ランナバウト 単語

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ランナバウト

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警告

このゲームでのの挙動や行動

擬似世界のものです。

現実世界でこのような行為は

大変危険ですので

絶対におやめください。

                             ランナバウト 冒頭の警告画面より

ランナバウトとは、株式会社クライマックスexit開発ドライブアクションゲームシリーズである。暴走と言えばGTAが有名であるが、本作も知る人ぞ知る良質なバカゲー・破壊ゲーである

概要

プレイヤーは何でもありのアウトロー運び屋となり、依頼を遂行するためにマシンクルマとは呼べないマシンも多数用意されているが)に乗り、再現された広いマップ内で、仕事を制限時間内に遂することが的である。

このゲームの特徴として、に映るほぼ全てのオブジェクト破壊可であるということがある。オブジェクトは全て固有の額が設定されていて、壊せば被害総額が加算され、画面に表示される。法外的な被害額が算出されてもプレイヤー何らペナルティを被らない。そのため、プレイヤーはいかに観を世紀末へと変貌させるかを楽しみにこのゲームプレイする。
特定オブジェクトを破壊したり、一定以上の被害額や被害額0を達成すると隠し要素が解禁される。タイムアタックの際は衝突がタイムロスになる場合もあればある程度の破壊が不可欠な場合もある。

もう一つの特徴はタイムアップになっても強制終了されず、気が済むまでを爆走することが可ゲームクリアに拘らないのであれば、耐久力が続く限り、プレイヤーは何をしても構わないという自由度の高いゲーム性が人気を博し、コアゲーマーの中で評価が高い作品。ゲームクリアそっちのけで破壊行動にひた走るプレイヤーを多く輩出したシリーズとも言える。ただ、ゲーム中にを降りることは不可能。(そもそもドライバーが何処に乗っているのか分からないものもあるが...)シリーズを通して大きなハズレと言えるものが少ないのも魅の一つ。
このゲームにハマっていて、日頃の生活においてストレスが溜まった時、平和な町並みを一台のマシン阿鼻叫喚地獄へと変えることが日課になること間違いなし。

でも現実での運転中は気をつけよう。なお、製作会社の社長である内藤寛自身もついつい電話ボックスに突っ込みたくなる衝動に駆られるらしい。

町中に点在する善良な一般市民達を轢くことは出来ない(ギリギリで飛び退いてくれる。当たり判定い)ので年齢ゲームであり、お子様でも安心してプレイ動画鑑賞ができる。

マシンバリエーションが非常に豊富。スポーツカースーパーカーはもちろん、スクーターバス清掃車農業トラクター、巨大タイヤ改造したモンスターマシンなど、他のレースゲームでは有り得ないラインナップが魅シリーズ恒例で戦車が登場し、90式戦車10式戦車、果てはガンヘッドにしか見えない何かプレイアブルマシンとして登場する。
毎回ネタも豊富で、ミニ四駆遊園地パンダモーターボート、からくり人形といったもはやとか乗り物とかそういうレベルではないものも存在する。
その中には「ガンヘッド」や、ルパン三世フィアット500(当然スーパーチャージャー付きで、搭載位置も全く同じ)といった著作権っ向からケンカを売っているものもある。

ステージが広いうえに自由度が異常なまでに高く、種が奇想外に富んでいる代償として、走れるステージ数が少ないことが全般的に多いのが珠に瑕。

最新作はニンテンドー3DS用『ランナバウト3Dドライブ:インポッシブル
発売元:ロケットカンパニー 開発元:クライマックス2012年1月19日発売。
以前はちょっとプレミアが付いていたが、ダウンロード版の発売もあってか今は治まっている。

雰囲気からし洋ゲーのように見えるが、開発元のクライマックス日本ゲーム制作会社である。並を作るためにニューヨークサンフランシスコへロケハンしに行ったりもしている。

シリーズ作品

ランナバウト(1997年、PS)

記念すべき第1作概要にも記したように、ぶっ飛んだゲーム性が話題になった。グラフィックは必ずしも美麗とは言えないものの作りこみは素らしく、自体の再現度もそうだが、壊れていく描写は秀逸。バイクなど本体重量の軽い乗り物屋台など火気が満載なオブジェクトに突っ込むと、打ち上げ花火のように高く飛んで行くことで有名。わざと連続して飛び上がるのが楽しいが、その先に待っているのがGAME OVERであることは言うまでもない。

BGMコナミギタドラシリーズにも曲を提供している日本ロックバンドザ・サーフコースターズexitが手掛けている。その軽快で疾走感のあるサウンドは、プレイヤー暴力的な走りへと駆り立てること間違いなし(→安全運転妨害用BGM)。

ステージ数は3つとかなり少ない(ミッションも3つしかない)が、1つ1つのマップは広めで・近が多数隠されており、ルート探しの楽しさはシリーズ中でも随一である。また車の種類も22種と結構あり、それらをえるやり込み要素も加味するとボリューム的には悪くない。ふとした時に楽しむのには最適なゲームである。

ランナバウト2(1999年、PS)

