「ボクの名前はレーベレヒト・マース。
レーベでいいよ、うん」
レーベレヒト・マースとは、第二次世界大戦時のドイツ帝国海軍所属Z1型(1934型)駆逐艦1番艦Z1「レーベレヒト・マース」(Z1 Leberecht Maaß)をモデルにした、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場する艦娘(かんむす)である。
艦これの開始当初から、いずれは海外艦を実装する旨は公表されていたが、艦これが始まってから11ヶ月目になる2014年3月14日のアップデートで、遂に3人のドイツ艦娘が実装された。
そして、その3人のうちのひとりにして、提督たちが最初に出会うことになる[1]ドイツ艦娘こそが、ドイツ帝国海軍所属の駆逐艦のボクっ娘、Z1ことレーベだった。
同年3月28日にはZ3共々、実装後僅か二週間でZwei(改二)が実装されている。
また、後述するが、2015年6月12日のアップデートで、ようやく通常海域のドロップが追加されている。
薄い銀髪(?)ショートカットにアイスブルーの瞳の持ち主で、ドイツ海軍の制服を模した濃紺のセーラー服(の上のみ!)と、同じく濃紺で艦名「Z1」を記したベレー帽という出で立ち。長良型のように銃器然としたデザインにされた主砲を手にしている。セーラー服からすらりと伸びた白いふとももが濃紺の制服に映えて大変よろしい。
あ、ゲシュタポの方ですか、異国までわざわざご苦労さまです。
デザインが同じこともあってか、ワンピースの制服のせいか、どう見てもパンツじゃ無いから恥ずかしくない娘にしか見えなかったりする。あとは、「ボクっ娘」「銀髪」「ドイツ」というキーワードから、前世は霊子甲冑を纏って帝都を防衛していたドイツ少女だったのでは? という提督も。そういえば向こうの隊長さんも帝国海軍の出身でしたね。
デザイン担当の島田フミカネによって艤装の詳細が公開されており、腰にあるのは救命筏、Zwei(改二)の変化はマストの三脚化他、史実の「Z5」をモデルにしたものだということである。
艦娘としてのレーベの特徴(というか、妹のマックスも同じスペックのため、Z1型駆逐艦娘の特徴となるが)は、改装前からスロットが3つ解放されている、というところにある[2]。
改造レベルは30(Zweiの改造レベルは70)と割と高めであり、しかも改造してもレア装備を持ってきてくれる訳でもなく、4番目のスロットが使えるようになったりもしない。元々低かった運は改造すると倍になってようやく他の駆逐艦なみになる。その他のスペックも高くはなく、Zweiになってようやく甲型駆逐艦の改程度の強さ、かつ、燃費は島風同等に悪く、運用には愛が必要である。Drei実装はよ!
だが、そんなことよりも提督諸氏にとって重要なことは、改造すると時報台詞が追加されることであろう。さぁ、レーベの用意してくれるニュルンベルガーソーセージを美味しく頂こうではないか。
※ニュルンベルガーソーセージは、ドイツ南部ニュルンベルクの名物料理の短いソーセージである。正式にはニュルンベルガーブラートヴルストというらしい。レーベがなぜ提督の朝食にこれを選んだのかは、正直判らないので運営に聞いて頂きたい。
2015年秋には、オクトーバーフェストmodeと称して限定グラが実装された。オクトーバーフェストとは、まぁ言ってみればドイツの秋祭りで、ドイツらしくビールとソーセージが提供されるのがお決まり(元は新ビールの醸造祭だった、という説もある)。ディアンドルと呼ばれる童貞を殺す服ドイツ南方の民族衣装を身に纏っているのは、オクトーバーフェストのウェイトレスさんの制服のようになっているかららしい。偽装もビールや食べ物を運搬するお祭り仕様となっており、手にはプレッツェルを持っている。かわいい。
中破すると、スカートのお尻のところが破けて大変なことになるが、それをガードする黒猫が!(見ようによっては黒猫がじゃれついたために大変なことになったようにも見えるが) この黒猫は運営のツイッターで「不沈猫」と呼ばれているところから、オスカー[3]と思われる。
2017年夏にはゆーちゃん(ろーちゃん)と共に里帰り水着modeとして待望の水着modeが実装された。スレンダーである。ちっぱいと表現することすらおこがましい程にとてもスレンダーなのである。そんな可憐な少女がマックスとおそろいの白のローライズセーラービキニ(マックスとの唯一の違いはスカート状のフリル付きであること)である。余計なものを全て削ぎ落とした、人体そのものが持つシンプルな美しさに全国の提督達は⇒戦慄する。こととなった。ゲシュタポさん俺らです
さて、ここで運用上の注意を述べておく。
入手したら直ぐにロックしろ!
