ルール無用JCJCタイムアタックとは (ルールムヨウジャパンカップジュニアサーキットタイムアタックとは) [単語記事]

ルール無用JCJCタイムアタックとは、2022年 8月頃からYouTube、ニコニコ動画を主戦場に開催されているミニ四駆の競技である。

概要

一般にミニ四駆のレース大会では一定の規則（レギュレーション）が競技車に課される（たとえば公式大会の場合は「ミニ四駆公認競技会規則」）が、ルール無用JCJCタイムアタックではその名前が示すように規則による制限が一切無い。よって、改造パーツや他社製ボディ・シャーシ・モーターの利用はもちろん、競技車が四駆である必要すらない。

タイムはジャパンカップジュニアサーキット（JC JC）を計測地点（走行開始地点）に戻る（外周のカーブ終わり）まで走行するのに掛かった時間で計測される。

「ルール無用」ではあるが、それはあくまでも車体に関してであって、コースそのものに改造を加える事は禁止されている……はずだったが、発起人~~（言いだしっぺ）~~のためにならない（ためおじ）氏をはじめとしてコースに手を加える手法も研究されている。その場合の記録は参考記録として扱われていることが多いようだ。

フェンスカー（超四駆）では1.5秒を切る記録が樹立されている（例）こともあり、理詰めで最速を狙うより、理想の機構で高速化を目指すロマンコンテストの意味合いが強い。目指せ、アニメのミニ四駆スタイル。

難所

ウェーブセクション: レーン幅が狭くなるので、ローラー密着戦法をとる場合可変機構が必要となる。その場合、抵抗が増える。
レーンチェンジスロープ: アップダウンに加えて揺さぶるカーブにより、速度が高いほど上に浮き上がる力と遠心力により姿勢が不安定になり、そのままコースアウトしやすい。軽くしたり、ブレーキ機構を備えたり、ダウンフォース、ローラーの傾斜などで対応する。

用語集

Absolute Breaking System (ABS): レーンチェンジの壁が他の場所よりも高くなっていることを利用し、レーンチェンジでのみ接触する高さにコース幅ぎりぎりのローラーを設置する機構。
LC（レーンチェンジ）: 上述レーンチェンジスロープ参照。
Y（ユウタ）: ミニ四駆の重さの単位で、1Y=1.99g。ユウタ氏の開発した超軽量マシンの重量に由来する。

歴代最速記録

日付	記録	投稿者
2022年 7月31日	無し	ためにならない
2022年 8月11日	3.56	アズパカ
2022年 8月28日	3.46	ためにならない
2022年 9月4日	3.09	ためにならない
2022年 9月12日	2.96	アズパカ
2022年 9月17日	2.71	にわから
2022年 9月22日	2.63	アズパカ
2022年 10月10日	2.51	ユウタ
2022年 10月29日	2.48	アズパカ
2022年 12月4日	2.23	ユウタ
2022年 12月16日	2.20	アズパカ
2023年 2月12日	2.09	ユウタ
2023年 4月30日	1.87	ゆとりん
2023年 9月9日	1.69	こうのとり

超ルール無用JCJCステージ2023

ニコニコ超会議2023にて「超ルール無用JC JC ステージ」としてまさかの公式化。しかも日本精工（NSK）によるスポンサー付き。競技参加者にはNSKのベアリングが提供される。

参加者一覧

参加者	記録	動画
	1.78
	1.90
	2.17
おぼろ月夜 (YouTube)	2.25	JCJCタイムアタック第３弾！ - YouTube
	2.37
	2.38
	2.41
	2.54
matsucy（YouTube）	2.70	MBR020 G-tune［ルール無用JCJC］ - YouTube
	2.79
	2.94
	3.21
	3.31
ginoji5（YouTube）	3.36	[ルール無用JCJC] デッドマンスイッチ搭載ミニ四駆 GP-C01 -TAMA- - YouTube
	3.37
きすみ（YouTube）	4.00	ミニ四駆に「究極のダウンフォース」を与えてみると… - YouTube
HARI（YouTube）	4.70	ルール無用JCJC(ダイソーポケットカー)記録更新を目指す！！ - YouTube
	10.11