ルドラの秘宝とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたSFC用RPGである。
概要
ゲームがSFC世代(第4世代)からプレステ世代(第5世代)への移行が終わりかけようとしていたその時、SFCで出た隠れた名作RPG。つまりSFC末期に出たゲームで、グラフィック・音楽・ストーリー・システムすべてにおいてトップクラスのクオリティ。だが発売時期が悪かったのか、世間一般にはほとんど知られていない様子。
そしてまた、動画を観て頂いたか、プレイをした事がある人たちなら分かると思うが、戦闘時にとにかく良く動く。
それはもうヌルヌル動く。各キャラ全てのコマンドに個別の動きがあり、雑魚だからと言って手が抜かれる事は無く、ボスキャラに至ってはその美麗なグラフィック、多様な動作によって威厳と迫力をもってプレイヤーを出迎えてくれる。
これほどまでにてんてこもりのボリュームを、あのSFCのROM一つにまとめられているのだ。全く持って驚きである。スクウェアのSFCのゲームとしてではなく、SFC全体のゲームとして見ても屈指の完成度を誇るので、もし興味が湧いた方はWii/Wii Uのバーチャルコンソールにて配信されているので遊んでみて欲しい[1]。
但し、ニコ生での初見プレイ実況はあまりお勧めできない。
というのも言霊システムの自由度ゆえに、最初から強力な効果を持つ言霊を使うことが可能であり、強い言霊をコメントで作成指示する動画勢が後を絶たないからである。実際、そういった言霊を知ってしまったがために属性対策を考えたり、街の住人との会話などのゲーム内の情報により強い言霊を編み出したりという、初見プレイとして楽しむべき要素が潰されてしまい、作業ゲーと化してしまうケースが多く見られる。そういったプレイになってしまったがために、このゲームの骨子を理解できず、挙げ句の果てにこれをクソゲー扱いする人まで出てきてしまっているのは、非常に残念な話である。
シナリオ
4000年ごとに古い種族が滅び、新しい種族が栄えるという世界が舞台。
この世界で最初に栄えたのはダナン神族。彼らは人間族に似た外見だが、非常に長命で類なき知識を持つ種族で、言霊の技術を生み出した。しかし彼らの時代は4000年で終わり、ダナン神族の多くがこの世界から姿を消した。
ダナン神族に代わって世に栄えたのは水棲族。 人魚のような外見の彼らは大海原を自在に渡り、言霊をさらに発展させた。しかし彼らの時代も4000年で終わる。
水棲族に代わって世に栄えたのはハ虫類族。 志高き精神を持ち、武士道を尊んだ。そんな彼らの時代も4000年で終わる。
ハ虫類族に代わって世に栄えたのは巨人族。 強靭な肉体を持ち、武具などの物質文明をさらに発展させたが、やはり4000年で滅びる運命を辿る。
巨人族に代わって世に現れ、現在栄えているのは人間族。 最初の2000年で物質文明を極限まで発展させたが、その代償として深刻な環境汚染を引き起こした。
そんな人間族が世に現れてから、まもなく4000年が経とうとしていたその時…人間族の4人の若者が、それぞれの目的のために旅立つ。
主人公が4人いて、プレイヤーはそのうちの3人の主人公を好きな順序で遊ぶことが出来る[2]。4人ともまったく違う立場で、まったく違う目的を持っているが、同じ世界に住んでいる。それぞれの目的を追っていくうちに、種族の滅亡を繰り返すこの世界の真実に近づき、最後には滅亡を止めるために協力することになる。
それぞれの章は、単体でも見所があり、かつそこそこのボリュームがあるが、1人の章で行った行動が他の章に影響が出るという伏線が大量に張ってあり最後まで遊ぶと作中の謎や不明点が全て解明されるという絶妙なシナリオ構成は高く評価されている。
キーワード
- ルドラ
- それまで栄えていた種族を滅亡に導く、破壊神ともいうべき存在。
- ジェイド