マックスを建造できるまで出撃させるな!!
大本営との約束だぞ!
まず、レーベの最も安全で確実で資源に優しい最初の入手方法は、任務報酬である。
が、この任務「潜水艦派遣による海外艦との接触作戦」は、事前に「第一次潜水艦派遣作戦」「第二次潜水艦派遣作戦」「潜水艦派遣作戦による技術入手の継続!」の3任務をこなす必要がある。それぞれ、48時間の潜水艦遠征を1回、1回、2回の計4回、実に丸々8日間潜水艦4隻艦隊を遠征に出さないとならないと、非常に時間が掛かる。
また、任務達成前に格納庫に空きがあるかを入念に確認しておきたい。格納庫に空きがないと任務報酬で貰える艦娘を受け取れないからだ。
さらに、間違ってレーベを解体や轟沈させたら、マックスやビスマルクの入手がとても難しくなる。
と、建造時の秘書官が決まっている(改造、練度は問わない)のである。
そのため、レーベしかいない状態でレーベを轟沈、解体してしまうと詰みに近い状態となってしまう。
また、期間限定イベントでも度々ドロップが確認されているが、中盤以降のボス、若しくは攻略に無関係な面倒なマスでのドロップである事が多い。
通常海域でのドロップも確認されているものの、4-5-Nマス(二期)のみという後半海域であり、まずマップ開放までの難易度(4-4、5-1をクリア)が高い。
勿論道中もボスも強い。更にレーベマスは道中であるため、ドロップ判定そのものがない可能性もある。
勿論ドロップ率自体が無茶苦茶低い。
…と、「可能性はゼロじゃないよ?」レベルでしかないのだ。
以下チャートのようなもの
紫→対潜水戦 青→能動分岐 緑→戦闘回避 R→渦潮(燃料) N→レーベマス T→ボス
そんなわけで、通常海域で掘るのは非常に難易度が高い。
手に入れた提督諸氏は大切にしていただきたい。
図鑑や編成画面を見ると、「Z1」と書いてあるだけの素っ気なさに驚いた提督諸氏も多いことだろう。
"Z"は「Zerstörer」[4]、英語で言うところの「destroyer」、つまり駆逐艦のことである。そう、レーベことZ1は、ドイツ帝国海軍の栄えある駆逐艦第一号なのである。それまでドイツ海軍は、メーヴェ級やヴォルフ級といった艦艇を駆逐艦に分類していたが、本格的大型駆逐艦のZ1級の誕生と共に、それらは水雷艇に格下げになってしまったため、Z1が駆逐艦第一号となっている。
さて、艦型名は基本的にネームシップの名前を取るわけで、レーベとその妹達はZ1型駆逐艦と呼ぶ。
ただ、それではZ1本人と紛らわしいためか、計画年を取って1934年計画型駆逐艦とも呼び、実際図鑑で妹のマックスはこちらの艦級を名乗っている。それを略して1934型ともいう。つまりZ1型=1934型である。資料等を読む際には注意されたし。
さて、Z1型駆逐艦は全長116mで特型駆逐艦並、排水量は2260トンと後の陽炎型をも上回る大型駆逐艦である。
その武装はというと、日米駆逐艦なみの12.7センチ単装砲5門、3.7センチSK C/30連装対空砲2基、20ミリ機関砲6門、4連装53センチ魚雷発射管を2基、爆雷投射機4機、爆雷または機雷60発と、こちらも充実している。
ただし、前述の通り想定している作戦海域が違うため、航続距離は同期の日本の白露型の半分(Z1型の航続距離1900海里に対し白露型は4000海里)。「あまり外洋での艦隊戦は得意じゃ無い」との台詞はこのためか。
さらに「高温高圧缶や機関部のシフト配置など、技術の国ならではの設計になってるんだ」と本人も自慢げに語るが、その缶が問題で、整備が困難で大きな振動を発するなど十全の性能を発揮できなかった。
これがZ1型が4隻しか作られず、改良されたZ5型(1934A型)に移行する遠因となっている(初春型が6隻で打ち切られ、改良された 白露型に移行したのと事情は似ている)。
ドイツ初の本格的大型駆逐艦Z1は1934年10月10日起工され、1937年1月14日に就工した。
余談だが、日本には奇しくもほぼ同時期の1934年10月16日に起工し、ほぼ同時期の1937年1月7日に就役した駆逐艦がいる。ソロモンの悪夢と呼ばれたっぽい、あの駆逐艦である。
