レシラムは禁止伝説級であり、バトルサブウェイはもちろん、一般の通信対戦でも滅多な事では出場する事は出来ない。
それでも炎ポケモントップの特攻を持ち、氷に対してむしろ強く、先述の通り特性「ターボブレイズ」のおかげもあってタイプ一致技だけで全てのポケモンに対して等倍以上を取れるなど伝説ポケの中でも高水準の実力を誇るため、粘って厳選する価値はある。と言うか、みっちり鍛えこんだレシラムが1匹いればNPCトレーナーとの対戦はほぼ全てレシラムだけで何とかなってしまうため、手間ひまをかける価値は十分にある。
第6世代ではフェアリータイプの登場により「どんなポケモンにも等倍以上が取れる」と言う個性は失われてしまったが、NPCの使うポケモン相手ならサブウェポンで十分にゴリ押せる範囲であり、そして経験値&金稼ぎとして周回する事も多い強化四天王にはフェアリータイプはほぼいない。
メインウェポンを軒並み半減するポケモンが出来たとは言え、最終形態での該当者はマリルリ・メレシー・ディアンシー位であり四天王・チャンピオンで所有しているのはORASの強化版ダイゴ(メレシー)のみなので、相変わらずゴリ押しで殲滅可能である。
というかレシラムはドラゴンタイプ中4匹しかいないフェアリー等倍のドラゴンなので、フェアリータイプは特別怖いわけではないのだが。フェアリータイプは特殊多いし。
第七世代では直接捕獲できないので影が薄いが、四天王巡回用ポケとして再び価値が上昇している。
サン・ムーンの四天王+チャンピオン挑戦者の中には頑丈持ちが複数おり、快適に突破できるポケモンが限られる。サンムーン伝ポケのソルガレオ・ルナアーラはカヒリのエアームドかライチのダイノーズのどちらかに2発以上技を撃つ必要があり[1]、両方ともを突破できるゴロンダはカヒリのバルジーナが命中不安定のストーンエッジでしか確定一発を取れない。
一致技2種に加えてだいちのちからを持たせたレシラムならば四天王巡回で出現しうる全てのポケモンに対応可能。コイツで対処できないのはただ1匹、アシレーヌだけ。
そしてはっきり言うとこの対策は非常に簡単。最初のポケモンをアシマリにするだけである。
ね?簡単でしょ?
一方伝説戦では強力なドラゴンが多く、S90と言う微妙さも相まってあまり活躍できない。
この辺はゼクロムも似たような感じなのだが、あちらにはカイオーガやルギアを処理すると言う明確な役割がある。まあアイツは一歩間違えると泥沼にはまるので、出るタイミングをやたら吟味させられるが。
とは言え全くいらない子というわけでもない。レシラムの真髄はダブルバトルにある。
弱点のうち地面・岩タイプは全体攻撃が多い為威力が分散しやすく、ドラゴン物理技はとにかく使いづらい。ある程度弱点に対するフォローが効きやすいのである。
攻撃に関しても一貫性が凄まじく高い(前述の通り両方半減できるのは5種類+マリル)為、攻める事に関しては特別足を引っ張る事はない。
似たタイプを持つポケモンにホウオウがいるが、あちらは地面無効の代わりに4倍弱点が備わっている為差別化自体は効く。なおレシラム自身はエッジや雪崩でホウオウを返り討ちにできたりする。
そしてレシラムは難敵こそ非常に多いものの強力な相方に恵まれているのも大きい。
特に第6世代で初登場したゼルネアスはレシラムが苦手とするドラゴンを軒並み処理する事ができ、レシラム自身もゼルネアスの天敵であるヒードランを焼き潰す事ができる。じめん技と違い受け出しを許さないのがミソ。
ORAS以降はゲンシグラードンとも好相性。難儀な相手であるカイオーガの抑制・おわりのだいちによるほのお技の強化など恩恵は大きい。そして地面の一貫性がヤバイ。第5世代まではグラードンのメインウェポンの関係で互いに足を引っ張り合っていた事を考えると進歩ではある。だんがいのつるぎ様々である。
第6世代ではメガシンカ登場の影響もあって、伝説に特別強力な火力を求めなくても立ち回れるようになった。
あまり弱い弱いと言わずに使ってみるのも一興であろう。
第8世代では半分以上の伝説のポケモンが冠の雪原DLCまでお預け・メガシンカ廃止となってレシラムにとっては追い風そのものである。更に、第8世代のパッケージ伝説の剣の王ザシアンのフェアリー技を等倍・鋼技を半減と強く出ることができることも忘れてはいけない。不用意に出てきたザシアンをこだわりスカーフをもたせたレシラムのクロスフレイムで焼き尽くそう。ゼルネアスの代わりにダブルバトルの相方にするのも良し。
多くの禁止伝説が解禁された現在、シングルにおいては禁止伝説の多くがぼうぎょ<とくぼうのため特殊火力を押し付けにくくなった一方で、新たに習得した「りゅうのまい」「ダブルウイング」によるステータスブーストをかけた物理型が台頭。火力充分、火傷無効に加え等倍以上の範囲がえげつなく広いのはなんだかんだ言って強い。
