リバン・モイネロ 単語

リバンモイネロ

2.8千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

リバン・モイネロ(Liván Moinelo Pita, 1995年12月8日-)とは、キューバ出身のプロ野球選手投手)である。現在福岡ソフトバンクホークスに所属。

概要

福岡ソフトバンクホークス #35
リバン・モイネロ
Liván Moinelo Pita
基本情報
キューバ共和国キューバ共和国
出身地 ナール・デル・リオ
生年 1995年12月8日
身長
体重
178cm
69kg
選手情報
投球・打撃 左投左打
守備位置 投手
プロ入り 2013年
経歴
際大会
代表チーム キューバ
WBC 2017年
プロ野球選手テンプレート

8歳から野球を始める。16歳からキューバU-23リーグプレーし、2013年17歳リーグ入り。ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオに所属する。

2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシックではキューバ代表として出場、3試合にリリーフとして登板した。

2017年シーズン開幕後の5月10日オスカー・コラスとともに、ピナール・デル・リオからの派遣という形で福岡ソフトバンクホークス育成選手として入団。背番号143。ちなみにキューバの現地メディアでは育成契約のことを「二軍との契約」と表現していた。

ソフトバンク時代

2017年5月28日練習試合でデビューしいきなり151km/hの速球を披露すると、実戦デビューから3週間と経たない6月16日くも支配下登録された。背番号35

6月27日北海道日本ハムファイターズ戦でデビューすると、そのまま左の中継ぎとして一軍に定着。後半戦では森唯斗とともに6回もしくは7回担当のセットアッパーを務め、34試合で4勝3敗15ホールド1セーブ防御率2.52という好成績を挙げ、強リリーフの一として日本一に貢献した。


2018年は左の中継ぎとして開幕一軍入りするが、初戦でいきなり4失点するなど前年にべて安定感を欠く投球が続き、7月24日千葉ロッテマリーンズ戦で1死もとれず3失点して二軍落ち。8月末に復帰後は日本シリーズまで投げ続け、49試合で5勝1敗13ホールドを挙げ2年連続日本一に貢献したが、防御率は4.53とピリッとしない数字に終わった。


2019年は開幕から14試合連続失点をマークするなど、前年の不調から復活場に一時左膝痛での離脱と、キューバ代表としての際大会出場のための離脱があったものの、シーズンを通してセットアッパーを務めてフル回転しリリーフの核を担った。最終的に60試合に登板リーグ3位の34ホールドを挙げ、防御率1.52という好成績を残した。奪三振率は13.04マーク


2020年も開幕から8回担当セットアッパーとしてフル回転。前年を上回る奪三振マシーンと化し、一時は奪三振率が17をえる無双ぶりで、抑えの森唯斗と万全の勝ちパターンを形成、この年全般に好調だった投手の中でもMVP級の働きを見せた。11月3日千葉ロッテマリーンズ戦で通算100ホールドを達成。最終的に50試合に登板、2勝3敗38ホールド1セーブ防御率1.69の成績で最優秀中継ぎ投手タイトルを獲得。48イニングで77奪三振を稼ぎ、最終的な奪三振率は14.44マークした。ちなみに育成出身外国人選手のタイトル獲得はモイネロが初である。


2021年は来日が遅れたこともあって調整が間に合わず開幕二軍スタート4月6日に昇格するとセットアッパーとして例年通り好投し、4月末に守護森唯斗が離脱してからはクローザーに回ったが、キューバ代表として東京五輪予選に出るため5月下旬でチームを離れることに。
キューバ代表が予選敗退したため7月に戻ってきたが、五輪中断期間中のエキシビジョンマッチでの登板時に左手首の違和感を訴え後半戦も二軍スタート9月半ばに復帰したが、10月上旬には今度は家族の都合で帰することになり、そのままシーズン終了となった。33試合で防御率1.15、奪三振率は12.06と例年通りの無双ぶりだっただけに、モイネロの複数回の離脱はの長期離脱と合わせてチームのBクラスの大きな要因のひとつとなってしまった。
この年で5年契約が満了ということでメジャーからも注を集めていたが、政治問題でアメリカキューバの関係が善されなかったこともあってメジャーに行くには亡命するしかない状況だったこともあり、新たに3年契約を結んで残留となった。

プレースタイル・人物

最速155km/hの速球を軸に、チェンジアップスライダーカーブなどを投げる。変化の大きなカーブと、速球と同じ腕の振りから特殊なの抜き方をするチェンジアップ武器で、奪三振率が非常に高い。

キューバ時代にチームメイトだったこともあるアルフレド・デスパイネは、来日当初から食事に連れて行ったり、他球団の選手の特徴を教えたりと、何かとモイネロの面倒を見ているらしい。デスパイく「本当のみたい」。また、森唯斗からは変な日本語を教えられている模様。

他のキューバ選手と同様、キューバチームからの派遣という形で日本に来ているため、NPBシーズンオフにはキューバリーグや、キューバ代表としてカリビアン・シリーズで投げている。中日ドラゴンズ所属のライデル・マルティネスはピナール・デル・リオでの同僚。

2020年7月12日楽天戦の中継にて、モイネロの成績テロップとともに四足歩行ロボット「Spot」(同年からソフトバンクが「ロボット応援団」として導入したもの)が映されたため、以降はモイネロがロボット扱いされたり、ロボットがモイネロ扱いされたりしている。このネタを本人が知っているのかどうかは不明だが、同年のリーグ優勝セレモニー時にはモイネロがモイネロボと戯れる姿がファンを和ませた。

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2017年 ソフトバンク 34 0 0 0 4 3 1 15 .571 35.2 14 36 15 10 2.52
2018年 49 0 0 0 5 1 0 13 .833 45.2 24 57 23 23 4.53
2019年 60 0 0 0 3 1 4 34 .750 59.1 25 86 13 10 1.52
2020年 50 0 0 0 2 3 1 38 .400 48.0 25 77 9 9 1.69
2021年 33 0 0 0 1 0 5 14 1.000 31.1 19 42 6 4 1.15
NPB:5年 226 0 0 0 15 8 11 114 .652 220.0 107 298 66 56 2.29

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/19(金) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/19(金) 10:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP