レイア・ロランドとは (レイアロランドとは) [単語記事]

レイア・ロランドとは、ゲーム『テイルズオブエクシリア』及び『テイルズオブエクシリア2』に登場するキャラクターである。

概要

年齢：15(+1)歳　身長：158cm　声優：早見沙織　キャラクターデザイン：いのまたむつみ

 エクシリアの主人公ジュードの幼馴染であり、明るく元気で快活な性格の少女。
格闘技やスポーツなどの勝負事に目が無く、すぐに盛り上がって熱くなるが、何より大切なのは勝ち負けよりも全力を尽くして努力する事だと考えている。
シナリオではやや不遇に扱われたり（後述）と散々だが、何事にもくじけず一生懸命さを失わない頑張り屋である。

ル・ロンドで家族の営む宿屋の看板娘を務め、その傍らジュードの実家の病院で看護師の見習いをしていたが、ミラの治療の為に帰郷したジュードと再会し、その後とある理由でミラたちと同行する事になる。
・・・その理由は「ジュードの笑顔が見たい」「ジュードを助けたい」「ジュードの傍にいたい」など、その他「ついていく理由100箇条メモ」にも書かれている通り、全てジュードを思っての事である。

エクシリアのエンディングで、ジュードを追い続ける自分を見つめなおしてか、看護師見習いをやめる。一時期は家業を手伝っていたが数ヶ月後、エレンピオスへ自分探しの旅に出かけ、とあるきっかけで新聞記者となった。リーゼ・マクシアとエレンピオスの冷え込んだ関係など複雑な世情の中、「新聞記者とは何か？」を自分なりに考え、ひたむきに頑張っている様子。

ちなみに、ミラとの掛け合いから貧乳キャラだと思われがちだが、よく見ると年齢の割りに結構ある。将来有望である。

シナリオでの待遇

レイアを語る上でかかせないのがシナリオでの待遇だろう。エクシリアのシナリオでは

エリーゼ（の言葉を代弁したティポ）に「いつも足を引っ張ってるくせに」と言い放たれる。
アルヴィンに背中を撃たれ重傷を負うが、本人そっちのけでジュードはアルヴィンを説教。
アグリアに「ブス」「臭い」など幾度も暴言を吐かれ絡まれる。
とある事情でジュードが塞ぎ込んでいた際、作った料理をちゃぶ台返しされる。

など不遇な扱いを受けるシーンが多々あった。しかしそれでもなお健気に頑張る姿は応援せずにはいられない。
2ではそのような扱いはほとんど無く、ジュードへの依存から脱却し、前述の通り見習い新聞記者として時に躓きながらもひたむきに頑張っている姿が見られる。

戦闘での性能

母親仕込みの棍術と、単体向けの回復、強化の術を覚える。少々動作は遅めの割りにパワーもそこそこだが、空中戦に秀でており、軽めの敵なら一方的にボコることも可能。「かけっこなら負けないよ」の台詞どおりジュードには劣るものの移動速度は速め。
スキル「グッドジョブ（アイテム使用後の硬直時間が無くなる）」、「スピードアイテム（アイテムの使用禁止期間が無くなる）」、「アイテムエヴリワン（効果が半減するが全体に反映されるようになる）」などアイテムに関するスキルを覚え、ヴェスペリアにおけるラピードのような役割をこなす。
1周目ではアイテム所持数に制限があるため、2周目以降グレードで所持数を開放する事でさらなる真価を発揮。各種グミやライフボトル、パナシーアボトルなど99個買い込みオートアイテムを設定しておけばちょっとやそっとの事では全滅しなくなる。

1では武身技が他キャラより圧倒的に少ないという短所があったが、2では大幅に追加され、近接戦闘のバリエーションも広くなった。攻撃回復補助とこなす、ルドガーとは別ベクトルで器用なキャラ。

また、サポートスキル「アイテムスティール」も優秀で、特に1ではショップビルドシステムでアイテムが重要な位置を占めていたので、ジュードの転泡などで転ばせ、スティールするといった光景が多々見られただろう。2ではボスから盗まないと手に入らないレアアイテムがいくつか存在する他、「サーチガルド(確率で取得ガルド倍増)」、「アルターサポート(アイテムの代わりに金を獲る)」でルドガーの借金返済を手伝ってくれる。