ルコディオラとは、MHFに登場する古龍種のモンスターである。別名「極龍」。
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大型アップデート『フォワード.1』(2011/4/20)にて実装。
MHFサービス開始4年目にして初の新古龍種モンスターであり、イクシオンサーガDTにもBGMを引っさげて登場するなど破格の待遇を受けている。
下位はHR2(旧22)、上位はHR4(旧71)、剛種はHR5(旧100)から挑戦が可能となる。
目的地は新フィールドである「迎撃拠点」で、後に砂漠でのクエストも配信された。
このモンスターもMHFで実装された新モンスター達の例に漏れずド派手なアクションを引っ提げて登場し、人気の専用BGM「磁界の覇者」や登場ムービー(現在は見られない)と相まって中々インパクトの強いモンスターである。
突進や跳びかかり、爪や尻尾での攻撃といった肉弾戦以外に、磁力で地中から岩塊を飛び出させる攻撃や磁力をまとったブレス、磁力でハンターを引き寄せてからの一撃など多彩な攻撃手段を持つ。
後述するが磁力で周囲を回っている岩もダメージがあるため、一応攻撃に入るだろうか。
攻撃範囲が広い為か攻撃力は他の古龍に比べ幾分か低めだが、空中にゆらゆらと飛び上がり磁力やられ状態のハンターを引き寄せ、下から多数の岩塊を突き上げる剛種の必殺技(通称ダイソン)は即死級ダメージなので注意。
麻痺中はなんと麻痺モーションのまま動く。
また、それまでの古龍と違い毒や角破壊で能力を封じることは不可能など古龍の中でも強大な力を持つ。
他の古龍と比べて倒すのが容易なのに貰えるHRPはなかなか高いので、初心者がHRP稼ぎにルコディオラを連戦することもあった。連戦しているとHRがとんでもない値にあがっているというのもよくある話。
作れる装備も生産時点ではかなり防御力が高くレアな素材を使わないので、とりあえず防御が高ければいいと思い作る人も多い。
しかし素のフルルコはフルクシャと同じどころかフルクシャが神防具に見えるほどの糞スキル(装飾品なしだと驚きの「業物+1・麻痺半減・挑発」)なため、ネ実2等では散々な言われようだったりする。
一方でFXまで強化すればかなり高性能な装備となり、特に剣士腰は人の多い時間帯の自由区をぐるりと見渡せば必ず装備している人が目に入ると言ってもいい程普及していた。
しかしネットゲームの宿命だが、フォワード後期には秘伝防具と覇種防具の二強になりベル足と共に徐々に衰退していってしまった。
その代りか近縁種であるレビディオラがG級限定モンスターとして登場していたが、実装から長い時が経ったG9.1でもタイクンザムザと共に特異個体が実装されておらずG級にも進出できていなかった。
その弊害でフォワード時代最初にしてMHF初のオリジナル古龍種だが、武器も剛種止まりで剛種防具も無くG級ハンターには見向きもされない状態になっており、G級進出と共に多くのモンスターにおいて通常個体の不満点が改善されている特異個体化が期待されていた。
そんな中G10.1(2016/8/24)にてついにG級進出&特異個体化。G級での難易度は古龍なので当然★7。
岩が3つになるなどと言われていたがそんなことはなく2つのまま。
既存技の強化として滞空からのプレスで地砕きが起こるようになって範囲が広がっているほか、剛種の最大技であったダイソンからの岩盤隆起は打ち上げられるとスリップダメージを受けほぼ即死が確定する。
その代わりに使用後は威嚇で隙ができるので、コロリン連打で範囲外に逃げるなり緊急回避などで避けるなりで確実に対処したい。
追加技は構えと共にハンターを引き寄せた後飛び上がりながら打ち上げて強力な反発の磁力で追撃するコンボ。
これも当たれば耐えることはかなり難しいが、近接武器が範囲外に逃げられるほどではないものの構えは長めで打ち上げも回避はしやすく、打ち上げに当たらなければ真下にいても追撃のほうは当たらないのでこれもしっかり対応していきたい。
攻撃のほとんどが龍属性なのは変わらないが、G級クエストの仕様(属性耐性値が半分で計算される)を考えると龍耐性でダメージを抑えるのは難しい。
剛種よりは堅いが弱点は剛種同様であり、属性に関しては通りやすくなっている。
