1・離乳した仔馬を率いる、馬群のリーダーの役割を担う馬である。※本記事で紹介
2・主に海外競馬におけるペースメーカーとなるラビット役の馬の事を、ペースをリードすることからリードホースと呼ぶこともある。
3・北米地域の競馬において、ゲート入りが難しい馬に対して側に付き添って落ち着かせて、ゲート入りをエスコート(ゲート入りをリード)する役目の馬の事を指す。
競走馬候補となる馬は、概ね生後4ヶ月以降、だいたいの場合5ヶ月から6ヶ月くらいの頃に「離乳」として母馬と切り離される。その後、1歳の秋くらいまで生産牧場で過ごし、育成牧場で馴致を行った後、2歳になるとトレーニングセンターに入厩、そこで更なるトレーニングを積んで競走馬としてデビューする。
離乳で突然母馬と離された仔馬はもちろん精神的に不安定な状態になる。この状態では仔馬たちが不安のあまり痩せてしまったり争ったりすることがあるため、離乳後の仔馬の放牧時はそのリーダーとなる馬、つまり精神的支柱になる年長馬を群れの中に入れることが通例となっている。この馬がリードホースである。
分かりやすく言うと人間でいう「保育士」にあたる存在であり、基本的には引退した元繁殖牝馬がこの役割を担う。ただし、牡の仔馬相手には体力負けしたり馬っ気を出されてしまうこともあるため、そういった問題を避けるために騸馬がリードホースに充てられることもある。(騸馬リードホースの詳細についてはその先駆けの一頭であるフサイチホウオーの記事も参照のこと。)
↓リードホースとして大活躍しているメジロドーベル。場合によっては母親よりも慕われることも
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/30(土) 17:00
最終更新:2024/03/30(土) 17:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。