リバースとは、TCG「カードファイト!! ヴァンガード」に登場した、いわゆる悪堕ち・闇堕ち現象の一種である。
作品内では「Я」と表記されることもある。
この記事では、リバース(Я)と、それに深く関係する事象について説明する。
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己の魂を失って、自らのエネルギーを“虚無”のものにされてしまう現象。
リバースされると、「“Я” ファイター」や「“Я” ユニット」となり、“虚無”の尖兵と化す。
地球における「リバース」は、一人の「“Я” ファイター」が別のヴァンガードファイターにファイトを挑み、挑まれたファイターがそのファイトに敗北すると、そのファイターも「“Я” ファイター」になる──というゾンビを題材にした某有名サバイバルホラーゲームを彷彿とさせる仕組みで発生する。その性質から、「“Я” ファイター」は鼠算式で増えていき、リバースされたファイターが強ければ強いほどその増加ペースも速くなる。
逆に「“Я” ファイター」とのファイトで勝利すれば、敗北した「“Я” ファイター」のリバース状態は解除され、元に戻る。
「リバース」を回避する手段は現状、
の二つのみ。自身の「リバース」現象への抵抗自体は強い意志さえあれば誰でも可能であるが、抵抗すればするほど魂がすり減って体力を消耗する上に、PSYクオリアでもない限りは抵抗したところで最終的にはリバースしてしまうらしく、抵抗してもあまり意味がないようである。
また、後者の手段に関しては、「リバース」現象の阻止にはPSYクオリアの力を必要とするため、PSYクオリア能力者だけが実行できる奥の手である。加えて、それですら一時的にしか押し止めることができず、その後ファイトをすればそれをきっかけに一気に「リバース」現象が進む可能性もあり、最悪の場合命を落とす危険さえあるほどのダメージを心身に受けるという、大変リスクの高い方法なのだ。
よって、実質的には前者の「ファイトに負けないこと」が唯一の回避手段と言えるだろう。
更に言えば、仮にファイト自体を回避するなどして「ファイトに負けない」ようにしたとしても、世界で「“Я” ファイター」が増加して「黒輪(下記参照)」が地球を覆ってしまえばファイトの有無・勝敗に関係なくその時点でリバースしてしまうと考えられる。そのため、真の意味で「リバース」現象を回避するには「積極的に“Я” ファイターとファイトして勝利すること」が求められると言えるのかもしれない。
ちなみに、PSYクオリアを所有していても、PSYクオリアで「リバース」現象を阻止できることを知らなかったり、能力を使用する意志がなく自身の「リバース」現象を受け入れたりした場合、PSYクオリアを持たない者と同様リバースする。
惑星クレイに出現した謎の存在。「ヴォイド」と読む。
確かな形を持っておらず、赤紫がかった黒色の靄のような外観をしている。
その目的は、惑星クレイおよび地球のすべての命からその輝きを奪い、“虚無”の闇で世界を覆い支配すること。
宇宙に存在する命なき惑星の数々も、“虚無”の化身であるクラン≪リンクジョーカー≫の手による破壊の副産物である。≪リンクジョーカー≫が惑星クレイと地球を標的とするのも、この二つの惑星が命に満ち溢れているため。
“虚無”の侵攻によって「リバース」が世界に広まると、地球で“虚無”の影響が強い場所の上空に、赤い縁取りがされた「黒輪」が出現する。
この「黒輪」は、ヴァンガードファイターにしか見えないものの、実体・質量を持った門(ゲート)であり、「“Я” ファイター」の増加に比例して巨大化、広がっていく。「黒輪」がある程度広がると、≪リンクジョーカー≫はこの門(ゲート)を通って異世界から地球へ、イメージではなく実際に襲来するようになる。
そして、広がった「黒輪」が地球を完全に覆った時、≪リンクジョーカー≫の侵攻は完了し、世界は“虚無”の闇に覆われ、すべての命がリバースして闇に堕ちる。それは≪リンクジョーカー≫の完全支配による世界の滅亡を意味する。