平常時は龍、磁力纏い時は氷、どちらの状態でも水が若干通るので戦闘時間の大半である磁力纏いを考慮して氷属性、もしくはそれを含む複属性(闇、奏など)が有効。
先輩であるドス古龍はクシャルダオラの象徴が「風」、テオ・テスカトルの象徴が「炎」であるように、ルコディオラは"極"龍という名前が表す通り「磁力」が象徴になっている。これにより、跳びかかりや咆哮等の特定のモーション時、側にいると付与される状態異常「磁力やられ」になったハンター達を吸い寄せたり引き離したりする。
ちなみに磁力を使う際ルコディオラが前者は赤、後者は青の地場を纏うが、吸い寄せられている間は会心率が上昇するというハンター側のメリットもある。
余談だが、後に登場した牙獣種のゴウガルフも磁力を使う。
また、磁力やられはスキル「磁力耐性」とそれを内包する「状態異常無効【多種】」で無効化できる。
特筆すべき点として怒り時のルコディオラの周囲には砂鉄の黒いサークル(磁力フィールド)があり、そのサークルに沿うように岩が回転し、他にも瓦礫などの浮遊物が漂っている。
上位以降のルコディオラは攻撃モーション中にこの岩の回転速度が上がり、当たると吹っ飛び判定があるため何かと厄介。
更に剛種ではこの岩が2個に増えているため非常に鬱陶しく、そのせいでプレイヤーの間では"岩が本体"と言われている。
MHFオリジナルモンスター紹介動画によるとそのことは運営も把握しているようで、G級にいる近縁種のレビディオラは岩を浮かせなくなっており、特異個体や辿異種に関しても改善が効いている(後述)。
弱点は水と氷(と言っても微量しか通らないが)で磁力を纏っていない間は龍が一番通るが、戦闘時間としては磁気を纏っていることのほうが多いため然程有効ではない。
破壊部位は頭(額の角が折れ、右角が欠ける→右角と左角が根元から折れる)、翼(先っちょが少し欠ける→翼が大きく壊れる)の2段階破壊(それぞれの段階ごと報酬有)と尻尾。
かつては「極龍の鱗」「極龍の曜角」「極龍の雷膜」が出にくい素材であった。
曜角と雷膜は二段階目の部位破壊でようやく報酬として入手でき、確率はどちらも20%。この二つは装備製作時に大量に使うのため、ルコディオラはこれらの素材を目当てに狩られていた。
そして鱗は剥ぎ取りではでないことで有名。
落し物からは下位は99%、上位は98%という高確率で入手できるので必ず拾っておきたい。
装備に 大量に使うのにもかかわらず全く入手できなかったため、ルコディオラ実装初期では落し物マラソンがいたるところで行われていた。
後に上記の素材すべての救済クエストが登場し、現在では鱗以外は入手確立自体が上がったため集めるのは楽になった。
また、剛種の部位破壊2段階目に仕込まれている「古龍種の稀玉」は剛種防具の生産時に要求される。
現在は救済剛ルコクエのデイリークエストが常時配信されている。
G級はグァンゾルムのような素材体系であり部位破壊限定素材は尻尾のみで、希少素材は実質ない。
要求的にもきついものはなく武具の作成はしやすいと言える。
G級進出と同時(2016/8/24)に特異個体化。
見た目の特徴としては全体的に赤みがかかっており、角は長く鋭く、翼の棘は鋭利になっている。
大きな特徴として全ランクで岩が青い磁気を帯びるようになっており、ふっ飛ばし判定が無くなっている。
その代わりに岩に当たると磁力やられになり穿龍棍対策か空中では一部ふっ飛ばし判定があるが、それでも通常個体よりかなり戦いやすくなっていると言える。
下位から滞空磁力ブレスの狙いが正確になっており射程も伸びているほか、立ち上がって咆哮しハンターを目の前に引き寄せた後地面を隆起させて打ち上げ、飛び掛かって追撃するコンボ技が追加されている。
後者はG級だと即死コンボとなるが、引き寄せの範囲はルコディオラの目の前辺りだけで打ち上げまでも時間があるので対処はしやすいだろう。
G級では既存技の強化であるステップからの電磁ビームと、咆哮しながら反発でハンターを引き離してから磁力フィールドの外周辺りに岩を隆起させる新規技が追加されている。
岩の吹き飛ばし判定削除以上に特筆すべき点としてG級特異個体の怒り状態では"異常地場"という現象が起こる。
これはエリアのほぼ全域に広大な磁界を生成し、その磁界の異常磁場の範囲内では画面が磁気嵐がかかったようになエリアそのものの雰囲気までも変えてしまう(クシャルダオラの吹雪の発展形と言えるか)というもの。