- ルドラが完全な存在になるために必要な「ルドラ十神宝」。そのなかでも特に重要な「ライフジェイド」「リバイブジェイド」「ホーリージェイド」「デスジェイド」の4つの宝玉のこと。通常ルドラ以外の者が所持することはできないが、本作の主人公4人はなにかしらのきっかけでジェイドをそれぞれ身体に宿すことになる。
- ラゴウ石
- ルドラが封印されている巨大な石版。
- ルドラ教団
- 種族の滅亡から逃れるため、ルドラを崇めている宗教団体。子供を拉致するなどの過激な行動も行っている。
- 北の大陸
- その名の通り北のほうにあり、最も汚染が深刻な大陸。西部は「文明の聖域」と呼ばれている。
- 東の大陸
- その名の通り東のほうにある大陸で、港町オリアブやアヴドルの町などがある。近年は雨が降らず、砂漠化が続いている。
- 西の大陸
- その名の通り西のほうにある大陸で、ダヌルフの町やクリューヌ城などがある。大陸の南東部は「精神の聖域」と呼ばれている。
- 冥界
- 世界の地下に存在する、死者の辿り着く世界。死後の世界とは言うものの、生きている者(主にハ虫類族)の姿も見られる。地上の者が冥界の霊気に曝されると危険なため、地上と冥界との接点は言霊四天王と呼ばれる4人が管理している。
- 天空大陸
- 空高くに浮かんでいる大陸。テュールやラミレスはここの出身。空を走る反重力列車ファクシが主な移動手段。
言霊システム
本作において特徴的なのは、プレイヤーが文字を入力するだけで魔法を作れてしまう言霊システム。
カタカナを最大6字入力するだけで、効果・消費MP・単数複数が全て決まってくる。
好きな魔法を作ってもかまわないが、より威力の高い魔法、効果のよい魔法を作るには文字の法則を理解することが重要である。
例:イグ~と入力すると、火の攻撃魔法になる、~ナで終わらせると効果が全体化する、同じ効果の魔法を入力すると、効果が強力になるなど。
文字の法則のヒントは、町で人に情報を聞く、宝箱を調べるなどで得ることができる。また、魔法を登録させてくれる親切な人もいるし、敵の使ってきた言霊をそのままパクってしまうことも可能である。
スクウェアのゲームだけあって、エスナと入力すると状態治療魔法になったり、テレポと入力すると脱出魔法になったりなど、FFシリーズの魔法が使えるのも特徴。
さらに、メガンテで自爆魔法、パルプンテで効果不明の魔法、スカラで防御アップの魔法など明らかにドラクエを意識した魔法も多く発見されている。
しかし強い魔法を作ろうとするとそう言った既存の物ではなく、自分で一から試行錯誤を繰り返さなければいけないのも、魅力の一つだろう。
さらに、製作者が意図的に作った「ウラルドラ」「ダヨン」など裏技的な魔法も存在する。
キャラクター
主人公
- シオン
- シオンの章の主人公。クリューヌ王国の兵士で、職業は「まものハンター」。片手剣・大剣・曲刀を装備可能で、武器を持っていないときは「パンチ」で攻撃する。男気あふれる性格だがやや無鉄砲なところがあり、戦闘においても見た目・性格通りのバリバリの戦士系。反面言霊はあまり得意でない。ちなみに彼の月給は100ラグ(レムのやくそう1個分)ぽっちしかない。
失踪した師ターレスの後継者となるため、武人の塔への挑戦に向けて修行の日々を送っていた。ある日、捕縛したルドラ教団員が脱走したため友のロスタム・ヒューイと共に追跡をしたところ、巨人族の世界の復活を企むスルトと遭遇。ジェイドを手にして暴走したスルトと戦うが、ロスタム・ヒューイを殺され、自らも重傷を負ってしまう。その際に右目にライフジェイドが埋まったことがきっかけとなり、時に友の仇を追い、また時に師の行方を追いながら、魔を打ち滅ぼす使命に導かれていく。
- サーレント
- サーレントの章の主人公。職業は「ことだまし」で、その肩書きが示すとおり言霊の扱いに長けるが、実は武器による直接戦闘もこなせる万能型。武器は杖・ナイフ・バードカッターという特殊な飛び道具を装備できる。また武器を持っていないときは「パンチ」で攻撃する。見た目通り知性的で冷静な性格だが、お人好しなのかいろんな人に騙される。