アニメ第2期「アジアサーキット編」において、≪ロイヤルパラディン≫≪シャドウパラディン≫≪かげろう≫の3クランを封印し、蒼龍レオンを利用して惑星クレイおよび地球を滅亡の危機に晒した黒幕である。この時も“虚無”の目的は同じだったが、先導アイチと≪ゴールドパラディン≫の活躍により阻止されたため、≪リンクジョーカー≫を用いた「リバース」という新たな手段によって、以前は失敗した惑星クレイと地球への侵略・支配を実現しようとしているようである。
長代マキによると、孤独感・虚無感を強く抱いている人間は、「リバース」現象および“虚無”との融和性が高いらしい。
「Я」は本来キリル文字と呼ばれる表音文字のひとつで、正式には「ヤー」と読むが、
この文字が、アルファベット大文字のひとつ「R」の左右を反転させた形に酷似しているため、
「カードファイト!! ヴァンガード」においては「Reverse(反転・逆転)」と掛けて使用されている。
また、この現象について、作中では「以前の自分を捨て、新しい自分に生まれ変わる」という説明もされており、
「Rebirth(再誕・再生)」の意味合いも含めて「リバース」と呼ばれている。
余談だが、「Я」という文字は「やー」もしくは「ろしあ」「きごう」と打ち込んで変換することで出てくる。
≪リンクジョーカー≫によって身体を“虚無”に侵され、リバースした、惑星クレイのユニットを指す。
「“Я” ユニット」は、カード名に必ず「“Я”」の文字列を含んでおり、その内「Я」の文字が赤色で縁取りされている。
基本的にカード名の末部分に「“Я”」が付き、「“Я”」の直前には必ず「 (半角スペース)」が挿入される。
(『暗黒次元ロボ “Я” ダイユーシャ』『星輝兵 “Я” クレイドル』のみ、カード名の途中に「“Я”」が含まれており、その前後に「 (半角スペース)」が在る。また『ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”』については「Я」を「R」と掛けて使用され、「The Яe-birth」全体が赤い縁取りをされている特殊なケースである。)
現時点ではすべての「“Я” ユニット」が、グレード3ユニットの「盟主」で共通している。
また、『隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”』『星輝兵 “Я” クレイドル』『メイデン・オブ・ビーナストラップ “Я”』以外の「“Я” ユニット」はクロスライド能力を有している。
その内『ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”』『最凶獣神 エシックス・バスター “Я”』『暗黒次元ロボ “Я” ダイユーシャ』『銀の茨の竜女帝 ルキエ “Я”』『蒼嵐業竜 メイルストローム “Я”』の5体には、それぞれクロスライド元を共有するユニットが存在する。
2015年5月下旬の時点で、計15種類の「“Я” ユニット」が判明しており、「“Я” ユニット」が2種類以上確認されているクランは≪かげろう≫のみ。
現在「“Я” ユニット」の存在が確認されていないクランは、
≪オラクルシンクタンク≫≪シャドウパラディン≫≪ゴールドパラディン≫≪ジェネシス≫≪たちかぜ≫≪ぬばたま≫
≪エトランジェ≫≪スパイクブラザーズ≫≪バミューダ△≫≪メガコロニー≫≪クレイエレメンタル≫≪ギアクロニクル≫≪刀剣乱舞≫の13クランである。
ただし、確認されていないだけで、作中では「“Я” ファイター」となった各クラン使用者が陰で使っている可能性もある。
また、“Я”の名称は含んでいないが、ユニット設定上は“Я”した『ブラスター・ブレード』という設定の『星輝兵 ブラスター・ジョーカー』が登場している。
カードとしては、ブースターパック第12弾「黒輪縛鎖」収録の『抹消者 ボーイングセイバー・ドラゴン “Я”』が初出。
アニメにおいては第126話(リンクジョーカー編第22話)で、上記ユニットが初の「“Я” ユニット」として登場を果たした。
使用者である「“Я” ファイター」のリバースが解除されると、その「“Я” ファイター」が使用していた「“Я” ユニット」のカードは自動的に消滅する。
