レインボーロードとは (レインボーロードとは) [単語記事]

曖昧さ回避

レインボーロードとは、

香川県高松市にある通りの名前
アニメ『黄金戦士ゴールドライタン』で、ライタンが巨大化する時に通る異次元空間の名前
ゲーム『マリオカート』シリーズの各作品で最後を飾る、定番コース
ゲーム『F-ZERO X』に登場するコースの一つ。
ニコニコ動画で何かやっているグループ（→RainbowRoad）

ここでは、3.と4.について説明する。

概要

シリーズ全てのスペシャルカップの最後のコースとして登場している。

コースレイアウトや雰囲気等は毎回違うものの、最終コースらしく難易度は全体的に高い。

歴代コース

スーパーマリオカート（SFC）

レインボーロードについて語るスレ#34

シリーズ最初のレインボーロードは殆ど原色に近い虹色のタイルが敷き詰められたでド派手なコースで、以降のシリーズのような幻想的な雰囲気こそないものの他のコースとは一線を画す鮮烈な雰囲気のコースであった。64以降に比べると色彩がケバいため視力破壊コースと言われたりする。
SFCでは、同じ背景やマップチップを使いまわして2～3コース作られるのが普通な中、これだけは使い回しが全くなくラストのためだけに作られたコースである。

全コース中唯一全く壁が無いコースで、レイアウトは単純ではあるが道幅が異様に狭い。更に、触れただけで大スピンするスーパードッスンが無数に配置されており、2周目からその猛威を振るう（本作のドッスンの特徴）。
この事から、最初のレインボーロードにも関わらず歴代シリーズの中でも非常に難易度が高い。

マリオカート64（N64）

レインボーロードについて語るスレ#45

この作品以降、レインボーロードのイメージがこの形で定着する。
地面が綺麗な半透明な虹色となり、背景には登場キャラ達を模したネオンサインが輝いており、前作に比べると格段に幻想的になった。
全シリーズのレインボーロード中唯一の「難しくないコース」であり、道幅は極めて広い上全面的に柵が設置されており、ミニジャンプのミスや攻撃を受けない限りコースアウトはまずなく、おじゃまキャラも道幅の半分程度ワンワンがコースを逆走しているぐらいで大したことはない。その一方で高低差が激しいためミニジャンプで一部の柵を乗り越えて大幅なショートカットができる場所がいくつか存在する。
コースの全長は歴代全コースで最長。全力で走っても4分はかかる超ロングコースである。ちなみにレインボーロードに限らずマリカ 64のコースは長いコースが多い。
因みにシリーズ中唯一最初から遊ぶ事ができる（他は隠しコース扱い）。
余談だが、64のCPUはプレイヤーが見ていない所ではトラップに引っかからないズル技を使っているが、唯一ワンワンのみ見ていない所でも被弾してクラッシュする。

マリオカートアドバンス（GBA）

再び壁が無くなるなどコースとしてはSFC版の要素を継承しているが、路面や背景など雰囲気は64版に近い。背景にマリオストーリーのクッパ城が浮かんでいる。
BGMの出だしがSFC版のアレンジとなっている。（ＣＭでもＳＦＣ版のアレンジがＣＭソングとして流れている）雷雲が所々に設置されている。壁が無くなった代わりに路肩ほぼ全てにジャンプ板が設置されており、キノコを駆使した大幅なショートカットが可能。よくCPUが曲がりきれずに落下する。
この作品にはおまけとしてSFC版のコースが全収録されており、レインボーロードも例外ではない。こちらはSFC版同様地面がタイル状になっており、背景も異なる。スーパードッスンがいなくなっており走りやすくはなっているが、道幅の狭さは健在。

マリオカートダブルダッシュ!!（GC）

BGMの冒頭にSFC版、途中に64版のアレンジが挿入されている。背景は都市の上空（同作に登場したキノコシティの上空か）。
大胆なコースの形状と壁の少なさ、そして大砲のように急上昇する場所や連続的に配置されたダッシュ板などが登場するスタイルは後の作品のレインボーロードにも受け継がれている。
この作品のカートの操作が難しい上、S字カーブや急カーブも多く、加えてコースの狭さが尋常ではないため、恐らく歴代レインボーロード最高難易度だと思われる。
他のコースには無い起伏の多さから、本コースでは赤甲羅の追撃能力が激減。簡単にかわせてしまうので、赤甲羅が役に立たない。

マリオカートDS（DS）

BGMの出だしがモード選択画面のアレンジになっている。
コースの途中がコイル状になっていたり宙返りポイントがある等トリッキーなコースになっている。
なお、ループは路面を全部ダッシュ板にする力業で行っているので、逆さになっている時に壁に思いっきりぶつかったりアイテム攻撃されたりして失速すると見事に墜落してコースアウトすることになる。
ちなみに、この地点で連続ジャンプを行うとまれにフリーズすることがあるので注意が必要。