師である予言者ソロンの予言に従い、ミュンヒ博士のもとでラゴウ石の研究に携わっていたが、研究途中であったラゴウ石から突然復活したハ虫類族のルドラに襲われ、一度は死亡してしまう。しかし、その際に身体にリバイブジェイドが入り込んだことで、生と死の間を行き来する身となる。過酷な運命に翻弄されてなお、ラゴウ石に関わる真実に迫り、種族の滅亡を止める旅へと身を投じていく。
- リザ
- リザの章の主人公。唯一の女性主人公で、職業は「プリースト」。性格は優しいが、やや天然気味。武器は杖・弓・レイピアを装備可能だが、どちらかというと言霊の扱いのほうが得意で、特に回復言霊を扱わせたときの効果が高い。武器を持っていないときは「ビンタ」で攻撃する。瀕死の時のドット絵が可愛い。モッコスとか言うな。
生まれながらにして額にホーリージェイドを宿しており、その影響で動物たちの言葉が理解できる。自然の苦しむ声に心を痛めていた彼女は、あるとき汚染された世界を浄化するため旅立ちを決意する。その先にさらに大きな使命が待ち受けていることを、このときの彼女はまだ知らない。
- デューン
- デューンの章の主人公。職業は「おおどろぼう」で、相棒のキッドと共に世界中の財宝を求め続けている。お調子者な性格の自称トレジャーハンター。テレジャーハンターでもなければトレジャーパンクでもないし、ましてブラジャーハンターでもない。彼のシナリオははじめは選択することができない[3]が、他の主人公のシナリオでも時には邪魔したり、時には協力したりと様々な形で関わる。ボウガン・マシンガン・ライフルの飛び道具系の武器やナイフを装備可能で、武器を持っていないときは「パンチ」で攻撃する。またトレジャーハンターという自称に違わず行動が素早く、戦闘でもその素早さを存分に発揮してくれる。
そんな彼だが、ある遺跡でデスジェイドを手にしたところ、それが手のひらに埋まってしまう。こうして彼も、世界の未来を拓く旅へと身を投じることになる。
シオンの章の仲間
- フォクシー
- 良家の令嬢だが、子供を誘拐しようとしたルドラ教団員を捕縛するなど戦闘能力は高い。教団員をクリューヌ城に連行した際にシオンと出会い、後に共に行動をするようになる。密かにシオンに想いを寄せているらしい。職業は「スナッチャー」で、素早さが高めの軽戦士系キャラ。ナイフ・鞭を装備可能で、武器を持っていないときは「はりたおし」で攻撃する。
- テュール
- 巨人族の数少ない生き残りのひとり。巨人族の世界を復活させようと企むスルトと対立の末、巨人の塔に幽閉されてしまう。後にシオンに助け出され、共に行動するようになる。見た目によらず誠実で礼儀正しい性格。職業は「きょじんのまじゅつし」。巨人族でありながら魔術師というのは珍しい存在のようだ。肩書き通り言霊の扱いに長けるほか、巨人族ならではの強靭な肉体を生かした武器攻撃も得意。欠点は素早さが低いことと、巨体ゆえ装備できる武具が限られてしまうことである。なお武器はメイスを装備可能で、武器を持っていないときは「どつきまくり」で攻撃する。
- ラミレス
- とある遺跡で石像になっていたところ、石化を解いたことが縁でシオンの仲間に加わる。お茶目な性格のお爺さんだが、その正体は天空に住む「ダナンのおうさま」。杖・ボウガンを装備可能だが、どちらかというと言霊のほうが得意。武器を持っていないときは「れんきゃく」で攻撃する。
サーレントの章の仲間
- レギン
- サーレントと共に、ミュンヒ博士のもとでラゴウ石の研究に関わる。父はミュンヒ博士の兄であるカスタギア博士、つまりミュンヒ博士とは甥と叔父の関係。ミュンヒ博士の娘(つまり、レギンのいとこ)であるミーミルとは幼馴染である。職業は「ナビゲーター」。ナイフ・ライフル・マシンガンを装備可能で、武器を持っていないときは「しばき」で攻撃する。
- ソーク
- サーレントと同じくソロンを師に持つ人物で、かつてはクリューヌ王国の兵士であった。職業は「ようじんぼう」で、シオンとはまた違うタイプの戦士キャラ。片手剣・大剣・曲刀を装備可能で、武器を持っていないときは「しゅとう」で攻撃する。まずは斬る、話はそれからだ。