「“Я” ユニット」の外見的特徴として、≪リンクジョーカー≫所属ユニット達の特徴のひとつでもある赤い縁取りのされた「黒輪」が、まるで“虚無”に侵蝕された証であるかのように、リバースされたユニットの身体の周りに出現する。この「黒輪」がユニットの存在を歪め、“虚無”による侵蝕を進行させている。
身体自体も、“虚無”の影響を受けて、全体的に黒掛かるか、あるいは≪リンクジョーカー≫ユニットのような白・黒・赤を基調とした配色や無機質な装いに変化する。
能力面においては、リバースしたことで≪リンクジョーカー≫の操る「呪縛(ロック)」能力を同様に使えるようになるが、
≪リンクジョーカー≫との最大の違いは、「相手リアガードではなく味方リアガードを呪縛する」という点である。
≪リンクジョーカー≫が相手を呪縛して動きを封じるクラン──つまり「呪縛」能力自体を大きなメリットとするのに対し、
「“Я”」の名称を冠するユニット達は、味方を呪縛することで初めて、リバースしたことで得た新たなリミットブレイク能力を発動できるようになる。要するに、「“Я” ユニット」にとっての「呪縛」能力は、自身がリミットブレイクというメリットを得るために支払われるコストのひとつに過ぎず、味方に対して発動されるという点においてそれ自体はデメリットなのだ。
この「“Я” ユニット」による「呪縛」状態は、≪リンクジョーカー≫によって呪縛されたユニットと同様、持ち主のターン終了時に自動的に解除──「解呪(アンロック)」される (ただし、『星輝兵 “Ω” グレンディオス』のリミットブレイクを始めとした一部のユニットが持つ「Ω呪縛(オメガロック)」という能力が発動している場合のみ、解除されることなくずっと続く)。
なお、≪リンクジョーカー≫は元から全ユニットが“虚無”に属する軍勢であり、すべての「“Я” ユニット」を統べるために造られた『星輝兵 “Я” クレイドル』以外に「“Я” ユニット」の存在は確認できない。この「“Я” ユニット」のみ、自身のクランが≪リンクジョーカー≫であるため、「味方リアガードを呪縛する」能力ではなく、通常通り「相手リアガードを呪縛する」能力を持つ。
上記の『星輝兵 “Ω” グレンディオス』を始めとする特定の≪リンクジョーカー≫は「Я」に関連した能力を持っている。
「Я」の名を冠するユニット一覧。
「クラン」は各国家およびクランの初出順となっており、それを基準に「“Я” ユニット」を挙げている。
「クロスライド元ユニット」は、ブレイクライド能力も持つものについては■の色で表記した。
クラン | “Я” ユニット | 収録ブースター | クロスライド元ユニット |
---|---|---|---|
ロイヤルパラディン | 哀哭の宝石騎士 アシュレイ “Я” | 光輝迅雷 | 純真の宝石騎士 アシュレイ |
オラクルシンクタンク | - | - | - |
シャドウパラディン | - | - | - |
ゴールドパラディン | - | - | - |
エンジェルフェザー | 粛清の守護天使 レミエル “Я” | 絶禍繚乱 | 神託の守護天使 レミエル |
ジェネシス | - | - | - |
かげろう | ドーントレスドミネイト・ドラゴン “Я” | 光輝迅雷 | ドーントレスドライブ・ドラゴン |
ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth” | 無限転生 | ドラゴニック・オーバーロード (※1) | |
たちかぜ | - | - | - |
ぬばたま | - | - | - |
むらくも | 隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я” | 光輝迅雷 | - |
なるかみ | 抹消者 ボーイングセイバー・ドラゴン “Я” | 黒輪縛鎖 | 抹消者 ボーイングソード・ドラゴン |
ノヴァグラップラー | 最凶獣神 エシックス・バスター “Я” | 絶禍繚乱 | 獣神 エシックス・バスター |
