レビィ・マクガーデン(声:伊瀬茉莉也)とは、漫画『FAIRY TAIL』に登場する女性魔導士である。
初登場は第2話「総長(マスター)あらわる」。
中堅チーム「シャドウギア」のリーダーで、「小さな妖精(フェアリー)」の異名を持つ実力派。その二つ名の通り、大柄でグラマーな女性が多い妖精の尻尾ではウェンディと同じく小柄で貧乳という真島作品全体で見ても珍しい人物。巨乳好きのタウロスが大嫌いである。
他のメンバーに比べると知的な面が多く見られ、古代文字の翻訳や術式の解読といったバトル外の活躍も多い。ルーシィとは同じ本好き仲間として意気投合し、現在は親友のような間柄。
第2話では、名前は出ているものの、モブに小さく写っているだけの「その他大勢」の扱いで台詞も無く、「レビィ」が誰を指しているのかはこの時点では不明で、特に設定も無ければ使う魔法自体も不明で、若干顔も違っていた。(この話はルーシィが妖精の尻尾に加入する話であったため、殆どの魔導士が初登場となり、中でもグレイ、ミラジェーン、エルフマン、ロキといった人物はメインキャラとして活躍するに至っている)。
その後、幽鬼の支配者編というギルド同士の抗争を描く章を展開させることになり、ギルドメンバーの多くが戦闘員として参戦することになり、モブだった彼女にも正式な名前と魔法、性格といった設定が付加される。
設定が明らかになった直後は、ガジルに磔にされるといういわゆる「やられ役」だったのだが、真島作品に数少ない貧乳だからなのか、単にデザインが気に入られたからなのか、名前や設定が明らかになった当初から何故か人気が高く、この章の2つ後にあたるバトル・オブ・フェアリーテイル編では足止めされた滅竜魔導士を術式から開放するなど活躍。
この頃にアニメ版も放送を開始し、アニメ版ではよりキャラが掘り下げられ、出番も増加。さらに3つ後の章にあたる天狼島編では過去5人しか誕生していない妖精の尻尾のS級魔導士候補に選ばれるなど、ただのモブキャラからメインにまで昇格した。(と言っても未だ単独で敵を倒したことは無い)
原作番外編(アニメOVA版)では自室を公開している。中は図書館のごとく本で埋め尽くされている(これでも半分は処分したらしい)。また、いくつか官能小説なども所持しているらしい(それをエルザが借りにくるとか)。
また、磔にした張本人であるはずのガジルとは、彼がギルドに加入後から恋愛フラグが立っており、ラクサスの暴力から庇ってもらったのをきっかけに惹かれはじめ、天狼島ではガジルから「オレがお前をでかくしてやるよ」の言葉でパートナー同士になる。天狼島では戦闘ばかりに興味を示して自分を見てくれないガジルと喧嘩したりもしたが、悪魔の心臓(グリモアハート)の襲撃で二人の仲は急接近。ガジルも「小さいと見つけにくいんだ!だからオレから離れるんじゃねえ!!」と見開きでピンチに駆けつけるなど、男を見せた。
悪魔の心臓のヨマズ、カワズの二人との戦いではガジルの指示もあり、戦線を離脱するが、その際にガジルに渡した「IRON」の鉄の塊はOの空白部分がハートマークになっており、もはや完全にガジルにホの字である。
アニメ版の天狼島では、ナース姿のエルザにあっさり浮気(?)したガジルに対し白目向いてマジギレしていることから、浮気がバレると滅竜魔導士や妖精女王真っ青の怖いお姉さんと化すようである(この時だけ、珍しくドスの効いたレビィのボイスが聴ける)。
7年後にガジルが大魔導演舞に向けた修行に出かけた際も同行しようとする(断られるが)など、彼のことが気になって仕方ないようである。
しかし、大魔導演舞最終日より少し先の未来では顔中が傷だらけになり、涙を流して親友ルーシィに向けた手紙を認めていた(この章だけ、これまでルーシィが行っていたモノローグもレビィが担当している)。これは後に『ドラゴンによって壊滅した未来の姿』であることが明らかとなり、本編の時間軸はその滅亡の世界から来たルーシィ、さらに別の未来から来たローグという二人の未来人によって紡がれた新たな歴史の時間であることが明らかとなった。
アニメオリジナルの日蝕星霊編では、日蝕カプリコーンとともにダイビングクイズに挑戦。問題はフェアリーテイルに関するマニアックなカルトクイズだったが、最後の問題がまさかの「レビィの好きな人を答えよ」だった。口の形はハッキリと示されたが、音声が絞られていたために視聴者にはわからなかったものの、直後に正解を伝えるアナウンスがあったので、きちんと口にした模様。え?結局誰なんだって? 君たち観客席で見てたから知ってるでしょ?
さらに原作の「冥府の門」編では妖精が全員水中で溺れる大ピンチの中、未来少年コナンのラナの名場面をやってのけた。これに大喜びしたファンは(特に海外で)多かったという。
なお、別世界のエドラスにもレビィが存在しており、こちらは本編の世界(アースランド)の彼女とは対照的に姉御系の理系女子である。原作でも登場するが、アニメ版の方が詳細が描かれており、Mな理系男子の中にはこっちのレビィの方が好みという人もいる。
上記のように、レビィは元々モブで、本編に絡む予定の無かったはずのキャラである。
しかし、何故か人気が出てしまい、本編で活躍させるにあたり、キャラクターとしての個性を出す必要が出てきた。
そこで、周りの女子キャラとは異なる低身長で貧乳という真島キャラとしては珍しい試みが取られた。
実は、ごく初期のモブ時代は立派な谷間を持つ美女であり
1巻巻末や第42話のプロフィールなどで幻の『谷間のあるレビィ』を拝見することができる。
だが、上記の作者の一存によって、回を重ねるごとに身長が低くなり
また胸部の立体感も段々と無くなっていってしまったのである。
カオス劇場と化している巻末質問コーナーでレビィが作者に苦情を出さないか、実に心配である。
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最終更新:2024/04/24(水) 03:00
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