リ・ガズィ単語

ガンダムモドキ

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リ・ガズィとは、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアに登場する情けないモビルスーツという風評被害った哀しきモビルスーツである。

名前の由来はリファインガンダムゼータ(Refined Gundam Zeta)の略称から。

そんな概要では!

RGZ-91
頭頂高 20.5m
本体重量

24.7t

全備重量

55.2t

装甲材質 ガンダリウム合
ジェネレータ出

2.550kW

ラスター推 14,200kg×2(バックパック) 11,000kg×4() 8,600kg×2(足)
センサー有効半径

18,900m

アポモーター

20

武装

ビームライフル(3.8MW)、ビームサーベル×2(0.7W)、バルカン砲×2
   2連装グレネドランチャー(腕)×2、2連装グレネドランチャー()×2、
   ハンドレネイド(シールド裏)×3、
バックウェポンシステム BWS
 (大口ビームキャノンビームキャノン×2)

宇宙世紀0080年代後期にアナハイムエレクトロニクス社が立ち上げた「Z計画」によって開発されたZガンダムの簡易変形モデルともいえるモビルスーツ
Zガンダムはそれまでにも量産化をしてきたが、Z最大の特徴である変形機構そのものが量産の最大の障害であった。
そこで本体はZガンダムMS形態のみをコピーし、肝心の変形機構はB.W.S.(バック・ウェポンシステム)と呼ばれる着脱式の追加装備に集約することで機構の簡略化とコスト削減を図っている。
変形機構の簡略化に伴い胴体内部に余裕が出来たため、出が上がっている。
しかしB.W.Sは一度MS形態に移行するとそのまま破棄されるためコストパフォーマンスが悪く、Zシリーズ特有のの強い操作性も善されていなかったため量産化は見送られ、ロンド・ベル隊に1機だけが配備された。

小説版「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」(徳間書店)では。アムロが「Zガンダムは何故手に入らないのか?百式も悪い機体でなかった」と言っている。これはブライトNTガンダムを渡すのを危険視した連邦政府議会トップの手により現存していたガンダム、Z,ZZは全て核兵器と同じレベルで秘匿されており、ジョンバウアーでさえその所在は分からず、議会トップ連中も隠し場所をとっくに忘れていたそうだからである。なのでZガンダムコピーしやすく馬鹿みたいに強度のあるフレームベースメガ粒子砲エンジンコアランドセルにして巡洋艦並の火力を持った改造モビルスーツリ・ガズィをアムロは渋々使用している。
また、こちらは戦闘終了時に脱ぎ捨てたB.W.S.を持ち帰る描写があり、前述の難点は一応存在していない。

劇中では序盤にアムロが搭乗しギュネイの乗るヤクト・ドーガ相手に互以上の戦いを繰り広げるも、シャアの乗るサザビーには圧倒されてしまった。

アムロνガンダム乗り換えてからはロンド・ベルNo.2であるケーラが搭乗するも、ギュネイとドーガ隊になすすべもなく遊ばれ機体は中破。
その後パイロットが足りないことを聞いたチェーンメインエンジンを一つ応急処置しただけの機体でアストナージの制止も聞かず強行出撃。コクピットからチェーンに弾かれたアストナージはたまたま甲に敵の攻撃が弾着し戦死する。その後チェーンハサウェイクェスを説得する場面に遭遇。二人の会話を傍受し、ハサウェイが危険だと感じた彼女αアジールジェガンがまだ取り付いているにも関わらずグレネードランチャーを発射、クェスαアジールを撃破するも、逆上したハサウェイジェガンの攻撃にはサイコフレームのサンプルのバリアーも発動せず(チェーンの憎悪に反応した為)チェーンもろとも撃墜されてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主な搭乗パイロット

リ・ガズィに乗ったパイロット全員死亡しているため(アムロ公式では行方不明扱い)、一種の死亡フラグとも言われたりする(ただし「ベルチーチカ・チルドレン」ではベルトーチカが搭乗しながらも生き延びている)。

主な特徴

全体的な外見としては、Zガンダムったデザインから丸みを帯びており、緑色体のカラーリングアンテナはV字ではなく触覚状で短くなっておりデザインを担当した出渕裕氏はZのイメージを残しながらガンダムぽっさをくすよう弱々しくしたとインタビューで答えている。エース機でありながら一般機のような雰囲気を漂わせている。一部のファンには「みたい」「Zガンダムを女っぽくしたようだ」と言われている。

逆襲のシャアと時期の近かった機甲戦記ドラグナーに登場する「ドラグナー」の顔によく似ているとの突っ込みもある。

初期の設定ではリ・ガズィは量産期として何機か登場し、アムロ機と一般機は頭部のデザインが違っていた。初期デザインでは肩のデザインなどがZに近く、初期名称自体もZIという名前だったとか。

