リナカフェとは (リナカフェとは) [単語記事]

リナカフェとは、かつて存在した喫茶店である。

概要

株式会社プロントが運営していたごく普通の喫茶店チェーンCAFFE SOLAREの、東京都千代田区外神田にあるごく普通の店舗。特別アキバっぽいメニューがあるわけではない。なお、店舗名としては「CAFFE SOLARE リナックスカフェ秋葉原店」が正式名称であった。

もともとはLinuxを触れたことのないユーザーにLinuxの普及を図るためのネットカフェとして、2001年 12月5日に株式会社リナックスカフェと株式会社プロントの協業で開店した。しかしLinux（ひいてはオープンソース）の普及を図るという当初の目的は頓挫し、後にリナックスカフェという名前だけを残し、ごく普通のカフェとして繁盛していた。

しかしながらビルの改装工事に伴い2011年 12月25日に閉店される事が2011年 12月2日に店頭の貼り紙で告知され、予定通りクリスマスの21時を以ってリナカフェは閉店された。

閉店前の店舗情報

営業時間： 8:00～21:00 （土日祝は～20:00）年中無休
TEL： 03-5209-6760
東京都千代田区外神田3-13-2 リナックスビル1F
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リナカフェなう！

上記のいきさつから、技術系のトピックスを好むはてなダイアリーユーザーとその文化を色濃く受け継ぐTwitter ユーザーの間では半ば聖地のような扱いになっていた。一部のネットジャンキーの間では「とりあえずリナカフェにいけば誰か知り合いが居る」とまで言わせしめるほど。

また、一部の席では電源を使用することが可能で、その上公衆無線LANのアクセスポイントも存在するため、モバイラーにとっては暇つぶしや軽作業にも好都合な環境が揃っている。以上のことから、秋葉原の定番待ち合わせスポットでにあった。

特にTwitterが日本で流行し始めた頃、Twitter ユーザーの間では、来店したら「リナカフェなう」（訳：今リナカフェに居ますよ～）と携帯から発信することが大流行し、廃人級のTwitter ユーザーが一言リナカフェなうとpostすればたちどころに突発OFFが始まった…らしい。もちろんイベントスペースではないので、騒ぎすぎには十分気をつけて、飲食物を持ち込まないようにするのが決まりである。