マリオカートWii（Wii）

BGMの途中に『スーパーマリオギャラクシー』のアレンジが挿入されている。
マリオギャラクシーにちなんでか、背景には地球と思われる惑星が登場し、宇宙空間となっていることが分かる。
中心に穴を開けたような分岐、いきなりの急降下、ジャンプアクションの出来るコース端、やや激しい起伏と豊富なダッシュ板など、これまでのシリーズのレインボーロードの要素を一通りそろえたようなコースとなっている。開始直後の下り坂はダッシュキノコを併用すると64の如く大ジャンプが可能で、しかもタイム的にもお得。

マリオカート7（3DS）

BGMの途中に64版のアレンジが挿入されている。
背景はWii版同様宇宙で、途中土星のような惑星の環を走ったり月の上を走ったりととてもコズミックな雰囲気になっている。
本作のレインボーロードは非常に長いのだが、1周のセクション制コースとなっているため腕のいいプレイヤーなら2分足らずでゴール可能。逆に、コレが3周だったら64以上の長さである。
また、本作にはSFC版のレインボーロードもクラシックコースとして収録されている。
床はSFC版を忠実に再現したタイルになっている。ジャンプ台が数カ所新設された他、SFC版同様に接触するだけでクラッシュするスーパードッスンがおり、落ちた時の衝撃でコースが波打つという演出が加わっている。
また、両方とも共通でジャンプアクションの効果音が他のコースと異なる。

マリオカート8（Wii U）

今回の舞台は宇宙ステーションで、反重力のイメージに合わせてかサイバネティックな感じに仕上がっている。
外側のコースこそ七色だが、従来とは異なった未来的な雰囲気をもつ。そして宇宙ステーションの中は金属的な感じになっており、途中には移動床などの仕掛けがある。出口ではやっぱり急上昇。
道幅は十分あるもののカーブがきついため結構落ちやすい。
また、本作には64版のレインボーロードもクラシックコースとして収録されている。
…のだが、元が単調で長すぎるコースだったためか大胆にアレンジされており、1周コースに変更された。舞台は夜の街の上空で、一面の夜景と花火が織り成す景色は必見。
柵が半分程なくなり、連続ダッシュリングなどの仕掛けも多数設置。64時代コースを逆走していた2体のワンワンは定位置で飛び跳ねており、コースが歪んで波打っている。誰がここまでやれと言った。
尚、スタート地点のあの下り坂では無駄に反重力モードになる。N64版の大幅ショートカットに対する自虐ネタであろうか。
更に、追加DLC第1弾としてなんとSFC版のレインボーロードが配信、再度収録されることになる。
基本的には7のものと同様だが、12人で走る事を想定して若干広くなっている。舞台は夜のヨースター島辺りの上空で、ライトアップされたマリオワールド的な山々が印象的。
ちなみに本作のミニマップは青色だが、これら3つのレインボーロードに限り虹色になっている。

F-ZERO X（N64）

一種のファンサービスコースとして登場。ジョーカーカップの1コース目。
コースは『マリオカート64』ベースだが、マシンのスピードが格段に違う為、『マリオカート64』に比べると短く感じる。原作と違い壁のない部分も多くある。
道路は本家同様虹色だが、近未来風にアレンジされている。
BGMは『Ｄｒｉｖｉｎｔｈｒｏｕｇｈｏｎｍａｘ』だが、64DDのエクスパンションキットを搭載した場合『マリオカート64』のアレンジに曲が変わる。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U（3DS）

ステージの一つとして登場。DXのミュートシティやXのドルピックタウン等と同様にクルーズタイプ。
本作に登場するステージは携帯機で発売されたゲームの舞台を再現した物が多く、このステージもその例に漏れず「マリオカート7」に登場したレインボーロードを舞台としている。
平面の足場に乗ってコースを周回しては時折コース上に降り、戦いの舞台となる。コース上を大量のヘイホーカートが走行しており、衝突すると当然ダメージを受けふっ飛ばされる。「終点化」も可能だが、その場合背景のスクロールは無し。
BGMとしては表「レインボーロードシリーズメドレー（新規アレンジ/マリオカート7・DS・アドバンス）」と裏「レインボーロード（原曲/マリオカート7）」の二曲が収録され、レインボーロードファンを唸らせる。
フィギュアにもなっている。ステージ同様マリオカート7のレインボーロードが巧みに再現されており、走行していては掴みづらいコースの全体像が把握できる。

ペーパーマリオカラースプラッシュ（WiiU）