- ロロ
- ダナン神族の末裔の子供。ピピンと共に隠れ里で生活していたが、あるときルドラ教団に誘拐され、そのショックで記憶を失ってしまう。ルドラ教団から解放してもらった縁で、サーレントと行動を共にすることになる。職業は「さらわれたこども」(職業…?)。武器は杖・弓・ボウガンを装備可能だが、どちらかというと言霊の使用に適性がある。なお、武器を持っていないときは「ペチペチ」で攻撃する。
リザの章の仲間
- ガーライル
- バベルの市長クルガンの悪政に対抗し、スラムの子供たちを集めて反乱軍を結成している「レジスタンスリーダー」。バベルの警備兵から逃げているときにリザと出会い、彼女に一目惚れする。正義感は強いが女性に対する押しが弱く、リザになかなか想いを伝えられずにいる。片手剣・ライフル・マシンガンを装備可能な万能型戦士タイプ。武器を持っていないときは「ぱんち」で攻撃する(ひらがななのは仕様)。
- ピピン
- ハ虫類族の子供。ロロとは同郷の仲で、あるときロロと共に隠れ里を抜け出す。その後ロロとはぐれてしまい、魔物に捕まっていたところをリザに救出される。自称「はちゅうるいのプリンス」。ハ虫類族のルドラを復活させようとしているらしいが…?素早さが売りの軽戦士タイプのキャラで、ナイフ・爪を装備可能。武器を持っていないときは「かみつき」で攻撃する。
- マリーナ
- 水棲族の生き残りのひとりで、おいしそうな人魚ちゃん。職業は「すいせいぞくのしんかん」。海の守り神「ヘグ」を孵化させる使命を担う。シオンも認めるほどの別嬪さんで、明朗活発な性格だが使命感は強い。水棲族の神官というだけあって言霊の扱いに長けるが、武器の扱いも比較的得意。ちなみに装備可能な武器は杖・槍。武器を持っていないときは「しっぽアタック」で攻撃するが、これが謎に強い。ギャー!
種族の滅亡に関わる者たち
- ????(ダナン神族のルドラ)
- ダナン神族の始祖となった者。他のルドラと違い、滅ぼすべき種族がいなかったため破壊神としての性格は薄い。名称は不明。
- カダル
- ダナン神族を滅ぼした、水棲族のルドラ。ハアックルスもといハッアクルスをはじめとした水属性の言霊を操る。
- ラズム
- 水棲族を滅ぼした、ハ虫類族のルドラ。ラゴウ石の研究中に突然復活し、ミュンヒ博士とサーレントを殺害する。言霊は使用しないが、強力な固有技を持つ。
- アビリジャ
- ハ虫類族を滅ぼした、巨人族のルドラ。言霊は使用せず、メイスを駆使して戦う。
- ハウゼン
- 巨人族を滅ぼした人間族のルドラだが、サーレントを言葉巧みに騙し、人間族を滅ぼすために地上への復活を遂げる。人間族のルドラであるはずの彼が、なぜ人間族を滅ぼそうとするのか…?
実はダナン神族が栄えるよりも前からこの世界に存在しており、メイファ・サイゾウ・ミトラの仲間であった。
- ????(第六の種族のルドラ)
- 人間族が栄えてまもなく4000年を迎えようとしている時、世界のどこかで産声をあげ、人間族を滅ぼす脅威の存在となろうとしている。
- ゴモラ
- 種族の進化を見守る者。動きが無駄に仰々しいウサギさん。死亡したサーレントに仮の肉体を与え、復活させる代わりにハウゼンの企みを阻止するように求めてくる。
- ソドム
- あらゆる生命を消滅させる光を放つメカ。水属性の言霊が得意で、なかでもキングコストは協力もとい強力である。
- メイファ
- ハウゼン・サイゾウ・ミトラのかつての仲間。女性的だがやや強引な性格のようだ。メイファの姿を模ったとされる女神像が各地に残されている。
- サイゾウ
- ハウゼン・メイファ・ミトラのかつての仲間。強い者を見ると戦わずにいられない性格らしく、いかにも戦士らしいシオンに興味を抱く反面、サーレントには戦士タイプではないという理由で油断し敗れる。ハンゾウ?誰そいつ。
- ミトラ
- ハウゼン・メイファ・サイゾウのかつての仲間。種族の滅亡を繰り返すこの世界のあり方に深く関わっているらしいが…?