磁力やられ状態だとこの異常磁場の中では常時軽い引き寄せを受ける上にアイテムが使用不可になる。
ただし、ガルバダオラの烈光時のバリアのようにルコディオラの磁力フィールド内にいればその効果はなくなり(ルコディオラの攻撃時の引き寄せ・反発は受ける)、スキルで磁力やられ自体を無効化してしまってもこれらの効果は発生しなくなる。
このように岩の脅威が減り本来のメイン能力である磁力が強化されているため、岩が本体というイメージで行くと瞬く間にBCに送り返されることになるだろう。
GHCになると打ち上げコンボが3つ、うち一つはスリップダメージとかなり即死要素が多く確実な対処を求められることを考えても磁力対策をスキルで組み込んでおく重要性は高い。
MHF-Zの10周年記念アップデートで辿異種化し2017/8/31に解禁。
翼の骨が一部退化する代わりに残りが太く強靭に異常発達しており、強い磁気を帯びた翼膜は青白く変色し角や棘は濃い橙色に染まっている。
フィールドは従来と同様に砂漠と迎撃拠点。
原種・特異個体からの変化や追加要素が多く、咆哮は超咆哮、羽ばたきは超風圧、ボディプレスは超震動と、辿異種では唯一超妨害の三種全てを使い、ほとんどの攻撃に龍属性やられ【特大】が付与され、代名詞である磁力もパワーアップしており地面隆起が1秒ほど吸引した後に突き上げる砂鉄地雷に変化しているなど、純粋に大幅な強化を受けて非常に強力なモンスターとなっている。しかし、その代わりか本体岩がオミットされているのも特徴である。
既存技の変化では滑空からのボディプレスで超震動が発生(超震動を伴うのはこの技のみ)し、特異個体の反発咆哮からの岩隆起技の岩が砂鉄地雷に咆哮が超咆哮になっているほか、ダイソンの吸引の時間が半分かつ使用後の威嚇がなしになっている。ダイソンはG級個体の使う高速スリップダメージ版のため対処するための時間が半減して危険度が大幅に上がっており、フレーム回避不可能ではないがかなり難しく失敗=1乙がほぼ確定のため、連続で回避を出せる武器種なら急いで範囲外に離脱、もしくはいち早く察知して納刀からダイブするのが無難。
追加技は岩フィールド形成、レールガン、片翼叩きつけ、広範囲砂鉄地雷と★1から豊富。岩フィールド形成は地中から円形に岩を持ち上げて壁を作り本体と共に滞空、狙ったハンターを追尾して岩の壁を落下させて逃げ場をなくし本体のプレスと共に超風圧で吹き飛ばし壁に叩きつけ、その後に超咆哮で岩の壁を吹き飛ばす大技。岩が落ちたら本体の真下から逃げて未対策の場合は超風圧に対処すると良い。岩の落下から本体のプレスまでのタイミングがランダムであることは注意が必要だが、風圧咆哮を対策しておけば大きなチャンスにもなる。常時纏う岩の代わりといった技であり、開幕の発覚時に確定で行いそれ以降も普通に使ってくる。レールガンは砂鉄を集めて磁力で加速させて放つ技。正面直線上のかなり遠距離まで届き、放つまでに射線周囲に地場が発生し射線内に引き寄せられる。相当防御を高めないと即死するほど威力が高いが、磁力耐性がなくても射線から抜けるのは容易であり、そうでなくても回避・ガードによる対処は難しくない。また、本体の側面から後ろには何もしてこないので殴り放題である。片翼叩きつけは翼を片方向に叩きつけ一拍ずつ遅れて放射状に砂鉄地雷を発生させるもの。叩きつける側は翼だけでなく脚にも判定があることに注意が必要で、一番本体に近い砂鉄地雷は翼を叩きつけるのと同じタイミングで回避可能。広範囲砂鉄地雷は強力な吸引の磁力を発してハンターを本体に引きつけた後、超風圧を伴う羽ばたきを2回行いつつ広範囲に砂鉄地雷を発生させる技。超風圧を喰らってしまうと吹き飛ばされた先で砂鉄地雷に吸い込まれて被弾が確定してしまう。本体に密着していれば砂鉄地雷の影響を受けないので吸い寄せられてから超風圧2回をやり過ごすのが対処法。超風圧を対策していれば殴り放題でガードや回避でのゲージ回収にも利用できる。
★2からは磁力ビームが極太かつ怯みなし小ダメージの超多段ヒットとなり、まともに喰らえば即死(無論多段ヒットなので根性で耐えるのは不可)、かすっても瀕死の非常に危険な技に変貌する。更にビームのモーションも原種からある正面からの往復の極太ビーム版のほか、ルコディオラから見て右側に通常ビームの往復→溜めて左から右に極太ビーム、溜めから正面から左に極太ビームの三種類となっている。正面往復は範囲内で出されてからの対処が難しいため正面特に遠距離にいないことが求められ、右側面往復からの薙ぎ払いは最初から左側に逃れるか往復中に右側の後ろ脚より尻尾寄りに逃げるか最悪往復ビームを喰らって極太ビームをやり過ごすかが有効で、単発左への薙ぎ払いは溜めを見て逆に横切るように回避すると良い。
