ルージュ・ザ・バットとは (ルージュザバットとは) [単語記事]

ルージュ・ザ・バットとは、ソニックシリーズに登場する架空のキャラクターである。声優は落合るみ。

概要

初登場は、ドリームキャストの「ソニックアドベンチャー2（以下SA2）」である。年齢は18歳。種族はコウモリ。
宝石専門のトレジャーハンター（泥棒とも言う）であるが、大統領から「宝石泥棒を黙認する代わりに
エージェントとして働かないか」と持ちかけられたため、大統領専属エージェントとして活動するようになった。

そのため、SA2では素性を隠しスパイとしてエッグマンのもとに潜入、エッグマンに協力していた。この際、シャドウも
エッグマンに協力しており、その時の縁からかその後のシリーズでもシャドウと行動を共にすることが多い。
SA2でのゲーム内容はナックルズと同じく箱庭型ステージで目的のものを探す「宝探し」だが、GUNのセキュリティホールに侵入してカオスエメラルドを盗み出すなど、ナックルズとは違ったシチュエーション、ステージが用意されている。

人物

非常に計算高く、常に先の先まで読んだ行動をする。もともと泥棒であるためか、『損か得か』を行動基準にすることが多い。
『世界中の宝石はみ～んなアタシの物』、『狙った獲物は逃がさないんだから』、『どぉ？　アタシの華麗なテクニック』といったセリフが有名で、台詞が示す通り狙った得物を手に出来なかった事は殆ど無いという実績を持つ。

コウモリなので当然飛ぶことができる。(ゲーム中では滑空や滞空程度だったがムービーでは明確に飛行している)
SA2でナックルズと対をなす形でダークサイド側のキャラクターとして活躍する。ナックルズが拳を武器に戦うのに対して、彼女はキックをメインに戦う。

露出の多い服装、厚い化粧、スタイル、気の多そうな言動など、動物をモチーフにしたキャラクターにしてはやたらと色気を放っている。そのためソニックシリーズにしては珍しく、色気を前面に押し出したキャラクターと言える。
戦闘を始めるシャドウとオメガを制止してまとめ上げ、チームダークを結成する姉御肌なところもある。
上記のような『大人の女性』としての魅力が多いため、ファンからは「ルージュ姐さん」「ルー姐さん」などと呼ばれる。
魅力の方向性が同系統のキャラクターであるためか、ソニックライダーズに登場する「バビロン盗賊団」のウェーブをライバル視している。また、テイルスに対しては「大人の余裕」を見せてからかう一面があり、テイルスのことを『キツネちゃん』と呼ぶ。

初登場時、マスターエメラルドを狙ったため、ナックルズと対立関係となった。マッドスペース（メテオハード）でナックルズと直接対決するが、溶岩に落ちそうになったところをナックルズに助けられたため、ナックルズに好意を抱くようになった、と言われている。
しかし、毎回のように行動を共にするシャドウのことも、何かと気にかけており、シャドウに好意を持っていると解釈するファンも多い。新ソニでは、シャドウに好意を持っていなければ言えないセリフを言っている。