ルビー(ポケットモンスターSPECIAL)とは (ルビーとは) [単語記事]

概要

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』の第4章にあたる『ルビー・サファイア編』の2人の主人公の内の一人。

容姿は原作である『ポケットモンスタールビー・サファイア』の男主人公(ユウキ)がベースになっている。目が紅色であることと、時折メガネをかけていることが大きな原作との容姿の違いとなっている。父親からの誕生日プレゼントである加速機能付ランニングシューズを履いている。ちなみに、頭の白は帽子であり白髪ではない。
誕生日は誕生石がルビーである7月2日生まれ。4章開始時は11歳。
なお、メガネをかけているのは左右共に視力0.1(裁縫のやりすぎ)が原因。
特技はポロック作りと上記のとおり裁縫で、裁縫箱・化粧箱・救急箱を常にカバンに入れている。(サファイアの怪我を治療し、身体の寸法を測り、服を仕立てることができたのも常に持っているから)。
父親はトウカジムのジムリーダーのセンリ。

どんな状況下であっても撮影会を開始してしまうほど美しいものに目が無い。「Beautiful!（美しい!）」はもはや口癖。
ポケモンバトルは汚れる・トラブルになるからと率先してやろうとしないが、場合によっては相手との1対1や人目につかない場所へと移動してバトルをすることがあり、その実力はジムリーダーの息子らしい強さがうかがえる。

修行に明け暮れる父親とはあまり関係が良くないのか距離を取ろうとする節がある。
サファイアとはコンテストとバトルという面などから物語開始時は対立しており、出会うたびに口論になったりしていたが、徐々に打ち解け合うようにはなり、口論はするものの、傍から見ればいちゃついているようにしか見えない模様。
一応相思相愛で告白をした間柄だが、ルビーが忘れたととぼけ、サファイアもルビーの言葉を真に受けている為、サファイアは進展はないと師であるナギとの会話で口にしている。

物語での活躍

ポケモンコンテスト制覇という目標を持っており、ホウエン地方に越してすぐに家出をする。
しかし、その道中にオダマキ博士に遭遇、オダマキ博士とはぐれた時にオダマキ博士の娘である「オダマキ・サファイア」に助けられるも強さを求めるサファイアと美しさを求めるルビーは対立、サファイアから「サファイアがジムを、ルビーはコンテストを期限内に制覇したら相手が求めているものを認める」という賭けを提案され、ルビーはその賭けにのることとなる。書記は『ポケットモンスタールビー・サファイア』の衣裳を、物語後半からは『ポケットモンスターエメラルド』の衣裳を着用している。

たびたび再会するサファイアと口論になったりしながらも土地を渡り歩き、コンテストへ制覇への階段を上っていくが、道中で起きる事件を解決したことをきっかけにマグマ団とアクア団が起こす大事件に巻き込まれることとなる。

後の第6章であるエメラルド編にもサファイアと共に登場。原作の衣裳の色違い(赤)の服を着ている。
エメラルドや他の図鑑所有者と共に事件の解決に協力することとなる。

現在『クラブサンデー』上で連載されている第13章にあたる『ポケットモンスター SPECIAL オメガルビー・アルファサファイア』にもサファイアとエメラルド同様に主人公として登場している。衣裳は原作にあたる『ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア』の衣裳に変更されている。

手持ちポケモン

ラグラージ(ZUZU)

オダマキ博士から貰ったポケモン(ただしルビー曰く「微妙」「緑(キモリ)よりまし」レベル)。
のんきな性格で性別は♂。最初は迷走気味だったが、コンテストの「たくましさ」部門担当となった。
最初はミズゴロウだったが、後にラグラージにまで進化した。

グラエナ(NANA)

ホウエン地方に引っ越す前からルビーが所持していたポケモン。コンテストの「かっこよさ」部門の担当。
いじっぱりな性格で性別は♀。初登場時はポチエナだったが、いしのどうくつでグラエナに進化をした。

エネコロロ(COCO)

NANAと同じくホウエン地方に越してくる前からルビーが所持したポケモン。むじゃきな性格で性格は♀。
コンテスト「かわいさ」部門の担当。NANAと同時期にダイゴが持っていた月の石に触れたことで進化をした。

サーナイト(RURU)

NANAと同じくホウエン地方に越してくる前からルビーが所持したポケモン。おとなしい性格で性格は♀。
コンテストの「かしこさ」部門の担当だったが、ミツルに預けた時にルビーは流されてしまい、それから第4章終了までミツルの所持ポケモンとして共に行動していた。なお、現在はルビーに返却されている。
ミツルに預けている間にキルリアに、第13章のプロローグにてサファイアに預けている間にサーナイトに進化をする。

ポワルン(POPO)

はぐれたRURUに代わり、コンテストの「かしこさ」部門を担当する。しんちょうな性格で性別は♀。
ツワブキ社長のポケモンだったが、アクア団の攻撃を受けて入院した社長に代わりインタビュアーのマリとダイが預かっていた。その後、ルビーを気にいったのかルビーと共に行動するようになる。ちなみに、第6章であるエメラルド編や第13章で登場しているが社長から譲り受けたかどうかは明らかになっていない。
ちなみに、サファイアとはアクア団の罠により噴水に閉じ込められた時に助けられた為面識がある。

ミロカロス(MIMI)

コンテストの「うつくしさ」部門担当のポケモン。ひかえめな性格で性格は♀。
偶然釣り上げては見た目的にアウトだからとリリースされては釣り上げられを繰り返し、その後ルビーを守ろうとするなどルビーを気にいったようでルビーの意思とは無関係に仲間になった。
一時期荒れていたルビーの心無い言葉にショックを受けメンバーから外れたが、それでも彼を慕っており
伝説のポケモンが激突するルネシティまで追いかけてきた。激戦の最中ルビーが真の美しさを悟ったとき、進化を遂げる。ちなみに個性は打たれ強い（ルビーの言葉から）。