ディメンジョンポリス | 暗黒次元ロボ “Я” ダイユーシャ | 絶禍繚乱 | 超次元ロボ ダイユーシャ |
エトランジェ | - | - | - |
リンクジョーカー | 星輝兵 “Я” クレイドル | 無限転生 | - |
ダークイレギュラーズ | 魔神侯爵 アモン “Я” | 黒輪縛鎖 | 魔界侯爵 アモン |
スパイクブラザーズ | - | - | - |
ペイルムーン | 銀の茨の竜女帝 ルキエ “Я” | 黒輪縛鎖 | 銀の茨の竜使い ルキエ |
グランブルー | 氷獄の冥王 コキュートス “Я” | 絶禍繚乱 | 氷獄の死霊術師 コキュートス |
バミューダ△ | - | - | - |
アクアフォース | 蒼嵐業竜 メイルストローム “Я” | 無限転生 | 蒼嵐竜 メイルストローム |
メガコロニー | - | - | - |
グレートネイチャー | 学園の処罰者 レオパルド “Я” | 絶禍繚乱 | 学園の狩人 レオパルド |
ネオネクタール | メイデン・オブ・ビーナストラップ “Я” | 光輝迅雷 | - |
※1 ブレイクライド能力を持つのは、ブースターパック第15弾「無限転生」に収録されているもののみ。
リバースされたヴァンガードファイターのこと。
「“Я” ファイター」になると、性格が変わり、強い力を得て≪リンクジョーカー≫の尖兵と化す。
特殊なケースの「“Я” ファイター」として「ファースト “Я” ファイター」「“虚無”の代理人」が存在する。
「“Я” ファイター」は、“虚無”によって己の魂を奪われ、存在が反転した状態となっている。
そのため、「“Я” ファイター」となった者は、リバース前の自身の深層心理が歪められた形で言動に表れる傾向にある。
個々で「リバース」の程度や方向性の差も存在し、欲望・本音がエスカレートした言動をとる者や、それ故に平素時とは逆転した言動をとる者、ただ純粋に“虚無”の忠実な僕と化する者など、様々である。
いずれにせよ、「“Я” ファイター」を増やして世界にリバースを広めるべく、リバースしていないファイターにファイトを挑もうとするようになることに変わりはない。「リバース」の特質上、ファイトの相手として強者を求める傾向が見られる。
また、上述の通り、基本的にリバース前の性格とはかけ離れた言動をとるようになるが、中には自身の強い精神力でPSYクオリアを所持していなくともリバース状態に抗い、辛うじてながらリバース前に持っていた信念や理性を保つ者も稀にいる。
「“Я” ファイター」はそれだけで“虚無”に体を侵されている状態にあり、体力を消耗するなど負担が掛かっている。
リバースを解除されると、リバース中に受けたそれらのダメージが一気に噴出し、疲弊という形で心身にのしかかるような描写が見られる。ダメージの程度については、リバースする際にどれだけ自身の「リバース」現象に抗ったかなど、様々な要因によってファイターごとに差があるようだ。
“虚無”および≪リンクジョーカー≫の侵攻を阻止した時点で、“虚無”の影響がなくなり、肉体の疲労感は消える。
リバース解除後は、リバース中のことやリバース直前に何があったか、リバースしていたこと自体の記憶も失われる。
それ故に、自身をリバースさせた者も当然わからず、それが「“Я” ファイター」増加を押し止められない一因にもなっている。ただし、部分的にうっすらと覚えている者や、のちに何かがきっかけで思い出す者もいる。とは言え、完全に記憶している者・完全に思い出せる者はまずいない。一方で櫂トシキのような例外も存在する。
記憶が失われるのはあくまでリバース解除後のみで、リバース中はリバース直前のことも記憶している。
≪リンクジョーカー≫とすべての「“Я” ファイター」達を先導する者として選ばれた、「“Я” ファイター」の始祖的存在。
読み方はそのまま、「ファーストリバースファイター」。
「ファースト “Я” ファイター」と化する条件、「ファースト “Я” ファイター」のみが持つ能力・特性など、通常の「“Я” ファイター」との厳密な違いについては詳しく言及されていないが、基本的にはヴァンガードファイトにおいて非常に高い実力を持つ者が選ばれるようである。