また、作中様々な人物に酷評されている。

シャア「そんなものでは!」

情けないモビルスーツとはサイコフレームを搭載していない時のνガンダムのことである。

しかしネットでは情けないMS=リ・ガズィのイメージが浸透している。

ギュネイ「ガンダムもどきが!」

ケーラの乗るリ・ガズィを追跡して。因みに彼はこのガンダムもどきに圧倒されたことがある。

チェーン「あれではホビーです。」

ハイストリーマーでのセリフ。この後更に改造したアムロ本人を前にして、「努は認めるが悪あがきだ」と酷評する。(この時のアムロチェーンはまだそんなにしい間柄でもないので、こんな反応をされたアムロは心のなかでこのを嫌いになろうと決めていた。)

Gガンダムでの扱いを見る限り一応ガンダムではあるようだが・・・

余談ではあるが、ギュネイの攻撃でリ・ガズィが中破し左足を破壊されるシーンがあるのだが、ヤクト・ドーガのコックピット内からリ・ガズィが映し出される際、両足がない状態になる作画ミスがあった。

派生機

MSZ-006R(RGZ-006) ZプラスR型(プロトタイプリ・ガズィ)

リ・ガズィの元となった機体。外見はリ・ガズィよりはZガンダムに近い。

RGZ-91B リ・ガズィ・カスタム

CCA-MSVに登場する機体。メカデザイナー明貴美加。リ・ガズィの問題点であったB.W.Sを小化し背負ったままにする事で任意での変形が可となった。アムロ機として作られるはずだったが、νガンダム完成したため日のを見ることはなかった。 

アンテナがV字になり、リ・ガズィよりもガンダム顔に近くなった。ビームアサルトライフルの外見がAK-47のような形になっている。

過去ガレージキットでの販売は何度か行なわれ様々なバリエーションが出ているものの公式でのプラモ化はされておらず、SDガンダム一のプラモである。
SDでは一応ミニフィギュアセレクションシリーズにて模型化されている。
またゲームでの出番も少ないが、Gジェネシリーズには何度か登場している。

2019年現在プレミアムバンダイ限定ではあるものの、MGでのキット化に恵まれた。

RGZ-91AO リ・ガズィAO

X68000ゲームソフトクラシックペレーション」に登場するリ・ガズィの発展機体。スラスターの形が変わっており、サイコミュ兵器が搭載されている。

RGZ-91AO リファイン・Z改

PC-98ゲームソフトアドバンスペレーション」に登場するリ・ガズィの発展機体。上記のリ・ガズィAOと番号こそ同じであるが別の機体であり、外見等リ・ガズィ カスタムに位置する扱いになっている。

MSZ-007AR(RGZ-91AO) ZARG(ゼータ・アナザー・リファイン・ガンダム)

PC-98ゲームソフトリターンオブジオン」に登場するリファインの発展機体。上記のリ・ガズィAOと番号が同じであるが別の機体である。外見はリファイン・Zそっくり(というより設定画の流用)であるがこちらはリ・ガズィがベースとなっているのに対し、ZARGはZII系列の機体となっているようである。

MSZ-007S Zイージィ

PC-98ゲームソフトリターンオブジオン」に登場する量産型Zガンダムの発展機体。ベースこそ量産型Zガンダムであるが、外見は一部を除きリ・ガズィに近い。

RGZ-95 リゼル

 ()内は隊長

RGZ-95
頭頂高 20.5m
本体重量

25.8t(28.1t)

全備重量

55.2t

装甲材質 ガンダリウム合
ジェネレータ出

2220kW

ラスター推 81500kw
センサー有効半径

14920m

機動戦士ガンダムUCに登場する量産機
正式名称はリファインゼータガンダムエスコートリーダーRefine Zeta Gundam Escort Leader)
ジェガンを素体にメタスの変形機構を取り入れたため量産化が可となった。
また、新OSやリミッターによって操縦性はかなりマイルドになったらしく、劇中でも新兵に当たるリディ・マーセナスが操縦している。
これらのサポートは任意で解除できるらしく、熟練パイロットはこれらを使わない者もいた模様。

一応Z系列だが、リ・ガズィのようなZ直系の機体ではなく、どちらかといえばメタスの変形機構を取り入れたZIIの系列機体である。

元がジェガン+メタスという事もあり、頭部はジム系に近いゴーグタイプで、変形時のシルエットメタスに似ている。


武装も豊富で、標準のビームライフルビームサーベルグレネードランチャーメガ・ビーム・ランチャーの他、バックパックのオプションとして大気圏突入・大気圏内飛行用の「ウイングユニット」、あのスーパーガンダムを彷彿とさせる名称の「ディフェンサーユニット」などが存在している。

