ルーンファクトリー2とは (ルーンファクトリーツーとは) [単語記事]

『ルーンファクトリー2』とは、2008年 1月3日にマーべラスインタラクティブから発売された、シミュレーションRPGである。ハードはニンテンドーDS。

概要

基本情報
ルーンファクトリー2
ジャンル	シミュレーションゲーム
対応機種	ニンテンドーDS
開発元	ネバーランドカンパニー
発売元	マーべラスインタラクティブ
発売日	2008年 1月3日
価格	4,800円(税別)
対象年齢	CERO:A(全年齢対象)
通信
ローカル・インターネットプレイ
ゲームソフトテンプレート

牧場物語シリーズの派生、外伝として発売された前作の好評を受け続編として制作され、牧場物語とは別の単独ブランドとなった。これにより本作以降、"新牧場物語"のサブタイトルは用いられなくなった。

本作独自の要素として学校建築や世代交代(二部制)、それに伴うNTR イベント^[1]が挙げられる。
ゲーム序盤は第一部の主人公カイルを操作し結婚、学校建築を目指すことが主な目的となる…というより、それ以外の要素はほぼおまけ程度にしかできない。(ダンジョン探索に制限がかかっておりボスとの戦闘が無い、料理などの合成が一切行えないetc…)

第二部に入ると操作キャラクターが主人公の息子or娘に移り、合成やダンジョン探索が解禁され、それらを攻略していくことでストーリーを進めていく。ちなみにまだ子供なので第二部では結婚することが出来ず、彼氏・彼女止まりである。紳士諸君は結婚式ごっこで我慢しよう。

残念ながら、前作に引き続き本作も大小様々なバグが健在で、中にはストーリーが進行しなくなるなどの致命的なバグも存在する。プレイする際はなるべくwikiなどの攻略サイトを参考にして、バグを回避できるようなプレイが推奨される。

今作では例のあの人、またはその分身にあたる人物は登場しないが、通信プレイ時の天の声やサクラカブの説明文など姿は現さずとも随所にその存在感が滲み出ている。

登場人物(第一部)

カイル　 CV:坂本真綾: 本作の主人公で、第一部の操作キャラクターとなる恒例の記憶喪失の青年。
記憶を失った状態で物語の舞台であるアルヴァーナへと流れつき、そこで暮らしてゆく内に学校建設を思い立つ。彼もまたアースマイトであり、第一部の終盤である使命を果たすためにやむを得ず妻と子を残して失踪するが…。

ヒロイン候補

マナ　 CV:水樹奈々: 本作のメインヒロイン。各作品のメインヒロイン達と比べるとアクは強くない
雑貨屋パンプキンの一人娘。人懐っこい性格で主人公のことを慕っている。学校の先生になることが夢で第二部ではその夢が叶い、バレットと共に学校の教師を務めている。
アリシア　 CV:安田美和: 占い師をしている大人の女性。
マナ、セシリーと一緒にいる姿がよくみかけられ、大抵の場合セシリーと二人でマナやカイルをからかってくる。また、中々の戦闘力をもった人物でもある。
百発百中の天気占いの他にも直接天候を変えたりすることが可能。農奴の心強い味方
ロザリンド・レムナンド・ヴィヴィアージュ　 CV:鎌田梢: ツンデレ要素は控えめな頭脳明晰お嬢様。
だが時折レイを無自覚のまま言葉のナイフで切りつけている。ジュリア、ドロシーとは特に親しい友人であるためか、よく一緒にいる。(ジュリア曰く「しんせいな、おんなのこのつどい」)
スタッフのお気に入りだったのか彼女と結婚した場合、結婚後に交わす会話のテキスト量が他のヒロインに比べてやたらと多い。
セシリア　 CV:立野香菜子: ハーフエルフの少女。愛称は"セシリー"。
前作に登場したサブキャラ。前作では幼女だったので結婚できなかったが、本作では成長してヒロイン候補となった。留学のためアルヴァーナを訪れており、ジャコリヌス邸でメイドとして働いている。
ドロシー　 CV:能登麻美子: 病院で看護師をしているひっこみじあんな女の子。すっごい逃げる。
いわゆる目隠れ、目隠れっ娘、前髪っ娘系のキャラであり、いつもぬいぐるみを抱えている。
ジュリア　 CV:川澄綾子: おしゃれ好きなお風呂屋の娘。アルヴァーナの町のアイドル的存在。
不思議ちゃんキャラで、変わった言動や行動が多い。
ユエ　CV:前田愛: 東方の国からやってきた行商人の女性。ハイカラな和装を身に纏っている。
流浪の旅を続けているが、いつか自身の店を構えるのが夢のようだ。