作中では、櫂トシキが選ばれている。立凪タクトによると、先導アイチ・雀ヶ森レンも候補として挙がっていたようだ。
「ファースト」だからと言って「一番最初に“Я” ファイターとなった者」を指しているのではない点に注意。
“虚無”をその身に宿し、代行者(エージェント)として動く、立凪タクトのことを指す。
「“虚無”の代理人」と化した立凪タクトは、本来の人格を惑星クレイに封印されており、“虚無”の意思がそのまま反映されているため、彼の肉体が有する人格・魂は実質的に“虚無”──≪リンクジョーカー≫そのものである。
よって、その性質上、本来の人格が闇に堕ち何らかの形で反映されるあらゆる「“Я” ファイター」とは一線を画す存在であり、言及こそされていないもののそもそもにして「“Я” ファイター」という分類に属さない可能性さえある。が、詳しくは不明。櫂トシキ曰く、「ただのリバースではない」とのこと。
「“虚無”の代理人」である立凪タクトとのファイトに勝利することで、基本的にすべての「リバース」現象が解除される。
リバースすると、顔の上部に影が差し、更に大半の場合は平素時の瞳からハイライト・虹彩の描写が消えるが、一部にはどちらも消えることがなくハイライトが赤みを帯びるだけのタイプの者もいる。後者のタイプは現在、「ファースト “Я” ファイター」である櫂トシキと、ウルトラレア(立凪スイコ・立凪コーリン・立凪レッカ)の4名のみが確認されている。
どちらのタイプでも、「“Я” ユニット」を使用した際には、全身から赤黒い靄のようなもの(“虚無”と考えられる)が立ち上り、目許から頬にかけて血涙を思わせる赤い紋様が現れる。この紋様の形は人それぞれである。
例外として、「“虚無”の代理人」である立凪タクトのみ、顔に影も差さず、ハイライト・虹彩の描写も消えず、ハイライトが赤みを帯びることもなく、代わりに紅生姜や唐辛子を彷彿とさせる赤い紋様が額に常時出現している。また、長代マキのみ、ファイト中以外はリバース前と変わらないままだった。
「“Я” ファイター」には、≪リンクジョーカー≫デッキを使用するファイターと、元々の自身の使用クランにおける「“Я” ユニット」を軸に据えたデッキを使用するファイターの2種類が存在する。前者のタイプは現在、立凪タクト・櫂トシキ・立凪スイコの3名のみが確認されている。
なお、櫂トシキは≪リンクジョーカー≫と、自身の元使用クランのひとつである≪かげろう≫の「“Я” ユニット」の両方を使用している。また、立凪タクトは基本的に≪リンクジョーカー≫のみを使用するが、デッキの軸となるユニットの能力の関係上、アニメ第156話(リンクジョーカー編第52話)以降は他クランの「“Я” ユニット」もデッキに加えている。
このことと、立凪スイコおよび立凪コーリン・立凪レッカの使用デッキを踏まえると、立凪タクト以外の「“Я” ファイター」(上述の通り、「“虚無”の代理人」という性質上、そもそも立凪タクトが厳密に「“Я” ファイター」と言えるのかどうか自体も怪しいため)は、本来みな後者のタイプである可能性が高く、櫂トシキ・立凪スイコが例外的に≪リンクジョーカー≫を使用していたと考えられる。
更に、タイプに関係なく、ファイトの際、宙に浮く半透明の専用ファイトテーブルを出現させられる謎の能力も備わり、ファイト中のみ場所のイメージが宇宙空間のような場所となることが大半である。
アニメ中でリバースされたキャラクター一覧。
名前が確認できるキャラクターのみを、作中時系列でリバースされた(と思われる)順で挙げている。
ただし、長代マキは立凪タクトよりも先にリバースしていた可能性がある。が、詳しくは不明。
「Яさせた人物」/「Яを解除した人物」については、ヴァンガ魔法といった明確にファイトをして解除した描写がない場合でも、前後の描写や流れから推測可能な場合は( )の中に当該人物と思われるキャラクター名を記載してある。
「Яされた回」に関しては、不明な場合でもその後の放送の回想などによってリバースされたシーンが登場・判明したものや推測が可能なものは、( )の中に当該話数を記載した。なお、アニメ話数表記は第3期「リンクジョーカー編」基準。