劇中では連邦側の量産機としてジェガンと共にEP1から登場。
ギラ・ズール相手に性と数で圧倒。最初は爆発コロニーに及ぶのを避ける為に四肢を切り刻んでいたが、恐怖に駆られた一機がビームを撃ちこみ・・・

 

 

 

 

 

 

各作品での扱い

SDガンダム

機動戦士SDガンダムでは運び屋として活躍し、三国伝では孔明の演者となっているなど重要なポジションにつくことがある。

スーパーロボット大戦シリーズ

シリーズによって強かったり弱かったりするなど扱いはまちまちであるが、B.W.Sを装備した状態で撃墜されてもMS形態に戻るだけであり修理費も不要なため、これを利用して自爆コマンドを上手く運用したり、マップ兵器に巻き込んだりするとかしないとか。
スパロボZではB.W.S形態固定になりこの方法は出来なくなったが演出がかなり優遇されている(第3次Zで再び以前の仕様に戻った)。
因みにパイロットは大抵アムロであるが、Zガンダムカミーユに取られたルー原作で搭乗したケーラが乗ってくる事も多い。原作ではワンオフだったのが2機登場したり、B.W.S.形態の火力と移動がそこそこ優秀なので、モビルスーツの中では中堅どころだが流石に終盤になると息切れする。先にルーZガンダムに乗って加入しているスパロボMXスパロボVでは、逆にカミーユがこれに乗って加入してくる。

スパロボUXではSD三国伝から孔明リ・ガズィが登場し、最強クラスの戦術揮担当として大活躍する。

ANOTHER CENTURY'S EPISODEシリーズ

 B.W.S形態での火力は悪くないものの、MS形態での火力の低さが立つ。
大抵のユーザーνガンダム乗り換えてしまうか・・・?

ガンダム無双シリーズ

2のみの登場。攻撃モーションはZガンダムコンパチであり下位互換扱いではあるが、タイマン向けの機体に調整されている。
せっかくなのでシャア総帥やギュネイをリ・ガズィに乗せて敵機を大量撃破して見るのも悪くはないかもしれない。

ガンダムバトルシリーズ

ステータス自体はZと大差はない。
量産期という設定を反映したためか、後の作品では小隊を組んで登場することがある。
B.W.SはSFS扱いのため耐久力が残っている限り何度でも着脱が出来る。論B.W.S.はリ・ガズィ専用である。

ガンダムvs.シリーズ

ガンダム EXTREME VS.MAXI BOOST、及びFULL BOOST庭用版で最低コスト1500・1000コスト機体として2014年8月に解禁。
何故かパイロットはケーラ・スゥではなくチェーン・アギ
出撃時はB.W.S.装着状態であり、他機体でいうところの変形状態で飛び回る。この間ブーストは無限で、一定時間後・もしくは任意でB.W.S.をパージモビルスーツ形態に移行する。

原作通りかませに甘んじる性・・・と思いきやB.W.S.形態での武装が強で、フォークボールのような上下誘導を持ち一170ダメを叩き出すメガビームキャノンと、高弾速で発生が射撃始動で240オーバーダメージ叩き出すB.W.S.射出が特に脅威。更に変形状態を維持できる都合上、これらの武装を反撃困難な上から振り回すことが可である。モビルスーツ形態はΖよりガンダムMk.IIに近い性で、手動リロードビームライフルグレネードランチャー弾幕る援護機であり、それなりの射撃を持つため低コスト機として最低限の仕事はできる。

B.W.S.形態における盤面への圧が非常に大きく、相手はB.W.Sをパージするまではどうしても注せざるを得ないので、ロックが外れることで仕事のできる相方が好相性。そのため、2500コスト前衛機と組み場を荒らしつくしパージしたら無限ビームライフルを乱射して々に撃墜されに行きB.W.S.を補充するという、原作での活躍(?)がなんだったのかと言わんばかりの攻撃的戦法を得意とする。また強制変形状態ということで良くも悪くも相性ゲーとなり、ダブルオークアンタ等の飛び上がり格闘を持つ機体などに弱く、サザビーのようなそういった対抗手段を持たない機体にはかなり有利に立ちまわることが可である。

さすがにやりすぎと判断されたのか、MAXI BOOSTではアップデート火力を中心に性を下げられている。ちなみにFULL BOOST庭用版ではシステムの都合上、解禁時の火力そのままでコスト(と耐久力)だけ1500から1000に下げられており、相対的に1000コストにあるまじき性を持つことになってしまっている。その圧倒的な性バンシィ・ノルンとともに環境しているとかしていないとか。

ガンダムもどきを紹介する!

見てきましたがあれはホビーですね

ケーラ・スゥ、関連項目行きます!

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最終更新:2024/03/28(木) 17:00

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最終更新:2024/03/28(木) 17:00

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