つまり、日本海軍では白露型を製造している時期に、ドイツはやっと初の駆逐艦を作っていた、ということになるわけだが、それはまぁ、大陸に位置し軍備を制限されバルト海、北海という内海での戦闘を想定していたドイツと、島国であり太平洋での決戦を想定していた戦勝国の日本とでは、色々と事情が異なる訳なので仕方ないだろう。
さて、艦これに親しんでいる提督諸君であれば、神風型駆逐艦や睦月型駆逐艦には当初艦番号が付いていたこともご存知であろう。神風型と睦月型の場合は途中で艦番号が廃止になり、今の名前が付いたわけだが、ドイツの場合は最後まで艦番号と艦名の両方が併用されていた。
レーベも例に漏れず、艦番号が「Z1」であり、艦名は<レーベレヒト・マース>という。この艦名は、第一次大戦のヘルゴラント島沖海戦でイギリス海軍と戦って戦死した海軍少将の名前を頂いている。マース少将も死後100年以上たった異国で自分の名前が美少女になるとは思ってもみなかったであろう。
ちなみに、ドイツ海軍の駆逐艦の艦名には、当初はこのマース少将のように、一次大戦で戦死した海軍軍人の名前を付けていたが、ネタが尽きたのか面倒になったのかは定かでは無いが、 Z23以降は名前を付けるのを止めてしまっている。このため、ドイツには名前付きの駆逐艦は22隻しかいない。ちなみにレーベの帽子に「Z1」と描かれているのは将来的な番号のみの駆逐艦に対応したものだとか。
さて、二次大戦(欧州戦線は1939年9月開戦である)が始まっても、北海ではイギリスの漁船団が出漁していた。これは北海がニシンやタラの豊富な漁場であるためだったが、ドイツ側では、イギリスが漁船団にかこつけてこの海域で何か工作をすることを危惧し、拿捕・撃沈すべくZ16を旗艦として、Z1、Z3、Z4、Z6、Z13である(Z6以降は、言わば改Z1型といえるZ5型(またの名を1934A型)駆逐艦)の6隻からなる駆逐艦隊を向かわせた。これがヴィーキンガー作戦である。
しかし、現場に向かう途中、まだドイツ軍が敷設した機雷原を抜けている最中だった1940年2月22日の夜、事件が起こる。午後7時過ぎ(冬で、しかも緯度は北海道より上。当然、真っ暗闇である)に上空を飛行する航空機を発見した駆逐艦達は、対空攻撃を開始した。
戦隊の最後尾を進んでいたZ1も航空機に向かって応射していたが、19時56分、対空砲を発射した直後に艦上で爆発が起こり、そのまま艦は真っ二つに折れて轟沈してしまった。夜間対空戦闘で何がどうなってるのか良く判らないほど現場は混乱しており、ようやく騒ぎが収まってみると、マックスことZ3も姿が見えず、漂流物などからこちらも沈んだと判断された。駆逐艦6隻のうち2隻を現場に着く前に失ったため作戦は中止となり、艦隊は本国に引き返した。
が、むしろ問題はここから後だった。実はドイツ空軍もこのとき北海で作戦中で、しかもHe111爆撃機が「艦船を発見し、撃沈した」と報告していたのだ。
まさかの同士討ちの可能性があることを知った総統閣下は激おこになり、調査委員会を設置させて原因を調べさせたところ、なんと「海軍は空軍の作戦を知らなかった」「空軍も海軍の作戦を知らなかった」というお粗末な事実が発覚したという。そりゃ総統閣下もぶち切れるわな。 ちなみにレーベは爆弾が直撃して沈没、マックスは爆撃を回避しようとしてイギリスが敷設した機雷に突っ込んで轟沈した、と考えられている。
実は、現時点で実装されている艦娘の中では、演習中に電に激突されて沈んでしまった深雪様に次ぐ早さでの退場だったりする(それまで、実際に戦没した最初の艦娘とされていた如月の沈没は41年12月なので、実はレーベとマックスの方が早い)。
これを反映してか、レーベとマックスの運は6と駆逐艦にしては低く設定されてしまっている。扶桑姉妹のお茶会に招かれる資格は十分だろう。
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最終更新:2025/04/02(水) 02:00
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