リノ(アズールレーン)とは (リノとは) [単語記事]

「あなたが指揮官？ああ、実はずっと会いたかったんだ～だって指揮官、世界を救うヒーローみたいな存在でしょ？つまり私、あなたのサポーターみたいなものかな？あ、私はオークランド級のリノ、これからよろしく！」

アメリカ海軍のアトランタ級（オークランド級）軽巡洋艦6番艦、リノをモチーフとする。

アトランタ級の後期型、オークランド級のリノ。アトランタ級と比べて対空能力がさらに強化されたよ。かの大戦の後半に生まれたにしては、まあ色々頑張ったよ。プリンストンのことはちょっと残念だったけど…ううん、大丈夫！これからもよろしく！

KAN-SEN名
リノ USS Reno,CL/CL AA-96
基本情報
所属	ユニオン
艦種	軽巡洋艦
レアリティ	SSR
CV	川崎芽衣子
イラスト	Wong Panda_Mr
艦歴
国籍	アメリカ
出身地	カリファルニア州サンフランシスコ市
造船所	ベスレヘム・スチール社サンフランシスコ造船所
艦級	アトランタ級軽巡洋艦6番艦
進水日	1942年 12月23日
就役	1943年-1946年（アメリカ軍）
最期	1962年 3月（解体）
備考
従軍星章（バトルスター）を3個取得。

ユニオン所属、アトランタ級の軽巡洋艦。ヒーローものの映画・ドラマが趣味で、ガジェットも衣装も自分で作るほどのヒーローナード。 …である彼女だが、コスプレするにはちょっと難しい自分のプロポーションが悩みのタネ。

ーーーー公式 Twitter 紹介より

アズールレーンの世界におけるアメリカに当たるユニオン所属。レアリティはSSR。イラストはWong Panda_Mr。CVは川崎芽衣子。

2020年 3月26日開始のイベント『闇靄払う銀翼』にて先行実装された。獲得方法としては限定建造での実装となっている。ピックアップにより確率は2%になっているが、出る出ないは例によって時の運。決して焦らず資金とキューブの残量と相談の上で狙おう。

指揮官、このギアのことが気になる？実はこれ、ここを押せばこうピカーっと光ったり、ここを押せばガチャガチャっと変形したり、あとこことかこことか……

銀髪のショートボブ。瞳は青紫色である。

身体は、非常に結構な胸部装甲をノースリーブの軍服に包んでいる。ただし、肩を出した状態で袖だけ上着を通したちょっと代わった着こなし。このあたりは、アトランタ級共通の意匠である。さらに、グローブは不思議なガジェットを思わせる光り物が入っている。

担当のWong Panda_Mr氏によって、デザイン画がアップされている。目を引くのはチューブトップタイプのブラジャーと、なぜかパンティー周辺が開いたストッキングだろうか。

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性格面は、いわゆるアメコミヒーローを愛する。セリフの端々にマーベル・コミックを始めとするヒーローたちを連想させるものが数多く入っている。

自身も、ヒーローになることに憧れているが、ある理由により自身がヒーローになることは諦めてしまっている。もっぱら指揮官をヒーローに見立てて応援することに光明を見出しているようだ。え？ある理由って？そりゃあんな胸部装甲では動きにくくてヒーローアクションは難しいわな。

親密度セリフも、指揮官とヒーローについて語らう感じであり、あまり甘い雰囲気にはならない。もちろんケッコンすればそれなりにラブラブだが。胸部装甲タッチをしても、大きすぎることへの悩みが先にでてくるようだ。どっかの鉄血重巡洋艦が歯ぎしりしてる？知ーらない。

同時実装として、スポーツ着せ替え「波濤のチアリーダー」が販売されている。ブラがすけまくったり、ちょっとぽっこりしたお腹に目を奪われたり、アンダーはまたスケスケのスカートだったりと、実にけしからんもっとやれ。この衣装は、4月8日までの限定販売なので、買い逃し注意にゃ。