前作の好評を受けて発売。販元はクライマックスだが、開発グラフィックリサーチ。テイストが変わり、お馬鹿さ加減は薄れた。ストーリー性が付与され、依頼からメールが届いたり、依頼達成の成否によって分岐したりするようになった。特にゲーム終盤のシリアスストーリーや重苦しいBGMバカゲーの路線からはやや外れており、好みが分かれる所。時間制限が厳しくなり、前作ほど好き勝手に破壊出来なくなってしまった点も同様。

一方でステージ数13、種31種と前作から大幅に増量し、ゲーム自体のボリュームは満点。コレクション要素などプレイヤーを長く楽しませようとする工夫も見られる。それらの追加要素の代償からか、グラフィックはやや退化して雑になり気味であり、操作性にも強いが出るようになってしまった。

渋谷など日本ステージに選ばれているので、身近な繁暴走する楽しみも味わえる。なお、概要にある著作権元に喧嘩を売っているが登場するのも2である。

BGMは前作のザ・サーフコースターズではいが、ゲーム終盤以外は中々のクオリティを保っていると言えるだろう。「Blow Mindexit_nicovideo」を聴きながら夕日に染まるローマフィアット500で走り抜ければ、気分はもうルパン三世である。(動画左)

ちなみに、クライマックス社長である内藤寛が最初のミッションモブキャラとして登場。「ランナバウトも発売中~!」と自で宣伝してくれる。

スーパーランナバウト(2000年、DC)
スーパーランナバウト サンフランシスコエディション(2000年、DC) 

発売元はセガだが、開発元はクライマックスサンフランシスコエディションは海外で発売されたバージョンアップ版を廉価版として再発売したもの。ゲーム内に再現されたサンフランシスコを、子編と警察編の二つのシナリオを進めながら爆走する。リプレイが搭載され、ミッション中のプレイヤーの走りをダイナミックカメラワークで見る事が出来る。

ハードが1世代新しくなった事もあり、グラフィックは前作から大幅に強化された。BGMは再びザ・サーフコースターズになり、初代のサーフロックサウンドが戻って来た

本作も(一応)ストーリーが存在するが、デモシーンが少々入るくらいで全体の内容もB級映画並の痛快なものでバカゲーらしいストーリーとなっている。サンフランシスコ警察編と自動車修理工場子編の2つのシナリオがある。

これまでの耐久度を表すHPバーはなくなり、4つあるタイヤダメージが蓄積されそれが一つでも外れるとゲームオーバーとなる。そのためバイク戦車等、タイヤが4つ存在しないは絶対に壊れない無敵仕様となっている。またバイクなどは破損描写もい。実は最初は破損描写を付けていたらしいが、搭乗キャラの顔面などもんでしまうので諦めたとのこと。

映画メン・イン・ブラック(Men in Black)」に登場するエージェントのスーパーカー(劇中でトンネル天井を走行していた)が使用できるなど相変わらず著作権ギリギリの仕様である。(名前は「MIB」をもじった「BIM」)
他には、シリーズ初の生き物ビークルとして「」が使用可論、足が取れると不味いので無敵設定である。ちなみに、前者は警察編、後者子編で使用可

シリーズ初のアメリカ合衆国大統領破壊物品扱いで登場しかも価値0$。(詳しくは動画左)

ランナバウト3 ネオエイジ(2002年、PS2)

SIMPLE2000シリーズで「爆走!マンハッタン」と言うタイトルで廉価版も発売された、ちょっと特殊な第3弾。マンハッタン舞台としており、ステージ数こそ前作とべ減ったものの、カオス度はシリーズ随一。に入るとゲームオーバーになるモーターボートや、お茶を投げつけるからくり人形が特に有名。マニアックなところでは、映画ブルース・ブラザーズ」に登場する中古パトカーモチーフにしたパトカーが登場。

スーパーランナバウトで実装されたリプレイも搭載しており、リプレイを保存しておくと、来訪した友達などに自分のイカレたイカシたドライブを見せることも可ダメージ制が従来作通りのHPバー表記に戻されたのも特徴。リアルさを意識した挙動は今作ではやや無視されており、ジャンプ出来るような台に乗って宙を舞うと搭乗者が「イヤッホォォウ!」などと叫び出し、自体はまるで玩具のようにぐるぐる回転して吹っ飛んでいく。そんなキチガイっぷり満載なゲームなのにも関わらず限りなくアウトに近い全年齢作品である。

BGMは前作に引き続きザ・サーフコースターズ。Lv4のミッション突」では同名の映画オマージュが組み込まれているが、疾走感のあるBGMCome Back From The Rockexit」のお蔭でホラー的な雰囲気は吹き飛んでいる。

ランナバウト3Dドライブ:インポッシブル(2012年、3DS)

ランナバウト3からおおよそ10年振りに発売された最新作。3に似た操作感が特徴で、まともなチュートリアルプレイ開始直後から始まるなど、ユーザーフレンドリーゲームになった。しかし流石に昨今の世情もあってかCEROの制限は12歳以上となっている。あるいはこれだけやっても12歳以上で済んだとも言えるか。生産数の関係か現在プレミアが付いており入手困難だったが、2013年8月29日ダウンロード版の配信が開始、パッケージ版の価格も正常になっている。
BGM過去作のものの流用と、Highway Star等の有名なロックミュージックアレンジが収録されている。未確認だが、ダウンロード版には大人の事情アレンジ曲が収録されていないらしい。

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