リパブリック讃歌単語

リパブリックサンカ

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リパブリック讃歌とは、南北戦争時代に歌われたアメリカ民謡である。リパブリック賛歌とも。原題はThe Battle Hymn of the Republic作詞者はジュリア・ウォード・ハウ。ネットニコニコ動画ではヨドバシカメラの歌と書いてあることもある。

概要

もともとはウィリアム・ステッフのSay,brothers,will you meet usという曲であったが、様々な変遷の末現在の曲になった。南北戦争の北軍のテーマとして使われた。

現在アメリカに限らず世界中で様々な替え歌が作られ、多くの人々にしまれている。日本では「ともだち讃歌」「お玉じゃくしはの子」「権兵衛さんの赤ちゃん」などがその代表であるが、ニコニコ動画で一番有名なのはヨドバシカメラCMだろう。スポーツでは日本代表サポーターソングマンチェスター・ユナイテッド公式歌、トッテナム・ホットスパー公式歌、野球ロッテ時代のホセ・オーティズ応援歌に使われるなどその用途は広い。

アニメではガールズ&パンツァーサンダース大学付属高校テーマで用いられている。オリジナルサウンドトラックにも収録されている。

映画では1970年開の戦略作戦(Kelly's Heroes)でもこの曲の使用が確認されている。

ゲームでは地球防衛軍4PV替え歌が使われた。このPV全体がスターシップトゥルパーズのようなプロパガンダ映画の演出であったためネタかと思われていたが、実際の作中でも様々な替え歌EDFの隊員によって歌われている。シナリオが進むと、厳しい戦いの中絶望した隊員たちが歌う替え歌はどんどん悲壮になっていく。

ニコニコ動画ではBoBなどで歌われた部隊替え歌人気か。

歌詞について

 以下が一番の歌詞である。実際にはまだ続きがあるが長いので省略する。

Mine eyes have seen the glory of the coming of the Lord:
He is trampling out the vintage where grapes of wrath are stored;
He hath loosed the fareful lightning of His terrible swift sword:
His truth is marching on.

Glory,glory,hallelujah!
Glory,glory,hallelujah!
Glory,glory,hallelujah!
His truth is marching on.

ピコカキコ

The Battle Hymn of the Republic (Fife and Drum)
14099
「軍歌」について語るスレ#113

替え歌

世界中で、数え切れないほど替え歌が作られている。以下はその一例。

John Brown's baby / 権兵衛さんの赤ちゃん

John Brown's baby had a cold upon his chest. (×3)

And they rubbed it with camphorated oil.

(日訳)

兵衛さんの赤ちゃん風邪引いた (×3)

そこで慌てて 湿布した

上記「概要」の項にある「様々な変遷」のうち、John Brown's body lies mouldering in the grave...で始まるバージョンを、John Brown's babyともじって、スカウト(ボーイスカウトなど)用の替え歌にしたもの。

英語ではcamphorated oil(樟)を塗っている。風邪のときに樟を胸に塗り、有効成分を吸入するのは伝統的な治療法であり、「ヴィックスヴェポラップ」などにも樟が含まれている。

日本語では「権兵衛さん」と日本人名前になっているが、初めて聴いた時「なぜ風邪を引いて湿布するのか」と首を傾げた人は多いだろう。昔の湿布には樟が含まれているものがあり、胸に貼って同様の効果を期待する療法があったらしい。

お玉杓子は蛙の子

1940年発表。永田哲夫・東作詞田勝歌唱。

元ネタハワイ民謡であるが、間奏が本曲のフレーズだったために、歌詞自体も本曲の替え歌で歌われていった経緯がある。そのため、原曲を聞くとえらくハワイアンで驚くかもしれない。

作詞者のひとり三は1950年のため著作権が切れているが、永田哲夫の年が不明のため歌詞は記さない。

ともだち讃歌

1965年発表。阪田寛夫作詞現在NHK音楽番組『歌のメリーゴーラウンド』向けに作詞されたもの。
当該番組は今で言う『みんなのうた』の流れをくむ児童向け音楽番組である。

その後はNHKの他の音楽教材番組や、音楽教科書、(「の歌」などで歌われる)児童向け歌集などに収録されており、このバージョンはどこかで聴いたことがあるだろう。

作詞に関する著作権2055年まで有効。

おはぎがお嫁に

おはぎがおにゆくときは
あんこきな粉化粧して
丸いお盆に載せられて
着いたところは応接間

作詞者不明の替え歌。「おはぎ」というと人間女性名前に見えるが、2行以降でお菓子の「おはぎ」であることがわかり、最後の行でオチる。

女の子のお手玉やてまり、ゴムとびなどの歌として歌われる。

ヨドバシカメラの歌

ヨドバシカメラ

作詞藤沢昭和(ヨドバシカメラ創業者)

『リパブリック讃歌』の替え歌として最も有名で、むしろ『ヨドバシカメラの歌』と呼ばれることのほうが多いかもしれない。

歌詞の「山手線」が時代によって「やまてせん」「やまのてせん」になっていたりと様々な逸話がある。

東京に住んでいない人にとっては、山手線中央線の位置関係や接続を覚えるのにも便利な歌である。

一丁目のウルトラマン

一丁目のウルトラマン

『いっちょうめのドラねこ』をウルトラマン替え歌したものが、いつの間にか本曲の替え歌として幼稚園保育園などで歌い継がれていったもの。

その後2013年CD化し、2020年YouTubeチャンネルウルトラマンたちが踊る動画アップロードされるなど、現在では公式ウルトラマンソングとなっている。

もしも〇〇(敵チーム)が勝ったなら

もーしも理甲が勝ったなら
電信柱が咲き
描いたダルマが踊りだし
焼いーたが泳ぎだす

夫『どくとるマンボウ青春記』より

スポーツで、敵チームへの野次として歌われるバージョン
本曲の他に、『うさぎとかめ』などの替え歌で歌われる場合もある。

そもそも、上記甚句替え歌でなくとも様々なところで使われている。「輜重輸卒が兵隊ならば 蝶々トンボのうち 焼いたが泳ぎだし 電信柱が咲く」など。

関連動画

本家歌詞つきのリパブリック賛歌

以下替え歌演奏などの関連動画

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最終更新:2024/03/29(金) 06:00

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