レイズナーとはアニメ『蒼き流星SPTレイズナー』の主役メカであり、劇中に登場する架空の人型機動兵器SPT-LZ-00X レイズナーの事である。
レイズナーはアニメ「蒼き流星SPTレイズナー」の主人公人型兵器SPT(Super Powered Tracer)。「レイ」(CV:原えりこ) と呼ばれるコンピュータが搭載されている。V-MAXが搭載された最初のSPT。
スーパーロボット大戦などのゲームソフトにおいては、双方が登場するものがあるようである。青を基調とした配色、猫のヒゲのように見える彫りから、一部では「カッコいいドラえもん」と呼ばれることがある。
武装は蒼い稲妻状の光線を発射する光学兵器『レーザードライフル』、格闘戦に使用される電磁衝撃波手甲『ナックルショット』、ふくらはぎに内蔵された『カーフ・ミサイル』。光学兵器とレーダーを無力化する『LCMパウダー』を散布するためのランチャーも装備している。
V-MAX発動時はスラスター出力が増強されて機動力が格段に増強するほか、マグネチックフィールドとLCMパウダーの効力によってセンサー及び光学兵器を無力化出来る。あらゆる攻撃を無力化し、超高速で目標を粉砕する姿はまさに『蒼き流星』であるが、発動後に放熱状態へ移行し、その際はあらゆる行動が不可能になる弱点も備えている。
レイズナーが危機に陥ると、コンピューター「レイ」とは別の人格を持つ「フォロン」が起動し[1]、操縦者の意思に拘わらず、自己生存を最優先にした危機回避をフォロンが独自に開始するシステムを持つ。このシステムは中盤になるまでエイジにも視聴者にも明かされず、謎を秘めた機体だった。中盤以降は、「フォロン」はV-MAXの使用権限をエイジと「レイ」に渡し、自由に動かせるようになる。
元々、次期量産用試作機であり基本性能が高かったこと、なにより最終兵器ともいえるV-MAXを搭載した唯一の機体だったこともあり、数々の戦いを、機体をほとんど破損させることすらなく横綱相撲で切り抜けてきたが、V-MAXを上回るV-MAXレッドパワーを搭載したSPTザカールには手も足も出ずに破壊され、それまでの無敵振りに半ば安心していた視聴者を驚愕させた。
レイズナーを地球側の技術で複製・強化した機体。といっても、見た目ほとんど変わりがない。登場がTVアニメ本編では最終話のみであり、しかも本編中ではレイズナーとしか呼ばれていないため、新機体ではなく旧機体を修理しただけと思った視聴者もいた模様。ちなみに、本当の名称は「V-MAX強化型レイズナー」だが、一般的にニューレイズナーと呼ばれることが多い。
細かく見ると、肩の装甲にバーニアが追加されたり、ナックルショットが大型化したりしているが、一番目立つのは、胸のところに可動型バーニアが追加されたこと。出力も大幅に引き揚げられ、旧機体では手も足も出なかったザカールのV-MAXレッドパワーと互角に渡り合えるまでに至っている(というか、これでようやく一方的にやられるレベルからは脱した、と言うべきか)。
本編が打ち切りにならなければ登場するはずだった、地球で作られたレイズナーの後継機。なお、名称は「マーク2」「MarkⅡ」など表記揺れが結構ある。
最大の特徴は飛行機型に変形すること。地球製らしく(?)、レイズナーに較べるとあちこちが角張っている。また、SPTのウリであるバックパック換装システムは廃止されている。ちなみに、レイズナーでは風防の中に格納されていた眼は、MkⅡでは風防の下に出ている。
また、この機体のV-MAXはV-MAXIMUMと称される強化V-MAXで、当初の設定ではこれでザカールのV-MAXレッドパワーに対抗する予定だった模様。
型式番号の"E"は地球製、"MF"(Multi Formの略)は特化型機体を意味する。余談だが、MFとSPTの違いは、バックパックが換装できるのがSPT、できない(換装システムがない)のがMFと考えれば良い。
地球人とグラドス人の混血であるエイジが、地球とグラドスの技術を融合させたこの機体に乗ることで、両星の架け橋のシンボルとなる、という展開が考えられていた模様である。
上記の通り、長らく設定のみの存在だったが、スーパーロボット大戦などのゲームで登場したことで知られるようになった。
蒼き流星SPTレイズナーの記事も参照。
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最終更新:2023/06/04(日) 20:00
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