これ以外にも、立凪財閥関係者や、福原高校・宮地学園・後江高校の生徒ら、裏ファイター達やその他一般ファイター達など、大勢のモブ名前不詳の人々がリバースされ、「“Я” ファイター」と化している。
※1 第23話-第24話では≪リンクジョーカー≫単一クラン構築だったが、
第52話からは使用カードの能力の特性上、≪リンクジョーカー≫と「“Я” ユニット」の混合クラン構築になっている。
※2 第57話で先導アイチに敗れたが、実際には精神体となった本来の立凪タクトの手で消滅したため、解除はされていない。
※3 第50話までは≪リンクジョーカー≫のみを使用していたが、
第54話からは使用クランを≪かげろう≫に戻し、他の「“Я” ファイター」達と同様に「“Я” ユニット」を使用している。
※4 ファイトの勝敗は着いておらず、櫂トシキが自身の手で己の信念を殺した結果リバースしたため、
厳密には立凪タクトが櫂をリバースさせた訳ではない。
※5 第59話で先導アイチとのファイト中に解除された。ファイト勝利以外でのリバース解除は鳴海アサカに続いて二人目。
ただし、ファイト開始前に立凪タクトの敗北によって“虚無”は消滅しつつあり、リバース状態は既に半ば解除されていた。
※6 第28話で雀ヶ森レンとのファイト中にほぼ解除された。最終的にはレンのファイト勝利時に完全に解除されたものの、
ファイトに勝利する以外でリバース解除の兆候が見えた、初めての「“Я” ファイター」である。
※7 敗北後はリバースらしき兆候と共に意識を失っていたが、既にリバース状態だったと第58話で本人の口から明かされた。
※8 第57話にて「“虚無”の代理人」である立凪タクトが先導アイチに敗れたことに因る。直接解除された訳ではない。
掲示板
18ななしのよっしん
2017/03/22(水) 01:49:59 ID: 9/DzEvoi/D
>>16-17
そもそも3期の時点であいつらあの異常事態の中何して過ごしてたのかちょっと気になる
当時の事件の記憶って消されたんだっけか
19ななしのよっしん
2022/02/13(日) 04:44:13 ID: QARHF4e0cL
2022年1月発売の「Vクランコレクション Vol.3」と「Vol.4」で、久々に「“Я” ユニット」が登場。
新たに、≪シャドウパラディン≫の『撃退者 レイジングフォール・ドラゴン “Я”』、
≪ジェネシス≫の『終末の女王 ヒミコ “Я”』、
≪ネオネクタール≫の『荊百合の銃士 セシリア “Я”』、
≪ぬばたま≫の『隠密魔竜 マガツストーム “Я”』、
≪スパイクブラザーズ≫の『魔大帝 ダッドリー・エンペラー “Я”』が加わっている。
これで「“Я” ユニット」が存在しないクランは、
≪オラクルシンクタンク≫≪ゴールドパラディン≫≪たちかぜ≫≪エトランジェ≫≪バミューダ△≫
≪メガコロニー≫(+≪クレイエレメンタル≫≪ギアクロニクル≫≪刀剣乱舞≫)を残すのみとなった。
新しいリバ友(?)も増えたことだし、この分だとグレンちゃんの再登場も近いかな?
20ななしのよっしん
2022/12/31(土) 23:32:23 ID: QARHF4e0cL
2022年6月発売の「Vクランコレクション Vol.5」と「Vol.6」では新たに、
≪オラクルシンクタンク≫の『ヘレティックバトルシスター ふろまーじゅ “Я”』、
≪ゴールドパラディン≫の『スペクトラル・デュープ・ドラゴン “Я”』、
≪たちかぜ≫の『絶古代竜 スピノドライバー “Я”』、
≪メガコロニー≫の『邪甲帝王 ウラギラファ “Я”』が加わっている。
自分の分身(?)のグレンちゃんも帰ってきてくれて感無量だ。
……まぁ、≪ギアクロニクル≫の“Я”は時系列的にありえないし、
≪バミューダ△≫はやっぱ世間体的にまずいせいか出なかったのが残念だけどね。
急上昇ワード改
最終更新:2023/03/23(木) 23:00
最終更新:2023/03/23(木) 23:00
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