レオリオ＝パラディナイトとは (レオリオパラディナイトとは) [単語記事]

レオリオ＝パラディナイトとは、週刊少年ジャンプ連載中の漫画およびアニメ『HUNTER×HUNTER』の主要人物である。

長らくファミリーネーム（苗字）が不明であったが、2011年51号（最終号）にてフルネームが明らかになった。

※ここから先ネタバレ注意

	プロフィール
	誕生日	3月3日
	年齢	※19歳
	血液型	O型
	身長	193cm
	体重	85kg
	出身地	不明
	念の系統	放出系
	第287期ハンター試験合格
	※作中で１年以上経過した為、20歳の可能性もある。

概要

法外な手術代を支払えず、友人を死なせてしまったことから、医者になることを決意。
しかし、医者になるためにはさらなる資金が必要であるため、ハンターライセンスを取得すべく、第287期ハンター試験を受験する。
そこで、ゴン＝フリークス、キルア＝ゾルディック、クラピカに出会い、協力し合いながら無事ハンター試験に合格する。

ハンター試験後は、国立医科大学に入学するべく、故郷に帰り受験勉強を開始。
幻影旅団編でゴン・キルアと再会し、グリードアイランド入手のために手助けを行う。
その後は、また故郷に帰り勉強を再開。ゴン達がGI 攻略や蟻との戦いに身を投じている間、部屋替えたり酒飲んだりズリセンこいたり女連れ込んだりネットしたりという生活を送りながらも、どうにか医大への入学を果たす。

ふけ顔で10代には見えない顔つきをしている。
性格は単純・粗野であるが、義理人情に厚い。
センリツに「ヨークシンシティで会った誰よりもあたたかい心音がする」ことから、ハンターよりも教師や医者の方が向いているとお墨付きをもらっている。

戦闘能力は、本編中に戦闘描写がほとんどないため不明。
体格に恵まれており、ゴンやクラピカがゾルディック家の正門を1の扉までしか開けられなかったところを、2の扉まで開けている。

（CV：郷田ほづみ（旧）・藤原啓治（新））

再登場

2011年50号にて再登場を果たす。

劇中ではGI編キルアのハンター試験から数か月後の約1年半ほどしか経過していないが、現実世界では実に約10年振りの登場である。
むろん医大は卒業できていないし、お医者さんにもなれていない。

十二支んメンバーの選挙演説に割り込み、ジンに生死の境を彷徨っているゴンの現状を訴え、会いに行くよう説得を試みる。だが、煮え切らない態度をとるジンに対してついに怒りが爆発。檀上にいたジンに「いっぺん死ね！」と啖呵を切り（原作では中指まで立てている）、オーラで形成した拳で見事なアッパーを喰らわせるという暴挙に及ぶ。

ジンの身勝手な行動に迷惑していた一般ハンターたちはこの騒動にスタンディングオベーションを送り、その後の投票で55票を獲得、あろうことか初登場3位に浮上し、プロハンターとしての実績がほぼゼロのルーキーにも拘らず、パリストン、チードル、ミザイストムと肩を並べて会長候補へと担ぎ出される羽目に。

決戦投票の場では、自分が会長になったら（ゴンを救うために）「協会を私物化する」と宣言し、その場にいた全ハンターにゴンを助ける方法を考えるよう訴える。この演説は多くのハンターの胸を打ち、あわや13代目会長就任かと思われたが、投票開始ギリギリのタイミングで、アルカ（ナニカ）の力で復活を遂げたゴンが現れる。そして当のゴンが「レオリオは医者を目指しているから会長はやれないよ」とトドメの一言を放ったことで、レオリオの動機と後押しは完全に消え、落選となった。

選挙後、ジンはレオリオを「あいつと出会えたのが一番の収穫」「伸び代デケーぞ」と絶賛。その後しれっと技をパクった。チードルは、一連の騒動から来るレオリオの心証の良さに目を付け、ジンとパリストンが脱退したことで空席のできた十二支んにスカウト。医療チームの一員として共に暗黒大陸へ来るよう要請する。レオリオは、もう一つの空席に「ある人物」を入れることを条件にこれを承諾する。

暗黒大陸編では、チードルの部下としてB・W1号での医療行為に従事するも、主にカキンの杜撰さによりかなりの激務に追われている模様。

念能力

系統は放出系（短気で大雑把）。

幻影旅団編の時点では独学で念を学び、纏だけは使えるようになっていた。選挙編での再登場時には、そばにあった机を殴り壊すことで、離れた壇上にいたジンをオーラの拳で殴りつけるという技（前述の「いっぺん死ね！」）を披露。

ジン曰く、これはレオリオが触診と打診を試行錯誤した結果たどり着いた能力（発かどうかは明言されていない）であり、いずれはオーラを飛ばすことでエコー検査をしたり、メスを入れられない場所の腫瘍や血栓を破壊したりすることすら可能になるという。ただし、これはレオリオの能力をトレースしたジンの勝手な見立てであり、レオリオ自身がどこまでこの能力を使いこなしているかは未だ謎が多い。