ルートビア 単語


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ルートビア

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ルートビアとは、アメリカ発祥の飲む湿布炭酸入り清飲料である。

概要

19世紀の中ごろアメリカで誕生したルートビア色(冗談ではなく色彩表現としてルートビアというのがあったりする。試しに市場検索してみよう)のハーブ飲料。ルート(root)は植物の根、ビア(beer)は発酵性飲料を意味する。

その名の通り、熱帯産のユリサルトリイバラ(シオデ)科のつる植物であるサルサパリラ(sarsaparilla, Smirax regelii)という植物の根や根茎がフレーバー成分。これには強壮・解・消炎など様々な効があるとされ、ヨーロッパでもサルサパリラ入り炭酸飲料の他、サルミアッキのようにスナックの形でも売られている。

かつては、古くからインディアン万能薬として重宝されていたクスノキクスノキ科のサッサフラスsassafras, Sassafras albidum)の根から抽出したサッサフラスオイルを用いていたが、MDMAの先駆物質であり発性もあるサフロールが含まれているため、アメリカでは1960年規制がかかりルートビアのレシピから消えた。が、地方の醸造所ではサフロールを除去した食品オイルを用いた地ルートビアを造り続けている所もあるらしい。

ちなみに、アメリカ南部ケイジャンまたはクレオール料理の汁かけ飯・ガンボには、柑橘系フレーバーとろみを加えるのにサッサフラスの葉粉末(ガンボフィレ gumbo filé)を用いるが、葉には元からサフロールが含まれない。

また、ルートビアは湿布のような芳香味がするが、それは原材料の一部であるカバノキ、トウリョクジュにサリチルチルサロメチールの成分)が含まれているためで、サルサパリラが湿布のような味を作っているわけではない。

あの「ピーナッツ」に登場する名スヌーピーの好物のひとつがルートビアであるということが示しているように、アメリカでは人気があり多くのメーカーによって製造されている。とにかく臭いソフトドリンクであり、あまり大人向けの飲料という訳ではないようだが、あのスミノフがルートビアフレーバーウォッカを出してたりもする。

ちなみにこれらのメーカーが製造する「クリームソーダ」とはルートビアのクリームソーダであり、決してメロンソーダクリームソーダではないので注意。

日本での扱い

戦前戦艦金剛アメリカ帰りの烹炊員が持ち込んだルートビアの製造がなされたという記録はある。 

アメリカによる長期占領を受けた沖縄県では特に人気が高く、ルートビアのブランドとして有名なA&Wレストラン現在も営業しており、セットで注文すればジョッキでお替り自由の飲み放題である。他にも米軍基地などには常備されているようだが、それ以外の地域では人気いと考えてよい。

が、一部のまずい変わりなジュースを飲みたい人、いつの間にかハマってしまった人のためにヴィレッジヴァンガードのような雑貨屋や成石井のような高級スーパー、更にはカルディのようなコーヒー屋などで最近は扱っている。ちなみに沖縄でも本土でもPETに入っているものはすべてアメリカからの輸入品である。一応、地サイダー業界の雄である友桝飲料が「Lazy afternoon」というルートビアを製作・販売しているが一般的ではなくメーカーからの買いが基本となる。

ただし、広い意味ではコーラもルートビアの仲間であり、従ってドクターペッパーもその範疇に入ってくると思われる(ルートビアをコーラで割ると味的にはドクターペッパーとなる)

アジアでの扱い

アジアでは、ルートビアに似たサルサパリラ系炭酸飲料にサーシ(Sarsi, Sarsae)があり(名称はもちろんサルサパリラに由来する)、東南~東アジアでは人気がある。

特に台湾の「黒松沙士(ヘイソンサース)」が有名で、ルートビアとはレシピの異なる柑橘類ミントなどさっぱりしたフレーバーが多いのが特徴。1960年代には「味とクリームソーダ味を混ぜて飲むと風邪が治る」という妙な都市伝説が流行ったらしい。

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最終更新:2026/01/16(金) 13:00

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