リノ(パチスロ) 単語

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リノパチスロ

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リノ(パチスロ)とは、山佐株式会社から発売されているパチスロである。
3号機時代(他社)からのシリーズ物。本項では5号リノを中心に記述する。

概要

リアルボーナスの連チャンという、ストック禁止の5号機では不可能だと思われていた仕様の台。
いったいどんな仕組みかというと、ものすごく単純に言ってしまえば契機役で台の状態が変わり、ボーナスが連チャンするという仕組み。
通常時→ボーナス抽選をしない(抽選しているが、どうせわないのでしないということにする)。
状態時→1/8でボーナス抽選を行い(BIG1/12 REG1/22)、転落抽選を1/15(x2)で行っている。
さて、その契機役はなにかというと、トマトである。
厳密に言うとトマトではなく、チャンス1枚役であり”取りこぼす”ことによって、トマトい、ボーナスチャン状態になる。
この台は有効ラインが下段のみであり、中段でリプレイっても、参考にしているのは下段ラインである。
トマトうのは、上段か右上がりのみ。
つまり、トマトというフラグは存在しない(一応存在するけど、やっぱりわないのでどうでも良い)。
トマトっているように見えるだけである。
何を言っているかわからないという人は、トマトえば"状態"だと思えばよい。
で、フラグがないのになぜうか?先ほども述べたがっているように見えるだけ。
有効ラインの下段で絶対にトマトわないのである。
この下段有効ラインチャンス1枚役をそろえてしまうと、状態に入らない。
どうやって取りこぼすかというと、実は明確に狙うことは不可能
不可能だが、チャンス1枚役が確率は1/3であり、3回に1回はトマトう、つまり取りこぼせるのである。
チャンス1枚役に関してはフラグが3つあり、予想が当たれば取りこぼす・・・つまりはエスパー台である。
この3つのフラグだが、チャンス1枚役は「7/7/コイン・any・リプ」の3種類であり、
左リールのどれかひとつを狙うことによって取りこぼすことが出来る、予想が当たればギロリン!という音ともに状態となる。
適当打ちでも一向に構わない、どう打っても1/3なのは変わらない。
どれかはわからないがチャンス1枚役を察知する方法はあり、変則押し(左リールを最後)で上段か斜めトマトテンパイすればチャンス1枚役である。震えながら選ぶか、適当に押すとよい。をつぶって押してボタンを離すとギロリン!という音がするのを楽しむのもよい。
12回以上連続で外す人もいれば、6回以上連続で当てるエスパーもいる。
まあ外す確率のほうが高いので、過度の期待は禁物。
重要なチャンス1枚の確率だが以下を参照されたし。
設定1:1/98
設定2:1/95
設定3:1/92
設定4:1/86
設定5:1/81
設定6:1/77
50枚で29G回る台なので、1でも3000円で1回弱はチャンスがある計算。
6は破格の確率だが、1/3を外しまくれば、当然きつい。
逆に1でも1/3を当てまくれば勝てる。
・・・やはりエスパー台である。
転落抽選は、1/15で抽選されている。何が抽選されているかというと、絶対にわないカスボーナス、通称カスボである。これに当選してしまうと通常に転落する。
1/15じゃすぐ落ちるじゃねーか!と思うかもしれないが、実はこれに関しては1/2で回避できる。
それは、Vレモ揃えることである。
Vレモ揃えば状態続行、どうやっ揃えるかというと・・・
勘のいい人であれば気付いたであろうが、これもエスパーである。
リールのどこかのレモン決め打ちでも適当打ちでも好きな打ち方をすればよい。どんな打ち方でも1/2である。
このVレモンに関しては、変則押し(順押しでもするけど若干わかりづらいかも)の場合は必ず斜めテンパイする。
テンパイしてしまったら覚悟してボタンを押すべし。
通常時でトマトい、状態になったとしても、ボーナスを引くまえに転落することももちろんある。
たまに変則レモン(13枚役)がうが、それはボーナス確定なのでドヤ放置でもなんでもすると良い。
で、テンパイしたけどVレモンわなかったから転落確定・・・かと思えばそういうわけではない。
ハズレ時は同様の制御のため、確定ではないのである。落ちてないことを祈ろう。
そしてこの純ハズレ、1/8というそこそこの確率で来るので、割と頻繁にハラハラさせられる。
ハズレに設定差があるかは不明。あっても誤差程度だとは思われるが・・・。
通常か状態かの見極めだが、コイン持ちに大きな差が出てくる。
通常時は29Gだが、状態時は2Gと沖ドキ並に落ちる。
というのも、リプレイ確率に明確な差があり、通常時は1/3で、状態時は1/9となる。
Vレモンテンパイハズレの後にリプが頻発するようであれば、転落の能性が高まる。
ちなみに状態中のみ特殊な形でリプレイうが、重複抽選でボーナス確定。
同様に状態中はレモン(13枚役)がうこともあり、これは65ボーナスである。
上記にもあるが、変則レモンい(13枚)であれば、ボーナス確定である。
通常時の打ち方
打ち方、といってもトマト確率が上がるわけではないが・・・
順押しの場合
どちらかの7を狙う。
トマトが上段に来れば、リンゴorトマト(チャンス1枚役)
7上段でほぼリプだが、外れればトマト確定。
チャンス1枚役がわかりづらいという欠点がある。
中押しの場合
実は適当押しで良い。
7狙いのほうがリンゴをこぼさない。
ほとんどレモンリプレイトマトで止まる。リプor普通の1枚役orハズレ
これ以外ので実はトマト(チャンス1枚役)orリンゴである。
1殺が多いのが難点か。
右リールを止めて、リンゴテンパイすればリンゴ。(下段バー混じりは取りこぼしのため注意)
好きなトマトを止めよう。
逆押しの場合
これもなんでも良いが、中押し同様にリンゴ取りこぼしがイヤなら7を狙う。
ほぼ上段にリプか下段にトマト
中押しよりは飽きがこない・・・かも。
上段トマトチャンス1枚確定の1確あり。
ハサミトマトテンパイならトマトい確定の2確もあり。
ただし、下段リンゴリンゴ確定のガッカリもあり。
状態中の打ち方
これも同様に転落回避確率が上がるわけではないが・・・。
順押しの場合
7上段狙い、7・リプレイバーの通称ナリバ狙い。
通常時のナリバはほぼリプレイであり、状態時もリプレイである。
しかしながら、状態中は重複抽選があり、リプレイは11ボーナスのアツい変わり。
しかもリプレイ確率は1/9とボーナス1/8よりも低いため、ボーナスの可性のほうが高く、そのままボーナス・・・ということもザラ
リプレイっても1/10強でボーナスと通常時とは違いなかなかにデキるである。
7が中段まで滑ってもリプレイだが、ボーナス直撃ではないものの、状態中は多少の期待が持てる
7下段が要注意、左リール中央にレモンが来たらVレモンか純ハズレ
レモンえば天国、外せば地獄である。外れたらリプ確率が上がっていないことを祈ろう。
中押しの場合
7狙い推奨。(ただしリンゴはこぼす可性あり)
ほとんどは通常時と同じレモンリプレイトマトが止まる。
7下段でBIGorチャンス1枚役。
7中段でボーナスorリンゴ(取りこぼし確定)orチャンス1枚役確定。
そのまま右リールの7を狙い、テンパイならBIG確定、BARテンパイはREGorリンゴ
7上段は特殊リプorレモン(13枚)のアツ
上・・・つまりバー上段だが、これがVレモンor変則レモン(確定)or直線レモン(13枚)or純ハズレである。
大抵が純ハズレかVレモンであり、右リール上段にレモンが止まれば直線レモンの可性が消える。
左リールで上段にレモンなら転落回避、レモン図柄がなければ・・・転落or純ハズレである。
中段にレモンが来たら変則レモンボーナス確定。天国と地獄である。
逆押しの場合
これも7狙い推奨(やっぱりリンゴは取りこぼすけど)
ほとんどはバー・7・トマトが止まる。
リプ・バー・7で純押しナリバと同じくらいアツい。中リールでリプがテンパイしなければボーナス確定。
上or上段は変則レモンor直線レモンor特殊リプorチャンス1枚のアツ。高確率ボーナスである。
バー下段停止。こいつはVレモンor直線レモンorリンゴor変則レモンor純ハズレである。
詳細は他押し順と同じ。落ちてないことを祈るばかり。
長々と述べることになったが、2016年1月現在リノは減台と撤去が続いている。
稼動が悪い台の運命といえば運命なのだが、おそらくこんな仕様の台はもう二度と打つことは出来ない。
この記事を見て、少しでも興味が沸いた人がいれば、台が残っているうちに是非とも打っていただきたい。
トマト患者になることうけあいである。