その他のサブキャラクター
- ロスタム
- シオンの友人の戦士。シオン・ヒューイと共に武人の塔に挑戦する予定であったが、挑戦を目前にしてスルトに殺されてしまう。遺体はゴモラによって回収され、後にサーレントが一時的に身体を借りることになる。片手剣・大剣・曲刀を装備可能。
- ヒューイ
- シオンの友人の言霊師。シオン・ロスタムと共に武人の塔に挑戦する予定であったが、挑戦を目前にしてスルトに殺されてしまう。遺体はゴモラによって回収され、後にサーレントが一時的に身体を借りることになる。ナイフ・杖を装備可能。
- ターレス
- シオンの師。ルドラ教団の調査に旅立ったまま、消息不明となる。
- ダグ
- クリューヌ城の見習い兵士で、シオンの弟分的存在。
- ミラー牧師
- ダヌルフの町の東にある小さな教会で、身寄りのない子供たちを育てている。穏やかな心の持ち主だが、実は…
- スルト
- 巨人族の生き残りのひとりで、巨人族の世界を作り上げるという野望を持っている。シオンにとっては友を殺した仇敵。無駄に横文字を使いたがる。
- ミュンヒ博士
- ラゴウ石研究の第一人者で、レギンの父であるカスタギア博士の弟。「~ゾイ」が口癖。ラゴウ石を研究していたところ、突然復活したハ虫類族のルドラに襲われ死亡する。
- カスタギア博士
- レギンの父で、ミュンヒ博士の兄。「ヘンテコなものをいろいろ発明する博士」として知られている。彼の発明品はカスタギア雑貨店で購入可能。
- ミーミル
- レギンのいとこで幼馴染。父ミュンヒ博士の助手や、カスタギア雑貨店の店員として働く。幼い頃、回復言霊のレフルスと間違えてレプルスという攻撃言霊をレギンに教え、怪我をさせてしまったことがある。
- ヌーク
- オムパロスに店を持ち、いろいろなところに現れる行商人。一部ではぼったくり商人として有名。
- 予言者ソロン
- 言霊四天王のひとりで、サーレント・ソークの師。トール火山にある冥界との接点を管理している。
- 導師ゾラ
- 言霊四天王のひとりで、言霊山にて冥界との接点を管理している。一部の人からは「オババ」と呼ばれている。
- 僧侶ゼクウ
- 言霊四天王のひとりで、リザの祖父。カーンの町の創設者でもあり、この町にある冥界の接点を管理している。
- 言霊師カーラ
- 言霊四天王のひとりで、古代遺跡ルーネで冥界との接点を管理する。冥界から地上へ戻ってきたリザを魔物と勘違いし、いきなり襲い掛かってくるせっかちな人。
- クルガン
- 関西弁を喋る、バベルの市長。金とジェイドにしか興味がないと明言しており、ダナン神族の残した装置を利用してバベルの中だけ空気を浄化し、その対価として市民に高い税金を要求している。綺麗な空気を独り占めすることでリザをおびき出し、ジェイドを奪おうとするが、失敗し死亡する。死後も冥界でハウゼンに媚を売り、サーレントの身体を乗っ取って悪事を働く。
- アクア
- 聖域の森の守護者。リザの言霊山入りを頑なに拒むが、実は…
- ジルド
- リザの夢の中に出てくる考古学者。北の大陸で女神像を発見したが、後に行方不明になる。
- ソーマ
- 聖域の門の守護者。あとはわからん!
- ラウメーン
- メイファに魅了されているダナン神族。メイファを再来させるために汚染を促進させるなど、その慕情は常軌を逸したレベルに達している。ラーメンではない。
- キッド
- デューンの相棒。彼の類稀なるセンス(?)により、「テレジャーハンター」「トレジャーパンク」などの名言が生み出された。
- 言霊伝導師のおねぇさん
-
- 「じゃ、じゃーん、言霊伝導師のおねぇさんだよぉー」(ヒューヒュー)
- 「えっ、言霊じゃなくてアタシ達のことを知りたい? ま、いっか教えたげるよ!」
- 「いろんな町にいて、旅人たちに言霊を教えているんだ。言霊を教えてほしい人だったら女の子だろうと忘れっぽそうな男だろうと教えてあげるけど、どうせなら知的な男の人に教えてあげたいものね」
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関連項目
脚注
- *Wii版は823ポイント、Wii U版は823円(税込)。
- *残り一人の主人公は、3人すべての主人公を遊び終わると現れる。
- *他の3人の主人公のシナリオをクリアすれば出現する。