さらに、着せ替え時の下着設定までデザイン画がアップされた。これによると、チアコス時のブラはストラップ付きであることが判明している。

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2020年 9月17日には、水着着せ替え「サマー・スピンオフ」が販売されている。脇乳出まくりのビキニがたまらん。実にけしからんもっとやれ。もうお彼岸も近い？何のことだ？欲しい指揮官はすぐにショップにGOだにゃ。

この水着もデザイン画がアップされた。

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2021年 8月12日には、バニーガール着せ替え「バニーリノ!」が販売されている。リノ本人としては、バニーガールが時には正義のヒーローに変身！っていう設定で行きたいらしい。いや、旗本の三男坊が実は上様みたいな路線でも目指すの?

ともあれ、このLive2Dで動きまくるリノを手に入れたい指揮官は、ショップにいらっしゃいにゃ。

このバニー衣装も、デザインがアップされた。なんと、バニースーツの胸当ての部分に胸部装甲が全く収まらずに止むなくブラで吊って支えている。そして、ノースリーブシャツっぽい布地を上から当てて、どうにかバニーガールらしいスタイルに仕上げたようだ。とてつもなくエロいのでわたしは一向にかまわんッッ。

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対空はリノに任せて！

スキル1:ヴィジランテサポーター
戦闘開始時、味方艦隊に軽空母・空母が戦闘可能状態で存在している場合、自身のクリティカル率が5%(MAX15%)アップ；軽空母・空母が1隻につき自身の駆逐・軽巡に与えるダメージが1.5%(MAX6%)アップ（最大3回まで加算可能）。自身が所属する艦隊の1・2回目の戦闘で味方軽空母・空母が受けるダメージを5.0%(MAX10%)軽減する

(2020年 12月22日更新)
戦闘開始時、味方艦隊に軽空母・空母が戦闘可能状態で存在している場合、自身のクリティカル率が20.0%(MAX35.0%)アップ; 軽空母・空母が1隻につき、自身の駆逐・軽巡に与えるダメージが4.0%(MAX10.0%)アップ(最大3回まで加算可能)。自身が所属する艦隊の4回目までの戦闘で味方軽空母・空母が受けるダメージを5.0%(MAX10.0%)軽減する

スキル2:リノリアクター
戦闘開始時、自身の対空が5%(MAX15.0%)、火力が4.5%(MAX12.0%)アップ；戦闘中味方の主力艦が3回ダメージを受けるだびに、戦闘終了時まで自身の対空・火力1.5%(MAX6.0%)アップ(最大2回まで加算可能)

(2020年 12月22日更新)
戦闘開始時、自身の対空が5.0%(MAX15.0%)、火力が4.5%(MAX15.0%)アップ; 戦闘中自身以外の味方艦船が2回ダメージを受けるたびに、戦闘終了時まで自身の対空・火力1.5%(MAX6.0%)アップ(最大2回まで加算可能)

スキル3:特殊弾幕-リノⅠ
駆逐艦主砲を装備している場合、自身の主兵装枠威力補正が10%アップする。15回(IIで10回)(軽巡主砲を装備している場合は12回(IIで8回))主砲攻撃を行うたびに、特殊弾幕-リノⅠを展開する。

能力的にはあのアトランタ、サンディエゴの妹だけあってさすがの対空能力。強力な対空砲を装備すればバカスカと敵機体を叩き落としてくれるだろう。12、13章といった航空攻撃が苛烈なマップではその威力を遺憾なく発揮してくれる。

スキル１「ヴィジランテサポーター」は、味方艦隊に空母が多いほどクリティカルと敵駆逐・軽巡へのダメージにブーストがかかる。限定的ではあるが、味方空母・軽空母を守ることもできる。ボス決戦用としては有効だろう。

上記の通り、アップデートによってクリティカルのアップ率が大幅に改善された他、味方空母・軽空母へのダメージ軽減も4戦まで有効になったことで、雑魚刈りの周回艦隊でも活かせるようになった。

