レオ・ドリーブ(1836~1891)とは、クラシック音楽に属する作曲家であり「フランス・バレエ音楽の父」と呼ばれる人物である。
フランスの現在のサルト県に位置するサン・ジェルマン・デュ・ヴァルに生まれる。郵便配達員の父親と優れたアマチュア音楽家の母親の間に生まれたドリーブは、パリ音楽院入学し、アドルフ・アダンに学んだ。彼は声楽を学んだがオルガン奏者としての才能を開花させ、1853年には聖ピエール・ド・シャイヨ教会オルガン奏者を務めた。
そして時代は第二帝政期、ナポレオン三世のためにカンタータ「アルジェ」を作曲したことが彼を注目の的にしたのだ。さらにレオン・ミンクスとの合作で作ったバレエ「泉」が彼をバレエの道へといざなう。彼はほぼ毎年のようにオペラ・コミック座のためのオペレッタなどの喜劇を作曲していったが、1870年のバレエ「コッペリア」、1876年の同じくバレエ「シルヴィア」の大成功によってついに真の名声を勝ち得たのである。
今日ではあまり知られていない作曲家だが、チャイコフスキーなどにはブラームスよりも評価されており、彼やサン・サーンス、ドビュッシーといった人々に影響を与えている。
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最終更新:2024/03/28(木) 19:00
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