3号機、4号機のリノ

3号機のリノ

1990年ニイガタ電子精機が販売。
プログラムバグがあり、セット打法(所謂攻略法)が発見された。
セット打法対策の為、設置のほぼ全てが裏モノになってしまい(リノだけでなく3号機のほぼ全てが裏モノだったのはまた別の話)、その裏モノの小役落ちverが特に有名。
ビッグ終了後、5G以内に小役が成立すればビッグ連荘、と言う流れ(厳密にはもう少し複雑なのだが)
セット打法ノーマル5G連の裏モノと色々と話題を集めた。
コンチシリーズスーパープラネットドリームセブンなどと共に、3号機を語るには外せないのがリノである。

4号機のリノ

スーパーリノ、と言う名前2001年山佐が販売。後継機として、スーパーリノXが発売されている。
スーパーリノストック機で、業界初のサイレントストック(通常時に常にストック抽選をしていて、ストックの有や数が打ち手には分からない)を搭載している。
ゲーム性は意外と単純で、ボーナス終了時に次の放出ゲーム数を決めているだけ。放出ゲーム抽選のテーブルも一つしかなく、小役解除もないのだが、解析が出るまではどうやって連荘させているんだ?と業界人も頭を抱える程で、いかにサイレントストックがよくできていたかが分かる。
連荘は初代リノの裏モノを踏襲し、5Gの選択率が高めになっている。天井は857Gとそこそこ浅め。い連荘も多く、ストックが切れる事もたびたびあった。
解析が出た後は、ストックの判別などで絶好のハイエナ機になっていた。
スーパーリノの問題点は、設定変更時にストックが全消失する、と言う点。これは後継機のスーパーリノXで解消されたが、当時は設定変更をよくするホールほどからは打てない機種だった。
そしてもう一つ、告知音が爆音。 ドキュ!とそれはもう凄い音で、老人は告知で倒れるだの心臓止まるだの言われる程。
スーパーリのサイレントストックは、他メーカー、そして後に販売される機種にも多大響を与えた。3機リノと同じように、4機リノもまた記とパチスの歴史に残る機種と言っていいだろう。

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