ちなみに厳選をしようとすると、捕獲率の高さに比べてやけに面倒くさい仕様がいくつもあるので注意。
など、どこぞのサンダーや徘徊系ほどではないにせよ、厳選が非常にめんどくさい。
目的にしている性格のシンクロ持ちポケモンを用意するのは当然として、その他に「いかく」等の場に出たときに表示が出るタイプの特性を持つポケモンを素早さ実数値120に調整したものを用意しておくといくらか楽になる。
バトル開始時に場に出た時に、レシラムのターボブレイズ表示が先に出ればそのレシラムの方が素早い=素早さ実値が121=性格補正あり+個体値VorU確定である事が分かるため、最速でないならリセットをするつもりならば大幅に手間の短縮が出来る。(素早さが同じだとどっちが先に出るか分からないが、Lv50の野生レシラムは素早さ個体値29では素早さ実値119であり、120になるパターンが無い)
しかし、Nの城でレシラムと戦う時に全てのボックスが満タンの状態だと、なんとレシラムを捕まえないままストーリーが進む。その場合、ED後にリュウラセンの塔に固定シンボルとして普通にいるので、思う存分厳選を行える。
こちらは倒したり逃げたりするといなくなってしまい、1度殿堂入りするまで再挑戦出来なくなるというデメリットがあるが、その代わり戦闘後即ステータスや性格の確認を出来るというメリットがある。
出会った場所を「Nの城でであった」にすることに特にこだわりが無い場合、ここで厳選をした方が楽な場合もある。
ちなみに、ボックスを一杯にするには1ボックス30匹×24ボックスで720匹分ものポケモンまたはタマゴを確保する必要がある。
なお、「リュウラセンの塔の個体はNの城で最初に出た時の個体値で固定されてしまうので厳選が出来ない」「リュウラセンの塔だと色違いが出る」「Nの城のレシラム戦スルーのためにボックスを埋め始めてから1度もボックスを開かずにボックスを16・24に増やさないでおけば埋めるのは24×8で良い」と言ったうわさがあるが、いずれも間違いである。
リュウラセンの塔でも厳選は出来るが、色違いブロックルーチンは同じように存在する。またボックスを開かないでいても24×30匹埋める必要がある。
ブラック・ホワイト2でもレシラムは登場し、捕獲する事ができる。
今度はパッケージの色がソフト名と同じになるようになっており、白いパッケージのホワイト2でのみ登場する。
今回は厄介なイベント戦など無く、キュレムがレシラムを取り込んで合体した姿であるホワイトキュレムを普通に倒した後、エンディング後にリュウラセンの塔で固定シンボルとして戦えるというもの。
色違いブロックルーチンは相変わらず存在するが、戦った後余計な努力値の心配をすることもなくすぐに性格を含めたステータスが確認できるため、 BWの頃より遥かにやりやすい。
また、努力値を下げる木の実の各種が通信を要するプレイをしなくてもゲーム内だけで手に入るようになったため、育成の観点でも、第5世代ではこちらの方が推奨される。
XYに続く第6世代シリーズであり、ルビー・サファイアのリメイクであるオメガルビー・アルファサファイアにも登場。
ソフトがオメガルビーである場合、クリア後に一定条件を満たした時にのみ入れる「マボロシの場所」のひとつ、「おぼろの洞窟」で遭遇可能。
本作ではシナリオに絡ませる必要がなくなった為、色違いブロックルーチンが撤廃されており、配信でも出会えなかった色違いレシラムに出会える可能性がある。その代わり被捕獲率は最低の3に落ちたので覚悟すべし。
厳選自体は普通の固定シンボルで、シンクロも効けばステータスの確認もすぐに可能だが、XYからの仕様として「タマゴグループ『みはっけん』のポケモンは3箇所以上の個体値が必ずVになる」と言う仕様により、ORで捕獲するレシラムは必ず3V以上で過去作よりも効率的に高個体値が狙える。
高個体値を狙うならば明らかにこちらの方が良いが、最低3ヶ所が必ずVになる関係上、めざめるパワーの格闘が絶対に出ない[2]。もし何らかの理由でめざパ格闘の個体が欲しい場合は第5世代での厳選をしなければならない。幸いにもサン・ムーンまでつれてくる前提ならば個体値の高低については妥協しても後で何とでもなるので、性格とめざパだけ一致させたらさっさと捕獲しよう。
それ以外では第5世代でないと覚えられない技は特にないので、オメガルビーで厳選して構わない。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/20(日) 15:00
最終更新:2025/04/20(日) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。