※本作は二部制のため、主人公と結婚しなかった場合一部ヒロインは他の男性住民と結婚する。

町の住人

マックス・レムナンド・ヴィヴィアージュ　 CV:中尾良平: ロザリンドの兄であり、妹と同じく頭脳明晰な美男子。
一見ただの気障ったらしいキャラのように見えるが、妹思いのいい兄貴分である。
バレット　 CV:鈴木賢: 町長ブライの息子であり、少々ひねくれた性格をしている青年。
無口で無愛想、とあって誤解を招きやすい男だが、根はいい奴で釣りが好き。第二部ではマナと共に教師を務める。女性人気が高かったキャラで、人気投票ではサブキャラであるにも関わらず主人公やヒロイン達を差し置いてトップを飾った。
ジェイク　CV:中尾良平: エンドールの息子で、鍛冶屋で働くハーフエルフの剣士。
極度の人間嫌いで、主人公に対して嫌味や暴言を吐くことも。ホームステイにやってきたセシリアのことを気にかけている。
レイ　 CV:安西英美: アリシアの弟で、医者を志す中性的な容姿の青年。情報が少ない頃は嫁候補と勘違いされていた
屈折してしまっているバレットのことを気遣うなど気配りの出来る男であるが、彼自身はウブな性格であり、時折ロザリンドにその純情をもてあそばれている。
ナタリー　CV:山口繭: アリシアとレイの母親で、女医さん。
酒好き三人組の紅一点だが結婚できない。第二部では息子のレイに病院を任せている。
ゴードン　 CV:稲田徹: ドロシーとカノンの父親で、神父をしている豪快な大男。
見かけによらずアクセサリー作りが得意で、見かけどおりお酒が好き。
ターニャ　CV:安田美和: ロイの母親で、鍛冶屋を営む武器マニア。
武器マニアではあるが剣士ではない。結婚できそうだが結婚できない。
ヘリチャコス・レムナンド・ヴィヴィアージュ　 CV:藤本たかひろ: 美食を追及するヴィヴィアージュ家の大富豪。
エンドール　 CV:中尾良平: ジェイクの父親で、宿屋を営んでいる。ホームステイに来たセシリアを預かっている。
ブライ　 CV:稲田徹: バレットの父親で、アルヴァーナの町長。息子との意思疎通が上手くできず悩んでいる。
ダグラス　 CV:藤本たかひろ: マナの父親で、雑貨屋パンプキンの店主。
話に娘が絡むと大変やかましくマナもいささか閉口している。お酒が好き。

登場人物(第二部)

アルス/アリア　 CV:柏谷雄太/前田愛: カイルとヒロインの間に生まれた子どもであり、第二部の主人公。いつも元気で外遊びが大好き。

彼氏・彼女候補

カノン　 CV:坂東愛: ドロシーの妹で、お姉さんぶるのが好きな女の子。第一部にも登場。
姉とは異なり明朗快活な性格。第二部では年下のアルス/アリアの面倒を見るようになる。
ロイ　 CV:立野香菜子: ターニャの息子で、カノンとよく一緒に遊んでいる。第一部にも登場。
考えるより先に行動するタイプで、勉強はあまり好きではない。
オルファス　CV:安西英美: ジェイクとセシリー(またはユエ^[2])の息子。
親がエルフの血族であるため、当然彼もその特徴を継いでいる。エリート志向の強い少年で、間違いなく父親の影響を受けているがまだ幼いため親よりも大分素直。
ラムリア・レムナンド・ヴィヴィアージュ　 CV:山口繭: マックスとジュリアの娘で、おっとりした優しい女の子。
ヴィヴィアージュ家らしからぬ風貌だが食に対する興味は強く、ピザやチーズフォンデュが好物。
リーン　 CV:坂東愛: バレットとドロシーの間に生まれた優しい性格の持ち主で、男の子である。
そのふわふわとした印象からか、よく女の子に間違われる。
ムー＆スー　 CV:鎌田梢: レイとロザリンドの娘の双子ちゃん。おとなしい姉がムーで、活発な妹がスー。
ムー、スーといった単独の2キャラではなく、ムー、とスー、二人で一つのキャラ扱いである。