を破壊するかランサーを消滅させる以外の方法では解呪できない。この槍による負傷のせいでセイバーは宝具を封じられてしまう。
メインシナリオ1部5章にて登場。主君であったフィン・マックールと共にケルト軍の尖兵として立ちはだかる。なおフィンの生前をネタにした会話に若干答えにくそうにしている。
HP | (Lv1/Lv70/Lv100) 1817/10098/13691 |
ATK | (Lv1/Lv70/Lv100) 1277/6877/9307 |
COST | 7 |
コマンドカード | Quick/Quick/Arts/Arts/Buster |
所持属性 | サーヴァント、地属性、秩序属性、中庸属性、人型、男性 愛する者、ヒト科 |
保有スキル | |
---|---|
心眼(真):B (CT8→6) |
自身に回避状態を付与(1T) &防御力をアップ[Lv.](3T) |
愛の黒子:C (CT7→5) |
敵全体[女性]の攻撃力を大ダウン[Lv.](1T) |
騎士の武略:B 悲恋繚乱:A (CT7→5) |
自身のスター発生率を大アップ[Lv.](3T) |
自身のQuickカード性能をアップ[Lv.](3T)▲ &Artsカード性能をアップ[Lv.](3T)▲ &クリティカル威力をアップ[Lv.](3T)▲ &スター発生率を大アップ[Lv.](3T) |
|
クラススキル | |
対魔力:B | 自身の弱体耐性をアップ |
アペンドスキル | |
EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対キャスター特攻[Lv.] |
破魔の紅薔薇、必滅の黄薔薇(ゲイ・ジャルグ&ゲイ・ボウ) | |
---|---|
カード種別:Quick | ランク:B B+ |
敵単体に超強力な攻撃[Lv.] &強化状態を解除 &呪い状態を付与(5T・-500→-1500)<OCで効果UP> |
|
敵単体に超強力な攻撃[Lv.]▲ &強化状態を解除 &呪い状態を付与(5T・-500→-1500)<OCで効果UP> |
Fate/Grand Order イベント「復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP_2- 」にて実装。
実は初登場は1部5章のCMなのだが本編には登場せず、その後も実装する予定ではあるとスタッフから語られたものの登場していなかった。CMから2年半後の実装となる。
『神話・伝説の英雄』としての側面がランサー時より強く、神の手となる宝具を複数所有しているため、召喚難度とコストが高くなっている。条件が揃っていなければ召喚者の技量に関係なく霊基が胡散霧消し失敗する。
性格はランサー時と比べ自己肯定感がやや強め。騎士としての矜持や強敵との闘いを楽しみたい気持ちも強くなっている。
筋力:B+ | 耐久:B | 敏捷:A | 魔力:D | 幸運:E | 宝具:A |
憤怒の波濤(モラ・ルタ)
ランク:B / 種別:対人宝具 / レンジ:1~20 / 最大捕捉:1人
マナナンにより与えられた運命すら操るが如き魔剣。真名開放時は超跳躍からの落下攻撃で使用する。マナナン神の足に似て3枚の刃が敵を切り裂く。
Fate/Zeroのコラボイベントの復刻版にてサプライズ参戦。恒常星4セイバー。
宝具は10HIT、バスター攻撃とクイック攻撃は4HITするため星生産能力に長け,NPも溜まる。
HP | (Lv1/Lv80/Lv100) 1818/11362/13776 |
ATK | (Lv1/Lv80/Lv100) 1674/10048/12166 |
COST | 12 |
コマンドカード | Quick/Quick/Arts/Buster/Buster |
所持属性 | サーヴァント、地属性、秩序属性、中庸属性、人型、男性 騎乗、愛する者、ヒト科 |
保有スキル | |
---|---|
魔力放出(跳躍):A (CT7→5) |
自身に回避状態を付与(1T) &Quickカード性能をアップ[Lv.](1T) &攻撃力をアップ[Lv.](1T) |
フィオナ騎士の誉れ:B (CT7→5) |
自身のスター集中度をアップ[Lv.](3T) +スターを獲得[Lv.](5→15個) |
激情の細波:B+ (CT7→5) |
自身の防御力をアップ[Lv.](3T) &NP獲得量をアップ[Lv.](3T) |
クラススキル | |
対魔力:A+ | 自身の弱体耐性をアップ |
騎乗:B | 自身のQuickカード性能をアップ |
アペンドスキル | |
EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対セイバー特攻[Lv.] |
憤怒の波濤(モラ・ルタ) | |
---|---|
カード種別:Quick | ランク:B |
敵単体に超強力な攻撃[Lv.] &防御強化状態を解除 &中確率で即死効果<OCで確率アップ> |
家庭用『Fate/unlimited codes』に純粋なZeroキャラとしては唯一参戦。キャラクター名は「stay night」のランサーとの区別の為にZEROランサーとなっている。
あくまでゲスト出演であるため、ストーリーは存在せず、ミニゲームもサバイバルとなっている。しかし、原作では果たされなかったセイバーとの一騎打ち、ケルト神話の大先輩である第五次ランサーとの勝負も実現できる。ちなみに性能は……本作で最強レベルの強さを誇る先輩から察してください。
生前において最強とされる戦闘スタイルはモラ・ルタとゲイ・ジャルグによる1槍1刀のスタイルであるという。なお彼が死亡した猪狩りに出かけた際には、妻グラニアに止められたにもかかわらずベガ・ルタとゲイ・ボウの組み合わせを選んだ。
掲示板
3415 削除しました
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削除しました
3416 ななしのよっしん
2023/08/22(火) 21:45:39 ID: ImQGtv25IJ
ケイネス先生とディルムッドって相性悪い二人が組まされただけでどっちが悪人って訳でもないと思うんだけどな…
Zero以前のFateでもキャス子のマスターはキャス子と相性悪すぎて騙されて殺された設定とかあったし(昔は)
相性悪いにしてもマスターを裏切りそうにないサーヴァントってそれだけで評価したいよ
3417 ななしのよっしん
2023/10/20(金) 13:24:58 ID: RN3z/wW43M
悪い奴じゃないけど 第四次第五次の他のサーヴァントが化け物揃い過ぎてイマイチぱっとしない 上と比べるより下と比べた方が速いまである(ハサン・青髭・農民)
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/19(金) 14:00
最終更新:2024/04/19(金) 14:00
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