スキル2「リノリアクター」は、事実上恒常で対空と火力にボーナスが付く。おまけに主力艦がダメージを繰り返し受ける状況（つまり、敵の空爆が一番に想定される）でさらに対空・火力をアップできる。まさに防空戦闘のためにあるスキルだろう。

上記の通り、アップデートによって火力アップ効果が改善された他、主力艦以外、つまり前衛艦も含めて2回のダメージカウントで対空・火力のアップ効果が発動するようになった。

スキル3「特殊弾幕-リノI」は、他の艦船では「全弾発射」となっているものの代わりだが、駆逐艦主砲を装備したときは威力補正をアップさせて軽巡主砲に比べて劣る威力を補填してくれる。

Yeah！正義は必ず勝つ！

アトランタ級軽巡洋艦の詳細は、アトランタ（アズールレーン）の記事を参照。

本来駆逐艦部隊の嚮導艦として設計され、米海軍初の防空巡洋艦となったアトランタ級だが。主砲を兼ねた連装高角砲を8基も積んだため、ややトップヘビーとなってしまった。そこで、5番艦のオークランドからは艦中央後部に舷側に寄せて搭載していた2基の連装高角砲を減らして復元性を改善した。これによって、オークランド級として区別される場合もある。

アトランタ級軽巡洋艦6番艦のリノは1941年 8月1日起工、1942年 12月23日進水、1943年 12月28日竣工した。

艦名はネバダ州のリノ市から取られた。ここは現在はあのリノ・エアレースで有名な地である。

竣工したリノが実際に任務に付いたときはすでに1944年 4月、太平洋戦争は米軍優勢に大きく傾いていた。リノは、空母部隊による日本軍への空襲を支援する役目を負い、敵艦と砲火を交える機会は殆どなかった。

同年6月にはマリアナ沖海戦に参加。ここでも防空巡洋艦として攻めてくる日本軍機を叩き落とすことになる。その後は、サイパン、グアム、パラオ、小笠原と上陸部隊の支援や島への航空攻撃支援に従事し続けた。

秋にはフィリピンに入り、パラオ、マニラを攻撃。今度は台湾に進出。台湾の基地からやってくる日本軍機を迎え撃った。このときに敵雷撃機の体当たりを受けて、6番砲塔が中破している。

レイテ沖海戦が始まり、日本軍は執拗な航空攻撃を繰り返してくるようになる。僚艦の空母プリンストンは10月24日、雲間を突いてきた艦爆「彗星」からの直撃弾を受けてしまった。たった1発の爆発から艦内の大火災に発展し、艦隊から脱落したプリンストンをリノは軽巡洋艦バーミンガム、駆逐艦モリソン、アーウィンと共に救援しようとした。バーミンガムが接近して消火を試みたが、プリンストンが大爆発を起こし、バーミンガムは上部構造物を大きく破壊されて乗組員に多大な人的被害を被った。

結局処置なしの状況となったプリンストンをリノは雷撃処分することになり、2発の魚雷でもって艦前部のガソリンタンクと弾薬庫に命中せしめ、仲間を介錯する辛い仕事を終えた。その後リノが復帰した任務部隊はエンガノ岬沖海戦で日本軍空母部隊を根絶やしにし、プリンストンの仇を討つ形になった。

11月3日、夜間にサンベルナルジノ海峡を通過しようとしたリノは、日本軍潜水艦伊41の雷撃を受けた。魚雷は左舷に命中して艦は大浸水。艦尾が波に洗われる状況になってしまったリノは、懸命のダメコンによってかろうじて沈没を免れた。ウルシー環礁まで曳航されて戻った彼女は、工作艦ヴェスタルの手によって補強材を当てて仮修理され、浮きドックで艦底部を直して自力航行が可能になった。リノは本土に戻り、チャールストン海軍工廠で本格修理されることになった。その修理のうちに太平洋戦争は終わった。