レーヴァテイルとは、ガスト制作、バンプレスト(現バンダイナムコゲームス)制作のRPGゲームシリーズ「アルトネリコシリーズ」の世界に存在する架空の種族である。
レーヴァテイルは、アルトネリコシリーズの世界「アル・シエル」において生み出された人工生命体で、詩を紡いで謳うことによって、精神世界と接続している塔から強大な力を引き出す「詩魔法」を使う事が出来る。ただ、見た目は人間と変わらず、詩を謳うかインストールポイント(後述)を見せるかしない限りは区別がつかない。
基本的に3種のレーヴァテイルが存在する。
レーヴァテイルは、前述のとおりに詩魔法が使える。
この詩魔法の発動キーというのが「ヒュムノス語」と呼ばれる人工言語である。
レーヴァテイルは生まれつき(第三世代はレーヴァテイル質発現後)ヒュムノス語を理解し、思い浮かべるだけで謳うことが出来る。(厳密には塔のヒュムノス語記憶領域を脳と同じように使用できるようになっている。)
また、塔と接続すると同時に、塔内のサーバ領域に個人の精神領域を持つ。その精神領域「コスモスフィア」に他人を入れる「ダイブ」を行うことによってより強力な詩魔法を紡ぐ事が出来る。尚、ダイブはダイブされるレーヴァテイルの「心の中」を覗くこととほぼ同じことであるため、親しい人同士でないとクリティカルダウン(強制排除)が起こり、最悪の場合、ダイバーの生命に危険が及ぶ。また、親しい人でも、心を許せる範囲があるため、その範疇外にダイバーが行かないよう、コスモスフィアには「心の護」と呼ばれる存在がいる。
レーヴァテイルの詩は各接続サーバの導力範囲に左右され、その範囲から外れると、詩魔法の使用が出来ない。また、サスペンドや導力切断などによって塔が停止した場合も詩魔法の使用が出来なくなる。
第2作でジャクリが、第3作でココナがそれぞれ別の塔にいながらにして詩魔法を行使していたが、前者はメタ・ファルス在住レーヴァテイル同様、中継衛星「ソル・マルタ」経由で、後者はさーしゃが作成した衛星の中継によって各接続サーバに接続しているので行使が出来た。
レーヴァテイルが「謳う」事と通常人間が「歌う」ことはそもそもの原理が違うため、音痴のレーヴァテイルも存在する。また、作中で音痴なレーヴァテイルが歌の練習をするシーンがあるが、(1のオリカなど)原理が違う為、本来はあまり効果がない。(厳密にないとは言い切れないようだが…) さらに、ヒュムノスを紡ぎながらご飯を食べたりといった「他のこと」もできるらしい。
※以下には第2作目「Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩」の重大なネタバレが含まれています。ご注意ください。
また、2のジャクリエンドにおいて、主人公クロアがヒュムノスを謳っているが、クロアは男性で、さらに作中でも言っている通り、自らヒュムノス語を勉強して覚えて歌った物であり、ヒュムノスではなく、古来から人間の吟遊詩人達が使う月奏に分類される。
でもベータ純血種の中でも最強クラスのレーヴァテイルであるジャクリといくらコスモスフィアLv.9までクリアしているとはいえ、即興でヒュムノスであんなに上手に謳えるのは人間業じゃないと思う。というかあんな女性っぽい顔ってことはレーヴァテイルかもしれないという説も根強い。が、あくまでファンの中での推測の域を出ない。まあ、実は母親がIPDレーヴァテイルでクロアもレーヴァテイル質を持っているので、その影響かなとか言ってみる。
全てのレーヴァテイルには、身体の一部に「インストールポイント」と呼ばれる紋が現れ、そこから延命剤を投与したり、パワーアップのためのグラスノ結晶を入れる。(インストール)また、そこが塔との結節点となっていて、精神(ひいては自分自身)と密接に関わっている為、信頼した相手以外には見せることはない。第三世代の延命剤投与やインストールは苦痛も伴ううえ、インストールポイントを相手に曝す為、極めて親しい仲でないとすることは憚られる。
尚、インストールポイントの形状は オリジン>β純血種>第三世代 の準に形状の規則性が存在し、オリジンがもっとも整った形をしており、第三世代はオリカの様に楕円形である事も多い。
アルトネリコシリーズ第2作目で新たに登場したレーヴァテイルの種類。
通常、レーヴァテイルは皆各詩魔法サーバにアクセスすることでその能力を発揮する事が出来る。
しかし、メタ・ファルスでは、大地創造の詩「メタファリカ」実現のために造られた特殊サーバ「インフェル・ピラ」に精神領域を持つ「I.P.D.レーヴァテイル」が存在する。
I.P.D.レーヴァテイルかどうかは見分けが付かないが、I.P.D.レーヴァテイルはアルトネリコに登録されていない「新約パスタリエ文法」と呼ばれるインフェル・ピラ専用のヒュムノスを使えるため、謳う事によって判別が出来る。一般のレーヴァテイルは新約パスタリエ文を理解できないが、I.P.D.レーヴァテイルはインフェルピラがアルトネリコのエミュレート機能を搭載しているため、通常のヒュムノスも使用できる。(インフェル・ピラ内で新約パスタリエに自動的に読み替えられる)
I.P.D.レーヴァテイルはコスモスフィアの第8層・第9層(深層心理領域)の境界を持たない為、コスモスフィアに心の護を持たない。これは、インフェル・ピラの設計概念上の特性で、この特性により、I.P.D.クイーン(2の作中ではクローシェ)にのみ使う事が出来る詩魔法強化用のヒュムノス「METHOD_REPLEKIA/.」を使う事が出来る。
尚、I.P.D.レーヴァテイルとなる際に精神不安を引き金に暴走し、周りに甚大なる被害を及ぼすことがあり(I.P.D.暴走)メタ・ファルスでは非常に深刻な問題となっていた。これは、過去にインフェル・ピラが受けた損傷が原因。
主要キャラでは、クローシェ、ココナ、ソニア、インフェルが該当。
私たちの住む現実世界にも、詩魔法は使えないがヒュムノスをネイティブに使う事の出来る「リアルレーヴァテイル」や「野生のレーヴァテイル」が存在する。
レーヴァテイルに関するニコニコミュニティを紹介してください。
掲示板
11 ななしのよっしん
2019/02/20(水) 01:22:56 ID: 6l6Of9OQHV
>>8
麻雀に例えると、満貫じゃすまされないレベル。
リーチをかけた大車輪(ダブル役満相当レベル)。
四槓子(全部暗槓、全部明槓)や国士無双海底(馬10.20以上)よりは軽い。
本命の一撃レベル。
12 ななしのよっしん
2022/02/04(金) 22:53:25 ID: qtcxbCtC0Z
>>8
第一塔を破壊出来るエネルギーとなると、また惑星に致命傷を負わせる羽目になるのでは。
今度こそ世界が滅びるね。
13 ななしのよっしん
2022/08/16(火) 02:32:24 ID: qtcxbCtC0Z
>>5
男の月奏ならあるいは
クロアとライナーはヒュムノス語をお勉強したので
レーヴァテイルは無理でも月奏程度なら可能性があるのでは
クロアはジャクリとデュエットしたし、ライナーはヒュムノス語で日常会話が可能だし
急上昇ワード改
最終更新:2025/02/19(水) 05:00
最終更新:2025/02/19(水) 05:00
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