ルパパトケボーンダンスとは、次回作のEDジャックである。
スーパー戦隊シリーズ第42作「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」はシリーズ初の試みとしてエンディングの完全廃止が行われた。 エンディングが廃止されたことによって、シリーズ恒例になっていた出演者一同によるダンスシーンも残念ながら存在していなかった。武突参流古武術? 忘れろ。
「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」の放送終了後、特番であるスーパー戦隊最強バトル!を隔てて放送開始したシリーズ第43作「騎士竜戦隊リュウソウジャー」ではEDテーマ「ケボーン!リュウソウジャー」の登場と共に出演者一同によるダンス映像も復活。 だが、今回はTV版での動画投稿企画が無いため、比較的平穏な日々が続く…筈だった。
事件は2019年4月28日放送の第7話「ケペウス星の王女 」のEDで発生した。 同話では新たに登場したサイバーエージェントドルイドン新幹部「ワイズルー」を倒せなかったものの、王女の姉を救出した事により無事にミッション完了。そんな状況の中、今週もリュウソウジャーによるケボーンダンスで一日を締めくくる…と、思われていた。
同話のEDで視聴者が見たのは、リュウソウジャーの面々…でなく、1月までギャングラーとルパンコレクションの奪い合いをしていた筈のビストロ・ジュレの皆さまこと怪盗戦隊ルパンレンジャー達が愉快にケボーンダンスを踊る姿であった。更にその翌週に放送された第8話「奇跡の歌声」のEDでは、案の定国際警察の皆さまこと警察戦隊パトレンジャーのケボーンダンスも踊っていた。
両者とも本編とは打って変わって笑顔かつ超ノリノリでダンスしている姿で話題が沸騰。挙げ句の果てには「ルパパトケボーンダンス」という単語まで生み出す結果に至ってしまった。
もっとも、冒頭の記述の通り、快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーは初の試みとして平成ライダーシリーズの如くエンディングパートが廃止されていて、その影響により毎年恒例の戦隊メンバーによるダンスシーンは見られずじまいだった。だが、リュウソウジャーのエンディングでルパンレンジャー及びパトレンジャーがダンス披露した事により、見方によっては「次回作になってようやくEDダンス映像をもらえた」と言えるのだが。
後に劇場にて公開された「リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー」では、ルパパトの面々に加えて当時放送されていたプリキュアの面々も一緒にケボーンダンスを踊っている。もはやケボーンダンスはルパパトの持ちネタになってしまったと言わざるを得ない…
実はこのED演出は厳密には付近で公開された『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』の宣伝も目的としていた。同作品のEDではルパパトのメンバーが例によってキュウレンジャーのED「キュータマダンシング!」を踊っているシーンも見られている。
なお、スーパー戦隊シリーズでは爆竜戦隊アバレンジャーより、エンディングテーマの際にダンスを踊るのが通例になっているのだが、侍戦隊シンケンジャーや海賊戦隊ゴーカイジャーなどEDダンスが廃止されている作品も見られている。EDダンスが廃止されていた作品の中でも侍戦隊シンケンジャーは劇場作品『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』で炎神戦隊ゴーオンジャーと共演した際に、エンディングクレジットの映像でシリーズ前作の炎神ラップを彷彿とさせる舞踊ダンスを行っていた事から、今回のルパパトメンバーによるケボーンダンスは、ある意味『シンケンジャーVSゴーオンジャー』のエンディングの再来なのかも知れない。
後に放送した記念すべき45作目の機界戦隊ゼンカイジャーもルパパト同様にEDが廃止されているのだが、こちらではEDテーマの代わりにOP主題歌の「全力全開!ゼンカイジャー」の方にダンス映像が付けられている。以降のスーパー戦隊シリーズでは同様にEDが廃止されたりEDにダンス映像が無い作品では、OP主題歌の方にダンス映像が付けられる方式になると思われる。
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最終更新:2024/04/26(金) 01:00
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