レインマンとは、1988年のアメリカ映画である。134分カラー。
同年のアカデミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞している。
ダスティン・ホフマンとトム・クルーズのダブル主演で障碍者の兄と自動車ディーラー経営の弟のロードムービーを描く。
ストーリーは絶縁状態にあった父の訃報を知ったチャーリー(トム・クルーズ)の下に、自分には兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)がいて、遺産は全てその兄に託すという遺言が届くが、その兄は重度の自閉症を抱えていた。遺産目当てで強引に掻っ攫った兄と共にロサンゼルスへと向かうが、その過程で兄の特異な才能を目撃し、さらに忘れていた幼い頃の兄との交流を思い出し、次第にチャーリー、レイモンド共に人間として、本当の兄弟として変化していく、というもの。
タイトルの『レインマン』の意味もラスト付近で明らかとなる。
よく自閉症の説明について最もわかりやすい作品である、として日本では漫画『光とともに...』と並んで学校などでかけられることもよくある。
本作のレイモンドにはモデルがいて、世界最高のサヴァン症候群として有名なキム・ピークがその人だといわれる。実際、ホフマンはキムとも対面を果たして役作りに挑んだそうである。
この映画の有名な場面としてウェイトレスが落とした楊枝をすかさず計算して本数をピタリと当ててしまうシーンや電話帳のページに書かれた内容を一字一句全て言い当てるところ、テレビの司会者の決まり文句を完璧に再現するところなどは実在のキム・ピークにも存在した能力である。(ただ、さすがにレイモンドのように車の運転はできなかったそうな)
吹き替え版は2種類存在するものの、この映画についてはどちらかというとDVDにもなっているソフト版の方が親しまれているようで、テレビ版の吹き替えの話題はあまり出てこない。野沢那智によるホフマンの演技はなかなかオススメである。
掲示板
7 ななしのよっしん
2020/02/21(金) 12:23:49 ID: 2ZpiP8Cjof
>>2
まさか今の基準で考えてるのではなかろうな?
公開当時の1988にカードカウンティングはほとんど知られてなかった。
MITがベガスを荒らしたのは1990年代、しかも調査に2年かかってる。
8 ななしのよっしん
2020/08/03(月) 17:01:54 ID: VBkWdc3aD8
>>6
そして心が通ったとしても兄弟として一緒に暮らすことはできないという話でもある
生活は専門家に任せてたまに会うような関係でも心は通ってる話とも言えるかもしれない
9 ななしのよっしん
2020/08/14(金) 20:28:12 ID: 63iAy80VGx
>>7
それ以前に刑務所並に監視の厳しいカジノでレイモンドを怪しまれないように演技させ続けるのは無理があるでしょ。
ノベライズでは一度奇行を怪しまれる描写があるけど、それにしたって素性も調べず帰してくれたのは良心的すぎる。
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最終更新:2024/04/19(金) 21:00
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