最高難易度の★4では更に強力な最大技の砂鉄拘束爆破が解禁される。ルコディオラが溜め始めると各ハンターの足元に砂鉄が渦巻き前脚を踏みしめると同時にハンターを空中に砂鉄で拘束、一定体力になるまでスリップダメージを与えた後砂鉄を爆発させてトドメを刺してくる。喰らってしまうと爆発の時点で体力を0にされるのは確定。ガードはガード性能+2&ガード性能強化かつ強ガードの場合のみ可能、回避タイミングはルコディオラが前脚を地面に着いた瞬間であり溜めが長いので不安なら納刀してダイブするのも手。また、被弾した味方も爆発の後に粉塵を飛ばすことで救助が可能。
また、怒り時は行動が素早いだけでなく怒り補正で防御率が0.7倍に硬化するのだが、なんと発達部位の翼を破壊するまでは常時怒り状態という性質を持っている。
高威力、打ち上げコンボ、超多段ヒット、スリップダメージと豊富な即死技を網羅しており、超妨害3種類に龍属性やられ【特大】と磁力という対策要素も多く、翼に連動した怒り状態の性質上耐久力も群を抜いている(特に★3以上)など、純粋な手強さにおいて辿異種の頂点に立つモンスターである。対策のために火力が落ちる→元々高い耐久と相まって戦闘時間が伸びる→即死技の多さから3乙の危険性が高まるという連動した難易度の上昇も辿異種最強と言われる所以である。その反面、岩纏いがないことに加えてモーション自体の対処はしやすいものばかりなので、位置取りによる行動抑制や予備動作の把握による対処が十全に機能する戦いやすいモンスターでもある。対策では被弾と攻撃チャンスに絡む超咆哮/風圧及び生存に影響する龍属性やられ【特大】(龍耐性を上げればタメージ抑制にもなる)がまず優先され、ダイソンの対処が楽になり砂鉄地雷なども喰らいにくくなる磁力耐性がそれに次ぐ。発生する技が一つで回避などでやり過ごすのも難しくない超震動は特に必要はない。また、戦闘を長引かせずにクエストを成功させるために重要なのはいち早く翼を破壊することである。
部位破壊は発達部位の翼と角、尻尾(切断)。翼も角も従来の二段破壊はオミットされており翼は左右の区別がない。翼は判定が大きく下げる場面も多いのでそこまで意識しないでも攻撃を当てることができ、本体自体の高いため火力によっては時間がかかることもあるが破壊は難しくはない。他の部位も角は正面が危険、尻尾は一定体力以下ということに気をつければ全破壊も十分可能。また、翼を破壊すると怒り状態が解けて行動速度が低下し耐久も減るのみならず、超風圧が封印され一部の技も使用不可になるなど大幅に弱体化するので、発達部位素材が目当てでなくても翼破壊が最重要となる。
なお、咆哮以外の攻撃全てが龍属性なので、龍耐性の高い装備をしてさえいれば難易度がグッと下がる。
下の動画は耐性を上げまくった場合の例(ゆっくりのボイスあり)。耐性の大切さがよく分かる。
掲示板
80 ななしのよっしん
2022/07/19(火) 10:22:42 ID: GNxZC80VYB
シャガル見てると浮遊岩は技の一つになって常時回ってる感じじゃなくなりそうだな
81 ななしのよっしん
2023/02/10(金) 08:29:22 ID: XhoR9yz788
能力の独自性が強くてキャラクター立ってるし
そのわりにビジュアル自体は汎用的なドス古龍で技術的な敷居低めだろうから
Fからの参戦第二弾はかなりありえそうな雰囲気
82 ななしのよっしん
2024/08/25(日) 00:04:41 ID: VBI4s4qt6C
ワイルズの新モンス レ・ダウは電磁力を操るモンスターかもしれない。二本角が稼働してレールガンの様に電撃を発射する必殺技や、巣とかでは敷き詰められた鉱石の様な物に影響を与えるフィールドギミック持ちの様だったので。
急上昇ワード改
最終更新:2024/10/08(火) 19:00
最終更新:2024/10/08(火) 19:00
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